いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
弊社が全国のピアノの先生にご提供している「ピアノ講師ラボ」。
レッスンへの情熱に溢れた先生を対象に、
忙しくてなかなか時間が取れないピアノの先生でも
最新のレッスンを手に入れていただけるように、
毎月定期的に、著名な先生との対談音声や
情報満載のニュースレターをお届けしています。
生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。
「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。
生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。
わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、
レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。
この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。
著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。
インプットの量がレッスンの自信に表れます。
目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。
■いよいよ石嶺尚江先生が再びご登場!
さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
石嶺尚江先生が再びご登場です!
来月2021年9月号にて、
「子どもを惹きつけ楽しく上達させるピアノ指導の秘訣(後編)」
というタイトルでのお届けです。
会員様からの熱いご期待をいただいての、
6年ぶりの再登場となります。
石嶺先生といえば、全国での
「テクニッククリニック」の講座で著名です。
これまで900回以上のセミナーにて、
8,000人ものピアノの先生にレッスン法を伝授。
レッスンですぐに活かせるお話で、
全国の先生を魅了しています。
今回の対談でも、すぐに生徒さんに
伝えたくなるお話の数々、
あっという間に、生徒さんの演奏が
変わる方法をお伝えいただきました。
すでにお届けしている「前編」の対談も、
会員様からの反響も大きく、
早く聴きたい、と「後編」を
待ち望んでいる先生も
たくさんいらっしゃるようですね。
「後編」の9月号も、ブルクミュラーの裏話や、
バーナムの効果的な使い方、
(石嶺先生はバーナムを「神教材」とおっしゃってましたね)
ツェルニーの練習法、発表会の選曲、
これからのレッスンに必要なものなど…
前回にも増して、今日からのレッスンで
使える話題を連発していただきました。
今回は、石嶺先生との対談を編集しながら、
あらためて心に残ったことを、
こちらのブログでシェアしてみますね。
■生徒にバツグンに伝わる「オノマトペ」の使い方
石嶺先生の「後編」の対談も、
本当に話題が豊富だったのですが、
「生徒に伝わるオノマトペ」
は、かなり即戦力になるお話。
「オノマトペ」というのは、
音や声、物の状態を表す
擬音語や擬態語のことで、
ツルツルとか、どっかーん!とか、
私たちも日常でよく使いますよね。
人に伝わりやすく、イメージしやすいこともあり、
モノやサービスの宣伝や広告でも
よく使われています。
(「赤ちゃんのようなすべすべのお肌に…」など)
このオノマトペは、お子さまに
伝えるときにも効果的で、
レッスンで活用していらっしゃる
先生も多いでしょう。
さてここで、
石嶺先生が使っていらっしゃるオノマトペを
「2つ」ほど、ご紹介してみましょう。
■「ティス!ティス!」
スタッカートの連続のときに使えるオノマトペ。
スタッカートで上がった手を、
素早く鍵盤に戻して、次の音の準備をする。
この動きは、演奏でとても大切ですよね。
そこで、生徒さんに実践させるときに、
「ティ」で指や手を上げるスタッカート、
「ス」で素早く降ろし、次の音の鍵盤を触って待機。
という感じで指導。
スタッカートで力が抜けていないと、
上手に次の準備ができないため、
脱力の練習にもつながっています。
対談では「貴婦人の乗馬」の冒頭の
スタッカートなどで実践されていましたね。
■「ビヨーンパラパラ」
音を響かせてのばし、
美しく次の音につなげながら、
その先の16分音符や32分音符などの
細かい音のターンなんかを、
軽く弾きかせたいときに使えるオノマトペ。
「パラパラ」という言葉は、
軽さを伝えるときに効果的ですよね。
そこに「ビヨーン」を入れるところが
さすがだと思いました(笑)
対談では、ブルクミュラーの「優美」の
冒頭を例にお伝えされていましたね。
■ご自身のオノマトペはメモ!
