ドイツの哲学者ゲーテは次のように言っています。
「何かを成すためには、まず自分が何者かにならなければならない」
これは、何か目指すものがある先生にとって、
大切な示唆ではないかと思います。
自分がこうなりたい!と思う人物像があれば、
そういう人になりきって生活してみる。
たとえば、コンクールでいい成績を取るような
優秀な生徒を育てていきたい、という場合。
自分がコンクールで次々と入賞者を輩出する
ピアノ指導者になりきって生活してみる。
もしセミナーで登壇するような人間になりたければ、
大勢の先生の前で講演している人になりきって生活してみる。
すると、日々どのように生活していくべきなのか、
何を学べばいいか、おぼろげに見えてくるでしょう。
目の前の事象にも、見方や感じ方が変わり、
自分の意識や行動も変わってくるかもしれません。
私も、今年1月に会社を設立しましたが、それ以前は、
「社長と呼ばれる人はどのようなマインドを持っているか?」
「どんなことを大切に学び続けているのだろうか?」
ということを自問していました。
つまり、自分が会社の代表になったつもりで、
ものを考え行動し、日々を過ごすようにしてみたのです。
すると、これまでにも増して自分の行動や発言に
責任を感じるようになりました。
また、そういう人が発信する情報に興味が湧いたり、
そうした人々が集まる場所に足を運ぶようになりました。
「Fake it till you make it」
(すでにそうなっている自分のつもりで行動せよ)
この言葉、何年か前にお気に入りになり、
ふせんに書いてパソコンに貼っていたもの。
まだまだやりたいことはたくさんあります。
それを成し遂げた自分になったつもりで、
今日を、そしてこの瞬間を生きていくのみですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★毎週土曜日の朝にモチベーションを上げる!
全国2666名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら
↑配信停止もいつでもすぐにできます