いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
毎週土曜日の朝にメールマガジンを配信しています。
最近では、このブログにて、
反響のあったメルマガ記事を残しています。
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メルマガ「成功するピアノ教室」vol.611(読者数:5634名、2020年5月23日配信分より)
(この記事は2020年5月23日に配信したメルマガを転載したものです)
先日、近畿3府県でも緊急事態宣言の解除がありました。
休業要請も解除されつつあったり、
学校も再開された地域もあるなど、
少しずつ明るい話題も出てきましたね。
ただ、自粛が長く続いているうえに、
慣れないことに時間と労力を使う…
ふだん、普通にできたことができない…
あの先生はあれだけ頑張っているのに自分は…
私の元には、そんな焦りやジレンマを抱えて、
疲れてしまっている先生から、
メールをいただくことが少なくありません。
■自分の感情は…
最近のメルマガでは、こういう状況だからこそ、
「まずは自分を大切にしたい」
そんなことを書いてきました。
単純に、自分を大切にできないと、
本当の意味で、相手も大切にできません。
コップに水がなければ、相手にも与えられません。
自分を大切にするというのは、
自分で自分ををケアしたり、
楽しいことをしていい気分でいる、
そんなことも含まれるでしょう。
でも、本当に自分を大切にするとは、
「自分の感情に責任を持つ」ことだと思うのです。
いま、幸せな気持ちになっているのも、
なんだかイライラしているのも、
焦っているのも、ワクワクするのも、
どの感情もすべて、自分の責任だと自覚してみる。
■なぜか子どもが勉強するように
たとえば、こどもが勉強しないからイライラする…
イライラしているのは、勉強しないから。
こどもに責任があるんだ、私のせいじゃない、
すると、もっとイライラしてきます。
(私も実体験ですごくよくわかります)
でもある日、気づきました。
いま感じている感情は、誰の責任でもない、
「自分の責任で」生み出しているのだ、と。
これが分かると、すごいことが起こります。
「なんだ、どうせならいい(感情)ほうを選べばいいんだ」
と気づくようになるからです。
すごく当たり前のことなんですが、
私にとってはすごい気づきでした。
そして、日々の生活のなかで、
自分で自分の機嫌が取りやすくなります。
(ただ最初からは難しいです。徐々に徐々に…です)
すると、なぜか相手もよくなったりする。
さっきの例であれば、なぜか子どもが勉強を始めたり。
これは不思議なのですが、頷かれている先生も
きっと多いのではないかと思います。
■ピアノを教えるということ
この「気づき」には続きがあります。
大きくいうと自分の人生において、
「自分をいい状態にするのが、自分の仕事なのだ」
と気づき始めるのです。
ピアノの先生として、自分をいい状態にキープする。
これが大事なのだと。
ピアノのレッスンは、音楽の素晴らしさ、楽しさ、
嬉しさ、ピアノが弾ける幸せ、努力する意味…
誰かに形のないものを届ける喜び、
感謝できる心、自分を大切にする気持ち…
そんなことを、子どもたちに伝える仕事だと思います。
つまり、私たちが生涯をかけて取り組んでいるのは、
「子どもたちを幸せにする仕事」だということです。
ということは、それらを生徒に伝えるために、
「自分がそうあること」が大前提になる。
つまり、
「私が幸せになることが、
ピアノを教える人間としての責任である」
ということです。
まずは自分を大切にすることの「本質」が
ここにあるような気がするのです。
■これからもずっと変わらない
こういう大変な状況が長く続くと、
精神的にも疲れてきますよね。
すごくよくわかります。
だからこそ、今日はちょっとだけでもいいから、
今自分が求めていることを先にしてみる。
寝たかったら寝る。だらだらしたかったらしてみる。
ずっと着たかったあの服を着てみる。
自分の心をケアしてあげます。
自分をほめて、ねぎらって、満たしてあげる。
誰もほめてくれないですって?
私がまさにそうです。
だから、自分で自分をほめるんです。
よくやっている。じゅうぶん、えらいよ。
だれかと比べなくてもだいじょうぶ。
わたしはわたし、いるだけですごい。
ご自分をほめられないのならば、
私が代表してお伝えいたします。
よくやっています。じゅうぶん、えらいです。
だれかと比べなくてもだいじょうぶです。
あなたはあなた、それだけですごいんです。
私たちピアノ指導者がすること、できることは、
昔も今も、そしてこれからも変わりません。
どんな状況になろうとも、何が来ようとも、
だいじょうぶです。なんにも変わりません。
いままで通り、生徒に幸せを届けていくだけですから。
・・・ ・・・ ・・・
メルマガ「成功するピアノ教室」vol.611(読者数:5634名、2020年5月23日配信分より)
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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