曲の感じ、フレーズの感じを伝えるとき、
音の様子やイメージを伝えるときに、
「オノマトペ」は本当に効果的です。
このブログをお読みの先生も、
きっと多用されていると思います。
石嶺先生は、
「ご自身のオノマトペを、メモっておくこと」
をおすすめされていました。
どういうときに、どんなものを使ったら
子どもたちに効果的だったのか。
これは、先生同士の勉強会なんかで、
ワイワイ話し合っても、
おもしろいかもしれませんね。
■バーナムでショパンエチュードも…
対談では、バーナムの話もありました。
子どもたちにも人気のバーナム、
お使いの先生もきっと多いでしょう。
そのバーナムについて、石嶺先生は、
「子どもの教材と思わないほうがいい」
とおっしゃっていました。
もしかして、ショパンのエチュードまで
カバーできるかもしれない。
ショパンのエチュードで弾けないところを
バーナムで直せるかもしれない。
それだけたくさんの要素がありつつ、
人間の動きと連動しているのでわかりやすい。
バーナムの使い方のお話も
とても実践的でしたね。
…ちょっと長くなってきましたので、
このあたりにしますが、
なにより石嶺先生のレッスンへの情熱、
そして、生徒さんへの愛情と、
がんばっていらっしゃる、
すべてのピアノの先生への思いが詰まった、
素晴らしい対談でした。
■石嶺尚江先生との対談内容
ちなみに、9月号の石嶺先生の音声教材の内容をご紹介すると…
【CD1】
あらためて石嶺尚江先生のご紹介
知らなきゃ損!「原典版ブルクミュラー」との違い
曲のタイトルが違うとこれだけイメージが変わる!
「貴婦人の乗馬」ではなく「乗馬の競技大会」だった?
バーナムピアノテクニックが「神教材」である理由は?
生徒にバツグンに伝わる「オノマトペ」の使い方
作曲家の声が聴こえる「本当のソナチネアルバム」とは?
【CD2】
三連符と付点のリズムを両手で合わせる時の鉄則
これなら腕が痛くならない!「ツェルニー30番」の練習方法
簡単だけどカッコよく聴こえる!発表会の選曲の極意とは?
キーボードでも電子ピアノでもうまくさせる秘訣は?
ピアノ教室はお母さんを教育する方がメイン!
これからのピアノの先生に必要なものとは?
石嶺先生のこれからのビジョンと前向き思考について
石嶺尚江先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかり。
あっという間に、生徒さんの演奏が
変わる方法をお伝えいただきました。
■石嶺尚江先生の対談の「後編」が聴けるチャンスは8/31まで
さて、今回ご紹介の石嶺尚江との対談。
石嶺先生のお話が豊富だったこともあり、
「前編」「後編」の2回シリーズでのお届けです。
2021年8月31日(火)までにご入会いただけますと、
初回2021年9月号として、石嶺尚江先生との「後編」の対談からスタートいただけます。
ただ、やはり「前編」もお聴きいただきたいので、
特別にプレゼント差し上げたいと思っています。
この機会をぜひご活用くださいね。
(私からのプレゼントもこっそりご用意しています)
★こちらのページでは、石嶺先生との対談の
サンプル音声を視聴できます↓
■学びを止めないために
世の中が落ち着かない状況が続いていますが、
こういうときこそ、学びをとめない。
そろそろ暑さも和らぎ、落ち着いて勉強を深める時期。
ぜひご自分のレッスンを見つめ、
高めていく機会にしていただけたら幸いです。
すべては、その先の生徒さんの笑顔のために。
石嶺尚江先生の素晴らしいお話で、
新しい学びをスタートしていただけたら幸いです。
お手元に届く教材に、期待ください。
収録が終わって、石嶺尚江先生と。
石嶺先生、貴重なお話の数々を、
本当にありがとうございました!
★「ピアノ講師ラボ」2021年9月号は石嶺尚江先生との「後編」の対談!画像をタップ↓
お忙しいなか、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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