いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
10年間書き続けている私のメールマガジン。
おかげさまで先週519号を迎え、
読者数も5,150名を超えてきました。
今日は、このメルマガで反響があったものを、
ブログでもシェアしてみます。
■メルマガ【成功するピアノ教室】vol.501より
今回のメルマガの「ごあいさつ」にて、
500号記念への嬉しいご感想のことを書きました。
いただいたメールに、
「音楽のことだけでなく、人としてもっと良くなる
アドバイスが頂けて本当に感謝しています」
といったお声もいただきました。
正直、私はメルマガを通して自分の思いを
お伝えしているだけなので、
こうしたご感想は恐縮なのですが、
とても嬉しかったですね。
私はこれまで2,000人を越えるピアノの先生との
出会いをいただいてきました。
そのなかで、生徒を伸ばすことができる先生は
「あるもの」が違っていると感じています。
はたしてそれは何か?
最初に答えを言うと、それは「熱量」です。
■相手を動かすものとは?
教える人の「熱量」は教わる側の人間に伝わります。
思い出してみてください。
学校生活で心に残っている先生は、
熱のこもった授業をしている先生だったでしょう。
県大会に行くような部活の先生は、
熱量の高さで生徒を導く先生だったでしょう。
セミナーで心に残っている講師は、
体でぶつかってくるような講演をしていたでしょう。
白熱教師、熱血教師という言葉がありますが、
まさしく「熱」が生徒に伝わっている。
金属に熱が伝わっていくように、
人間にも「熱」は伝わるんですね。
教える人間の熱が伝わったときに、
「よし!やろう」「私にもできる!」
そんな受講者の心の動きや行動に変わる。
水を沸騰させるために「熱」が必要なように、
相手を動かすためには「熱」が必要である。
パワーとかエネルギーと言ってもいいかもしれません。
■熱の正体は何か?
ではその「熱」はどこから来るのか?
それは「本気」です。
白熱教師は、本気でその科目に向き合い、
本気で生徒に向き合っているからこそ、
熱量の高い授業ができるわけです。
本気で生徒の可能性を信じているからこそ、
熱の伝わる授業が生まれるわけです。
そして、彼らを引っ張っていけるわけです。
いわゆる「リーダー」と呼ばれる人は、
熱量が高いから、本気だから、信じているから、
だから人が付いてくる、
結果的にリーダーとなる。
■生徒の心に炎を灯す
これはピアノの先生も同じですね。
熱量は確実に生徒に伝わります。
本気かどうかは確実に生徒に伝わります。
生徒を信じているかどうかは確実に伝わります。
先生の「熱量」「本気」「信じる心」が伝わって、
「生徒の成長」という成果が生まれる。
生徒を伸ばす、生徒を成長させるというのは、
結局は「相手を動かすこと」と同義語です。
何かを学ぶのも生徒自身、練習するのも生徒自身、
本番で力を出すのも生徒自身。
人の成長には、指導者がどうしても
関与できない部分があるわけです。
けれども「熱」は伝えられる。
「本気で信じる」ことはできる。
子どもたちの心に「小さな炎」を灯せるのは、
そうした先生であることは間違いないでしょうね。
●以上、メルマガ【成功するピアノ教室】vol.501から抜粋
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