いつもこのブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日ご紹介するのは、
という曲集です。
ベートーヴェンのソナタといえば、
ピアノ学習者であれば誰もが通る道。
「ピアノ音楽の新約聖書」と呼ばれるほど、
音楽史でも重要な作品です。
今回は、その新版のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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本書の帯から引用すると、
「もっと知りたいベートーヴェン!
愛され続ける名曲が
最新の研究を取り入れ
新たに生まれ変わる」
とあります。
本書は、音楽之友社の「標準版ピアノ楽譜」
というシリーズの一冊。
本書は1956年発行のリニューアル版としての刊行です。
帯にある【本書の特長】から引用すると、
■諸資料を参照
筆写譜、初版、最新の原典版を可能な限り参照し、
実用版として作成した音楽之友社オリジナル版
■読みやすい解説
それぞれの曲について、時代背景とアナリーゼの
両方の視点からベートーヴェン研究家と作曲家が
詳細に解説
■分析のヒント
ピアノ・ソナタを弾く上で知っておきたい
基礎的なことを知り、他の曲のアナリーゼにも
役立つ知識を習得できる
■音楽的な運指
ピアノ・ソナタを全曲収録し、
指導者としても活躍を続けるピアニストによる
フレーズを大切にした運指で、もっと音楽的に!
本書は、全32曲を3冊に分けたうちの、第1巻。
「悲愴」を含めた、ピアノ・ソナタの
第1番~11番(op.2~22)を収録しています。
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◆(2)最新の研究で新たに生まれ変わった標準版楽譜
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今年2020年は、ベートーヴェンの
「生誕250周年」の記念の年です。
クラシック界では、それを記念しての
さまざまな企画が予定されています。
今回ご紹介のソナタ集も、そのひとつ。
ベートーヴェンのソナタ集には数多くの版があります。
今回の「音楽之友社版」は、自筆譜や筆写譜、
初版や最新の原典版を参照したオリジナル版。
運指はソナタを全曲収録している迫昭嘉先生によるもの。
巻頭に掲載されている
「ベートーヴェンと『ピアノ』をめぐって」
「ピアノ・ソナタ分析のために知っておきたいこと」
「各曲について」
は、ベートーヴェン研究家と作曲家の
視点から書かれた分かりやすい解説。
特に各曲についての解説は、端的ながらも、
演奏のヒントとしての高い価値があります。
なお、続く第2巻と第3巻も今後刊行予定のようです。
作品を知り、研究するためには、
多くの版にあたることも大事な勉強。
この音楽之友社版も、ご興味があれば、
お手に取ってみてはいかがでしょうか。
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『 標準版ピアノ楽譜 ベートーヴェン ピアノソナタ集 1 』
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◆(3)編集後記
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今年も発売となった「レッスン手帳2020」。
すでにたくさんの先生にお使いいただき、
とても嬉しく思っております。
今年はあらたに「4月始まり」がリリース。
年度始まりのタイミングで手帳を切り替える、
という先生からのご要望で生まれた手帳。
12月始まりの「マンスリー&ウィークリー」と同じ内容で、
4月から翌4月までの13カ月仕様です。
多少、軽量もされて持ち運びにも便利。
もちろん表紙はダウンロードして、
他のものに着せ替えが可能です。
「4月始まり」の手帳も、ぜひチェックしてくださいね。
★「レッスン手帳2020 マンスリー&ウィークリー(4月始まり)」
それでは今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
★「ピアノ講師ラボ」2020年2月号(1/31入会締切!)
「福田りえ先生が語る!障がいを持つ子どもへのピアノレッスンの秘訣(後編)」
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★今年も心を込めて監修いたしました!
★「レッスン手帳2020 マンスリー&ウィークリー」
★「レッスン手帳2020 スリムマンスリー」
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