いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日は弊社のメールマガジンで反響があったものを、
こちらのブログでもシェアしてみます。
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有り難いことに、私はたくさんの
ピアノの先生とのご縁をいただいています。
ほんとうに素晴らしい方ばかりなのですが、
どの先生にも共通するマインドが、
「子どもの心に限界を作らない」
ということ。
日々のレッスンのベースに、
「(あなたは)どこまでも行ける」
「(きみは)なんでもできる」
そういう強い思いがあります。
「この子ならこんなものだろう」
「これ程度できればいいかな」
そんな枠が一切ありません。
「もっとできる、もっとよくなる!」
「もっと遠く、もっと高くまでいける」
徒競走のゴールの白い布があります。
それを切らせないために、いつも一緒に
少し先を走っている、そんなイメージでしょうか。
■失敗を喜ぶマインド
それから「失敗」に対する考え方も。
大きな成功よりも、小さな失敗を歓迎する。
成功よりも失敗から学ぶことのほうが
人生ではとっても大事だ、と知っているからです。
失敗してもラッキー。起き上がることを学んだのよ。
失敗してもオーケー。行動したことが尊いのよ。
どんなに小さな一歩でも、踏み出せば、
その分前に進むことができる。
自分の失敗談も話しながら、
立ち上がることの大切さを伝える。
ここにも「生徒の心に限界を作らない」
という思いがにじみ出ているように思います。
■比較しない
それからいつも、
「あなただからこそできること」
を基準にレッスンをしている点。
人はどうしても他人と比較しがちです。
あの人に比べて自分は…
あの人なら自分のほうが勝ってるかな。
他人と比較することで、不安になったり
あまり意味のない優越感を味わったりします。
ともすると、レッスンでも、
「あの子に比べてこの子は…」
「あの子はできるのにどうして…」
こんなふうに考えがちです。
でも、比較から生まれるものは、
やっぱり限界でしかない。
比較した瞬間に、この子はここまでだろう、
という思いが生まれてしまうからです。
だからこそ、比較ではなく、
「この子だから『こそ』できること」
「あなただから『こそ』できること」
を見つけて、そこを伸ばす。
できたことから、さらにできることを見つける。
そしてさらに見つける…
その繰り返しが、生徒を伸ばすために
大切なことだと熟知されているからです。
■何のためにいるのか?
素晴らしい先生は、
ピアノ指導者としての「自分」は、
なんために存在しているのか?
いつも自問しています。
どこまでも子どもを伸ばしていく。
子どもの心に限界を作らない。
素敵な人生を送るための素地を音楽で創る。
そういう思いが、日々のレッスンの中で
きちんと息づいている。
「この子の幸せのために、今自分ができること」
このことをいつも胸に抱きながら、
レッスンをされている。
つまり、すべての選択肢が、
「生徒を良くするため」
のものであり、どの選択肢の先にも
「生徒の幸せ」
を見つめ続けていること。
レッスンすべてが「愛情」ベースになっているわけです。
だからこそ、ときに厳しくても、
その真意がきちんと生徒に伝わっている。
成し遂げたいことがずっとずっと先にあって、
それは最後まで成し遂げられないかもしれないけれど、
それでも追い続けている。
そういうピアノの先生って、指導者としてはもちろん、
人として、やっぱり素敵だなと思います。
(メルマガ「成功するピアノ教室」vol.538より)
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お忙しいなか、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
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