ノリの良い曲から美しい曲まで楽しめる連弾曲集「ダンス・スタイルによるピアノ連弾曲集　ダンス・フォー・ツー」キャサリン・ロリン・作曲・安田裕子・訳・解説

★次回2020年3月号は上原彩子先生との対談！

いつもこのブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「ダンス・スタイルによるピアノ連弾曲集　ダンス・フォー・ツー」

という曲集です。

ピアノの先生であれば、連弾曲集は、
いろいろとご興味があるでしょう。

今回は、さまざまなダンススタイルの
連弾曲が入った曲集のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「『ダンス・フォー・ツー』について」
から引用すると、

「この作品を演奏することで、たくさんのデュエット・
チームが共に音楽を作る喜びと、音楽を通しての友情という
特別な経験を分かち合ってくださることを望んでいます」

とあります。

作曲は、アメリカの作曲家のキャサリン・ロリン。

これまで教本メルマガでも、
いくつか教材をご紹介してきました。

★参考「ピアノdeプレリュード」

★「ピアノの叙情詩」

同じく巻頭の安田裕子先生による、

「大切にしたいダンス・ビート」

から本書についてまとめると、

●初級向けのシンプルな作品だが、
ヴァラエティーに富んだリズムとサウンド

●プリモとセコンドがほぼ同じレベルで書かれている

●音楽の持っているビートを身体で感じ取る
ためにも多いに役立つ

本書に収められている作品をご紹介してみましょう。

1.バロック・ダンス
2.アイリッシュ・ジグ
3.タップ狂想曲
4.パリのワルツ
5.タランテラ・ブリランテ
6.1920’チャールストン
7.ロシアのワルツ
8.ポルカ・パーティー
9.スクエアー・ダンスU.S.A.!
10.いいぞ、オールド・ファッション・ロックンロール
11.二人のセンチメンタル・ワルツ

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◆（２）ノリの良い曲から美しい曲まで楽しめる連弾曲集

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ピアノを演奏するうえで、ソロも楽しいですが、
連弾はまた違った楽しさや喜びがあります。

それは、一緒に音楽を作る喜びであり、
息が合ったときの至福感であり、

一人の演奏では味わえないものが、
そこにあるからだと思います。

そこで今回ご紹介の曲集。副題が、

「ダンス・スタイルによるピアノ連弾曲集」。

バロックやジグ、ワルツ、タランテラ、
ポルカ、スクエア・ダンス、ロックンロールなど、

さまざまなダンス・スタイルの音楽を
連弾で楽しむことができます。

レベルは「初級～中級」とあります。

二人のパートは、ほぼ同じレベルで、
どちらもメロディを担当したりと、

プリモとセコンドに偏りのない作りは、
どちらも楽しめる工夫と言えるでしょう。

今回、すべての作品を弾いてみましたが、
個人的には、

●パリのワルツ
●ポルカ・パーティー
●二人のセンチメンタル・ワルツ

が特にいい作品だなと思いました。

リズムが心地よいダンス・スタイルの連弾曲集。

ご興味がおありでしたら、
お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 ダンス・フォー・ツー 』キャサリン・ロリン・作曲・安田裕子・訳・解説

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◆（３）編集後記

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土曜日配信のメルマガではお知らせしましたが、
藤拓弘の「Web新連載」がスタートしました。

タイトルは「教えないピアノ教室」。

この教室で教えるのは、ひとりの老紳士。

その、おじいちゃん先生と、
生徒たちの「対話」で広がる世界。

教え込むのではなく引き出す。
答えは必ず、生徒のなかにある。

対話を通して、音楽を見つめ、
子どもたちの自己肯定感を高め、

生きるうえで大切なことを生徒に伝えていく…

そんな内容となっています。

内容は、フィクションですが、

「夢をかなえたピアノ講師」と同じように、
私の経験や、多くの素晴らしい先生の教えを、

ひとつの世界に詰め込んでみよう、
そんな、私の勝手な「試み」でもあります。

お読みいただけたら嬉しいですし、

何か感じていただけるところが少しでもあれば、
著者としてこの上ない喜びです。

どうぞよろしくお願いいたします。

■新連載「教えないピアノ教室」
【第1話】「生まれてきたことが、この世界への最高のプレゼント」

それでは今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。

★次回2020年3月号は上原彩子先生との対談！（サンプル音声あり）

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