のめり込ませる工夫と、子どもを心から信じる大切さ『「好き」が「才能」を飛躍させる子どもの伸ばし方』角野美智子・著（ヤマハ）

おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「「好き」が「才能」を飛躍させる子どもの伸ばし方」

という書籍です。

ピアノの生徒さんの大多数は、お子さま。

ピアノ教育は、ピアノを教えるのはもちろん、

子どもの生きる力を育てる、
とても大切な仕事です。

今回は、ピアノ指導者による、
子どもの伸ばし方に関する書籍です。

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◆今日のチェックポイント◆
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本書の巻頭の「プロローグ」から引用すると、

「大切なことは、親や教師の導き方次第で、
子どもの能力は幾通りにも花開くことが
できるということです。それは必ずしも
親が望む方向とは違うこともあるかもしれません。
しかし、自分が好きで見つけた道を進む時ほど、
子どもの能力が飛躍的に伸びる時はないのです」

とあります。

著者は、数々のコンクールにて
入賞者を輩出されてきた、

ピアノ指導者の角野美智子先生。

ピアノ指導はもちろん、
全国での講演活動も展開され、

ピアニストの角野隼斗さんのお母様でもあります。

本書は、その角野美智子先生による、
「原石を磨く」子育て論。

どのようにして、お二人のお子さまを
ピアニストに育てられ、

そして、多くの生徒さんを高みへと
導いてこられたのか。

角野先生の子育てやピアノ教育への
情熱と愛情を感じる一冊となっています。

本書の内容を目次からご紹介してみましょう。

■プロローグ

■第1章子どもの感性と出会う

「まだ小さいから」と、子どもの能力に線引きをしない
「考える力」の土台に感性がある
子どもの興味にとことん付き合い、好奇心を育てる
アウトプットの場を作り、「達成感」を体験させる

■第2章五感を使って感性を育む

日常生活の中で、遊びながら“考える脳”を作る
ピアノを使って、遊びながら“音楽脳”を育てる
練習を飽きさせない、ゲーム感覚の練習方法を考える
「好き！」という気持ちが飛躍をもたらす

■第3章思春期に親ができること

思春期は、これまでの自分の道のりを振り返る時
迷いの時期は、寄り添いながら待ってあげて
子どもの好奇心が適切に育まれる環境を整えてやる

■第4章ぶれない軸を持った人間に

子どもにとって、親の喜ぶ顔は大きな精神的報酬になる
「好き」が「才能」を飛躍させる
これから子育てをする方にお伝えしたいこと Q&A

■エピローグ

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◆（２）のめり込ませる工夫と、子どもを心から信じる大切さ

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私には2人の子どもがいます。

まだどちらも小学生、子育てに関して、
何がよくて、何がよくないのか…

まさに試行錯誤する毎日です。

今回ご紹介の書籍は、

お二人のお子さまを含め、
数々のピアニストを育てられてきた、

ピアノ指導者による子育て論。

まず感じたのは、
子どもを心から信じることの大切さ。

そして、好きなことには、
とことんのめりこませる工夫をすること。