いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
弊社が全国のピアノの先生にご提供している「ピアノ講師ラボ」。
レッスンへの情熱に溢れた先生を対象に、
忙しくてなかなか時間が取れないピアノの先生でも
最新のレッスンを手に入れていただけるように、
毎月定期的に音声CD教材やニュースレターを、
ご自宅までお送りするサービスです。
生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。
「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。
生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。
わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、
レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。
この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。
著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。
インプットの量がレッスンの自信に表れます。
目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。
■「選択理論」ピアノレッスンの中村孝治先生がご登場!
さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
中村孝治先生がご登場です。
来月号の2020年12月号にて、
「生徒がどんどん伸びる!噂の『選択理論ピアノレッスン』の秘密に迫る」
といったタイトルでのお届けです。
今回のブログでは、中村先生との対談で、
心に残ったことをシェアしてみます。
■「選択理論」をレッスンに
来月の「ピアノ講師ラボ」にご登場は、
ピアノレッスンや教室運営に、
「選択理論」
を取り入れている、おそらく日本で唯一の
ピアノ指導者の中村孝治先生。
「体育会系ピアニスト」という肩書も持ち、
柔道の黒帯まで持っていらっしゃる先生。
また、日本プロスピーカー協会会員ベーシックプロスピーカー
でもいらっしゃいます。
まだ30代とお若いのですが、
ピアノ指導への情熱と、
子どもたちへの愛情に溢れた、
素晴らしいお話をお聴きできました。
■選択理論とは?
このブログをお読みの先生は、
「人間関係」や「コミュニケーション」に
きっとご興味があると思います。
高いコミュニケーション能力は、
ピアノのレッスンで必須です。
また、良好な人間関係がレッスンや
教室運営のだいじな基礎となります。
さて「選択理論」です。
「選択理論」はアメリカの精神科医の
ウイリアム・グラッサー博士が発表した、
「すべての行動は自らの選択であると考える心理学」。
行動を決めるのは自分(私)だけであり、
他の誰にも選択させることはできない。
もし問題がおこった場合は、
相手を受け入れ、交渉することで解決する。
その結果、良好な人間関係を築くことができる。
■たとえ叱って練習したとしても…
たとえば、ピアノのレッスン。
子どもに練習をさせたい場合です。
中村先生はおっしゃいます。
「練習をさせたい場合、選択理論に
最も遠い方法は、叱りつけることでしょう」
叱られれば、こどもは渋々練習するでしょう。
けれども、それで長続きするわけもないですよね。
そもそも、子どもたちが渋々練習するのを、
私たちが望むわけがありません。
叱りつけて練習したとしても、
練習のモチベーションは低く、
ピアノがどんどん嫌いになるでしょう。
■子どもは「練習する」選択をしたけれど…
たしかに、叱られたから子どもは、
「練習をする」という選択をしたわけです。
叱られたことでそれを受け入れて、
練習をする選択をした。
でも、私たちの本当の願いは、
「自分(子ども)が本当に練習したいと思って、
練習をする選択をしてくれること」
だからこそ、私たちピアノ指導者は、
いかに促していくかが大切、ということです。
■ではどうするのか?
前述の「練習をさせたい場合」の、
選択理論に最も近い方法は何か?
中村先生はおっしゃいます。
「まずは話し合うことです。3歳児でも
5歳児でも、とにかく交渉することです」
どうすれば練習できるか、
どうすれば練習したくなるか。
練習の妨げになっているものは何か?
そういったことをいろいろ話し合う。
本人が納得した上で、具体的な
行動プランを一緒に考える。
さらに、それができたがどうか、
翌週のレッスンで確認する。
もし、練習の度合いが、
たとえ10点だったとしてもオーケー。
10点だったのなら、次はどうすればいいか?
また一緒に話し合って、行動プランを考える。
そこには一切の否定がないことが
重要だとおっしゃいます。
■先生は生徒は変えられない
選択理論は、人間関係を崩さずに、
お互いが目的とするゴールに
たどり着くための関わり方。
「練習をしていない」という状況だけをみて、
「この子は本当にダメな子だわ!」
と判断すると、どうしても責めてしまう。
「練習しなさい!」と。
そうではなく、練習しないのには必ず理由がある。
「その理由を取り除いてあげるお手伝いをする」
ことが、私たちがすべきことだと。
先生は生徒は変えられない。
その子が練習をしないのも、
その子にとっての最善の選択である。
変えられるのは自分(先生)だけ。
だからこそ、先生が自分の向き合い方を変える。
■そのほかにも…
中村先生のお話は、本当に豊富で、
ここでは書ききれないのですが、
「人間関係構築の原則」
として「思いやりを示す7つの習慣」のお話は、
まさにレッスンで活かせる内容。
●傾聴する
●支援する
●励ます
●尊敬する
●信頼する
●受容する
●意見の違いについて常に交渉する
今回の「練習」のお話でも、
上記のすべてが当てはまりますよね。
その他「してはいけない7つの致命的な習慣」
といったお話も、重要だと思いました。
(会員様はぜひ楽しみにしていてください)
ピアノのレッスン、教室運営に、
「選択理論」はメリットしかない、
と中村先生はおっしゃいます。
私も、レッスンや子育てに応用していますが、
たしかに変わってきているように思います。
なにより、自分の心がおだやかになります。
向き合う心が変わります。
レッスンはもちろん、子育てや職場、学校、
あらゆる場面で役立つ「選択理論」。
その秘密の一端を覗いてしまったら、
人生はきっと大きく変わるでしょうね。
■中村孝治先生との対談内容
ちなみに、今回の音声CD教材の主な内容をご紹介すると…
【CD1】
●中村孝治先生のプロフィールとご活躍のご紹介
●「ピアノ」という習い事にしかない特別なものがある
●すべての行動は自分で選択しているという「選択理論」
●「選択理論ピアノレッスン」はメリットしかない!
●知っておきたい「してはいけない7つの致命的な習慣」
●「Why」を「What」に変えるだけで人間関係は改善する
●子どもたちの「5つの基本的欲求」を満たしてあげる
【CD2】
●褒めることと叱ることはどう考えるべきか?
●これだけは守らせる「教室のグランドルール」とは?
●保護者の方との良好な人間関係を築く秘訣
●個人の他になぜ「グループレッスン」をするのか?
●生徒があっという間に変わる「声かけ」の実例集!
●これからのピアノ教育に必要なこととは?
●中村先生のこれからのビジョンや目指していること
●中村孝治先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかりです。
■中村孝治先生の対談が聴けるチャンスは11/30まで
さて、今回ご紹介の中村孝治先生との対談。
2020年11月30日(月)までにご入会いただけますと、
初回12月号として、中村孝治先生との対談からスタートいただけます。
2021年1月号以降も著名な先生との対談が続きます。
まさに「ピアノ講師ラボ」だけでしか聴けないお話の数々。
ぜひご期待いただけたらと思います。
こういうときだからこそ、未来への
アクションを起こしてみてはいかがでしょうか。
新しい学びをスタートするのにぴったりの秋。
ぜひお手元に届く教材に、期待ください。
中村先生、貴重なお話の数々を、
本当にありがとうございました!
お忙しいなか、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
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