いつもこのブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
発売から一週間が経った新刊、
「ピアノ教室アイデアBOOK(ヤマハミュージックメディア)」
嬉しいことに、すでにたくさんの先生の
お手元に届いているようです。
「知りたかったことが細やかに書かれています」
「お便りを作り変えたいタイミングでドンピシャでした」
「先生方の努力とあたたかさがひしひしと伝わってきます」
「できるところから取り入れたいと思いました!」
といったご感想もいただいています。
本当に嬉しいですね!
先ほどAmazonを見てみたら、
ランキングで1位になっていました。
(なぜか「ピアノメソッド」のカテゴリですが…)
■レッスンと教室運営は両輪
ピアノの先生というと、レッスンがメインのお仕事、
と外部の方には思われているようです。
もちろんそうなのですが、レッスン「以外」にも
同じくらい重要で大切なお仕事があります。
それは「教室運営」です。
私が「成功するピアノ教室(音楽之友社)」を出版した7年前は、
まだ業界には「教室運営」に関する情報が、
それほど多くなかったように思います。
ピアノ教室のほとんどは「個人教室」。
それぞれの先生に、それぞれのノウハウがあり、
試行錯誤を繰り返して、自力で教室を創り上げます。
ただ、少なくとも10年前の業界には、
「オープンな雰囲気」がほとんどなく、
知りたいことや悩みを誰かに相談する、
自分の持つ情報やノウハウを誰かに提供する、
そんな雰囲気はなかったように思います。
老舗の「秘伝」が「門外不出」であるように、
ピアノ教室の運営法も、ほとんど日の目を見ない。
そんな時代だったように思います。
■業界に変化が生まれる
ただ、朗報です。
時代は変わりました。
私の肌感覚で恐縮ですが、この業界にも、
「私たち、つながっていいんだ」
そんな雰囲気が広がってきています。
10年前には考えられないほど、
ピアノの先生の横のつながりが広がり、
お互いが切磋琢磨して高め合っていらっしゃる。
今はインターネットやSNSがあります。
全国の同じ志を持つピアノの先生が集い、
情報をシェアし、支え合い、励まし合う。
そんな時代になってきています。
■「ピアノ教室アイデアBOOK」の持つ意味
2年前に世に出た「ピアノレッスンアイデアBOOK」、
そして先週発売の「ピアノ教室アイデアBOOK」。
この2冊の本の持つ意味は、深いと感じています。
大げさではなく「画期的な出来事」だと思っています。
なぜなら数年前までは、
「いい情報は自分だけのものにしておこう」
という考えが主流だったものが、
「いい情報は惜しげもなくシェアしていこう」
というマインドに変化した。
ピアノの先生、そして業界のマインドチェンジが
「形」となって現れたのが本書だからです。
10年前であれば、こうした本は有り得なかったでしょう。
監修していて何度も思いました。
「この本は、新しい時代の幕開けの象徴だ」と。
■レッスンと同じく「教室の引き出し」を増やす
レッスンではどの生徒にも対応するために、
多くの「引き出し」を持っていることが必要です。
引き出しである「アイデア」「情報」があれば、
日々のレッスンに自信が生まれます。
これは「教室運営」の面でも同じです。
レストランも、料理が美味しいのと同時に
円滑な店舗経営が根底になければならない。
ピアノ教室も、素晴らしいレッスンと同時に、
充実した盤石な教室運営が必要なのです。
そのために必要なのが「情報」なわけです。
■あらためて新刊を開いてみて…
先週発売の「ピアノ教室アイデアBOOK」。
この書籍では「40個」もの
教室運営の情報をご紹介しています。
特筆すべきは、すべて「現場の先生」が
実践され成果のあったものだけを集めた点。
それぞれには、実物の掲載はもちろん、
「ここがポイント!」もご紹介。
サラリと書いてあって見落としがちですが、
「ここが知りたかった…!」
という情報が散りばめられています。たとえば…
●体験レッスンは「日時限定」にする
⇒限定に人は反応します。人気教室の雰囲気も。
●教室の「キャラクター」の活用
⇒企業はキャラクターやマスコットで
ブランディングを図っています。ピアノ教室も…
●たった「一枚の紙」で紹介を生む
⇒紹介して欲しいとお願いしてもいいんです
●「新年度」にルールを徹底させる
⇒規約は入会時に渡して終わり、ではなく、
「いいタイミング」で「毎年」渡すと効果的
●教室の規約の「書き方」にはポイントが
⇒書き方ひとつでトラブルは防げます
●たった一枚の「お便り」で教室に一体感が
⇒生徒を主役にすること、教室への愛を伝えること、
パソコンが苦手?「手書き」でもいいんです
●次の先生には「ご紹介状」をわたす
⇒引っ越しなどで生徒が新しい先生につく、
そんなときにこれを渡す。先生の愛情ですね
●コンクールや発表会への「やる気」を引き出す
⇒一冊のノート、一枚の紙で実現できます
●シニアのレッスンには「コツ」があります
⇒人生の大先輩とピアノでつながる。素敵ですよね
今回は、オールカラーで見やすく楽しい紙面。
しかも情報満載。
教室に一冊置いておけば、いざというときに、
「心強いパートナー」となるでしょう。
まだお持ちでない先生は、ぜひお手に取ってみてください。
★「ピアノ教室アイデアBOOK(ヤマハミュージックメディア)」
■あらためてラボ会員様に心からの感謝を
この書籍は「ピアノ講師ラボ」の
会員様の情報をまとめたものです。
毎月お届けしているニュースレターの
「教室運営のコツとツボ」のコーナーの書籍化。
ピアノ講師ラボ全体に行き渡っている、
「いいものはシェアする」
というマインドが書籍という形になり、
あらためて感慨深いものがありますね。
あらためて貴重なアイデアを
惜しげもなくご紹介いただいたラボ会員様。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
貴重なお時間に、最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
いつも本当にありがとうございます。
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