いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
弊社が全国のピアノの先生にご提供している「ピアノ講師ラボ」。
レッスンへの情熱に溢れた先生を対象に、
忙しくてなかなか時間が取れないピアノの先生でも
最新のレッスンを手に入れていただけるように、
毎月定期的に、著名な先生との対談音声や
情報満載のニュースレターをお届けしています。
生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。
「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。
生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。
わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、
レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。
この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。
著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。
インプットの量がレッスンの自信に表れます。
目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。
■いよいよ菊地裕介先生がご登場!
さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
菊地裕介先生がご登場です!
来月2021年12月号にて、
というタイトルでのお届けです。
今回の対談でも、レッスンの具体的な方法や
初見の指導法のコツ、本当の楽譜の読み方など…
生徒さんに伝えたくなるお話の数々、
レッスンの秘訣をたっぷりとお伝えいただきました。
今回は、菊地先生との対談で、
とくに心に残ったことを、
こちらのブログでシェアしてみますね。
■次回12月号にご登場は…
来月2021年12月号の対談にご登場は、
世界的にご活躍のピアニストの菊地裕介先生。
ベートーヴェン全曲演奏など、
全国でのコンサート活動はもちろん、
出されたCDも多数、各地でのセミナーや
国内外でのコンクールの審査、
また、ご自身が経営される会社の
代表取締役さまでもあります。
■対談での定番のご質問にて…
毎回の対談で、著名な先生に
いつもお聞きしている事柄があります。
「これからのピアノ指導者に求められることは?」
菊地先生との対談も終盤に差しかかり、
こちらのご質問をしてみました。
「……そうですね…」
菊地先生もいろいろな思いがおありのようで、
しばらくお考えになったあとに、
このようにお答えになりました。
「音楽家として生きて欲しい」
私たちピアノ指導者も、そして生徒も、
音楽をする人として、大切なのは、
ピアノで「何をするか?」の部分。
あくまで、ピアノは「手段」であり、
重要なのは、ピアノで、音楽で、
今奏でているこの曲で、
「何」を伝えるか。
常にここにフォーカスして欲しいと
菊地先生はおっしゃいます。
レッスンでも同じことですよね。
課題はあくまで「手段」であり、
この課題を使って、生徒さんに
「何」を伝えるのか、が重要。
菊地先生のこの一言で、
音楽家として、教育者として、
忘れてはならないものを
気づかせていただきました。
■菊地先生の人間教育に…
このトラックには、さらに大切なお話も。
今は、便利な世の中にはなっているものの、
ともすると、何でも安易なほうに流れてしまいがち。
「○日でカンタンにできる!」
「2時間で学べる」
みたいな感じで、表面的なものだけで
終わってしまうことも多いです。
菊地先生がおっしゃるのは、
大切なのは「難(がた)い」ものへの畏怖の気持ち、
自分でそこに分け入っていこうという心、だと。
難しい、なかなかできない、しにくい…
そうした、手に入りにくいからこそ、
それを手にするまでの「過程」において、
本当に「大切」なものが得られる。
特に教育では、そういう部分が大事であり、
「難い」の部分を面白いと思える人を育てていきたい。
そう、菊地先生はおっしゃいます。
■音楽教育に携わる人間として…
毎日、少しずつ積み重ねる習慣や、
こうでもない、ああでもないと、
頭を悩ませ、頭を使って、
何か一つのことを作り出すこと。
一つの音を生み出すこと。
ピアノを通して学べることは、
一生モノであり、尊いものがあります。
時代は移り変わり、どれだけ
便利な世の中になろうとも、
音楽教育に関わる者として、
決して「易い」ものに流れる人間には、
なってはいけない。
「難い」ことこそ面白く感じられる。
そんな人間でありたい。
そして、そういう子を、
一人でも多く育てていきたい。
菊地先生のお話をお聴きして、
あらためて感じました。
■菊地裕介先生との対談内容
ちなみに、12月号の菊地先生の音声教材の内容をご紹介すると…
【CD1】
●ピアニストの菊地裕介先生のご紹介
●菊地先生にとっての音楽とは?
●レッスンで最も大切なのは「自立」である
●鍵盤楽器は音楽を操るための「手段」である
●菊地先生が考える「本当の楽譜の読み方」とは?
●初見はスケールとアルペジオが「8割」!
●ハノンは全調で弾かなければ意味がない理由
【CD2】
●表現力を養うために必要なのは「歌」である
●各時代の作品を弾き分けるコツと作曲家を偲ぶ大切さ
●ソナチネを演奏するポイントはオケの編成
●ベートーヴェンのレッスンで最も大切なこと
●なぜショパンの演奏で「歌の伴奏」が大切なのか?
●ピアノの練習は短ければ短いほどいい!
●一番良い本番は「手放し運転」の状態である
●これからのピアノ指導者に求められるものとは?
●菊地先生のこれからのビジョンは?
●菊地裕介先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかり。
毎日のレッスンを充実させるお話を、
たくさんお伝えいただきました。
■菊地先生の対談からスタートできるチャンスは11/30まで!
さて、今回ご紹介の菊地裕介先生との対談。
2021年11月30日(火)までにご入会いただけますと、
初回2021年12月号として、菊地裕介先生との対談からスタートいただけます。
世の中が落ち着かない状況が続いていますが、
こういうときこそ、学びをとめない。
落ち着いた季節こそ、勉強を深める時期。
ぜひご自分のレッスンを見つめ、
高めていく機会にしていただけたら幸いです。
すべては、その先の生徒さんの笑顔のために。
菊地裕介先生の素晴らしいお話で、
新しい学びをスタートしていただけたら幸いです。
お手元に届く教材に、期待ください。
収録が終わって、菊地裕介先生と。
菊地先生、貴重なお話の数々を、
本当にありがとうございました!
★「ピアノ講師ラボ」2021年12月号は菊地裕介先生との対談!サンプル音声は画像をタップ↓
お忙しいなか、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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