本日の教本メルマガは「乳幼児の発達とレッスン 1歳・2歳の指導法」のご紹介。
以下、メルマガの内容を掲載してみます。
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◆(1)今日の教本
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『 乳幼児の発達とレッスン 1歳・2歳の指導法 』 石黒加須美・著
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おはようございます。
株式会社リーラムジカの藤 拓弘です。
今日ご紹介するのは、
『 乳幼児の発達とレッスン 1歳・2歳の指導法 』
という書籍です。
最近では、ピアノを始める子どもの低年齢化が
進んでいると言われています。
中には、0歳から始めるリトミックなどもあり、
人気のようです。
今回は、リトミックを取り入れたレッスンを
取り上げた書籍のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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書籍の「はじめに」には、
「この本では、今まであまり取り上げられていない1歳・2歳・
3歳・4歳の子どもの発達(心と身体)とその時期を理解し、
それをピアノ教室でどのように育てていくかを取り上げています」
とあります。また、
「年齢を意識した『適期教育』を取り入れることにより、
脳の発達を促し、バランスの取れた人間力のある子どもたち
を育てることができるようになります」
として、リトミックを中心としたレッスンの
解説、そして実例を紹介しています。
内容は、4章から成り立っています。
【第1章】1歳からはじめよう!ピアノ教室で頭の良い子に
【第2章】1歳児クラスのレッスン実例・譜例集
【第3章】2歳こそチャンス!五感が最も伸びる時期
【第4章】2歳児クラスのレッスン実例・譜例集
乳幼児の発達についてや適期教育、
レッスンの具体的な内容などを掲載しています。
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◆(2)1・2歳のレッスンで大切なことが分かる書籍
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最近では、ピアノの先生でもリトミックをレッスンに
取り入れている先生も少なくありません。
やはり「ピアノに向かう前」の乳幼児期が、いかに
大切かを理解されているからなのでしょう。
ただ私を含めて、実際に学んだ経験がなければ、
どのようなことをすれば良いか分からないもの。
本書では、その点を分かりやすく解説しています。
また個人的に、乳幼児の発達段階についての記載は、
該当する年齢の子どもを持つ親として参考になりました。
参考になった部分はたくさんありましたが、
いくつか挙げてみると、
「素足で歩かせて、いろいろな感触を体験させることも、
感性を育てることにつながります」
「歩きながら脳の前頭前野を鍛えることができる」
「脳には、2つのことを同時に行うと、その体験がより
脳の深いところに刻まれるという特性があります」
「目の前の人が、自分に興味を持っているのかどうか
分からないために出る拒否反応が人見知り」
「自分の行動に対して鳴らされる音であれば、
『聴く』ことに集中しやすくなります」
写真も多く掲載されており、実際のレッスンの様子を
感じながら読み進めることができます。
これから乳幼児もレッスンしていきたい、という
ピアノの先生には参考になる書籍ではないでしょうか。
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『 乳幼児の発達とレッスン 1歳・2歳の指導法 』 石黒加須美・著
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