いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
弊社が全国のピアノの先生にご提供している「ピアノ講師ラボ」。
レッスンへの情熱に溢れた先生を対象に、
忙しくてなかなか時間が取れないピアノの先生でも
最新のレッスンを手に入れていただけるように、
毎月定期的に、著名な先生との対談音声や
情報満載のニュースレターをお届けしています。
生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。
「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。
生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。
わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、
レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。
この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。
著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。
インプットの量がレッスンの自信に表れます。
目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。
■ピアノ指導者の奥村真先生が登場!
さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
ピアノ指導者の奥村真先生がご登場です!
5月号に引き続き、来月2022年6月号にて、
というタイトルでのお届けです。
名古屋芸術大学や金城学院大学など、
数々の教育機関でピアノ指導をされている奥村真先生。
全国での指導法講座はもちろん、
メディアでのご執筆も多数。
最も得意とされているのが、
小さい子へのピアノ初期指導で、
「治療」とまで言われる徹底した耳の基礎作りなど、
全国での実施のセミナーも人気です。
(ちなみに、ご存じの先生も多いかと思いますが、
杉浦日出夫先生の息子さまでいらっしゃいます)
今回の対談では、素晴らしい生徒さんを
たくさん育てられている奥村先生に、
●鍵盤になじんだ手を作るための「3つのポイント」とは
●親指が動かないと「すべての指」に影響が出る
●ピアノ初期で指導しておくべき「テクニック」
●「バーナム」を使った様々なテクニック指導の秘訣
…など、具体的なお話の数々をいただきました。
今回、奥村先生の話題が豊富だったこともあり、
「前・後編」でのお届け。
次回6月号が「後編」となります。
さて今回のブログでは、奥村先生との対談で、
とくに心に残ったことを、シェアしてみます。
■第一線をいく人は…
どんなお仕事にも、
その道の「プロ」と呼ばれる人がいます。
その人が、そう呼ばれる理由や、
一流の人が、何を意識して、
あるいは何を目指して生きているのか…
特に、第一線をいくピアノの先生には、
私はいつも、大きな憧れと共に、
その核の部分に、少なからぬ興味を抱きます。
■そこで聴いてみました
来月6月号の「ピアノ講師ラボ」には、
奥村真(おくむら まこと)先生がご登場。
5月号の「前編」に続いての「後編」となります。
温和で、こちらまで笑顔になるような
あたたかな笑い声が印象的な奥村先生。
(レッスンでは厳しいというお話でしたが…)
素敵なお話をたくさん聴かせていただきました。
その奥村先生、素晴らしい生徒さんを
たくさん育てられ、常に第一線を走る、
まさにピアノ指導のプロ。
その奥村先生に、聞いてみました。
「奥村先生にとってのプロフェッショナルとは?」
奥村先生は、即答でした。
■音楽する者にとって…
奥村先生にとって、プロフェッショナルとは何か?
先生は、間髪入れずに答えました。
「感動力です」
その理由が、また素敵でした。
「プロって、たくさん感動してますよね。
たとえば、イチロー選手なんかもそうですけど、
いっぱい感動してますよね。
プロはその『感動力』があって、
たくさんのことに感動して、
それをモチベーションにして、
生きているんじゃないかなって思います。
プロになればなるほど、感動することが
多いのかなって思ったりしますし、
僕もそうなりたい。
感動しなくなったら、それはただの義務です。
自分の職で、それはあり得ないですね」
■心動くからこそ
自分がやっていること、仕事。
日々、心動かされているからこそ、
その道をどこまでも追究していける。
感動が、さらなる原動力となり、
その仕事を極める道へと続いていく。
これは、確かな事実ですよね。
とくに、音楽は「心」で感じるもの。
「心」で「心」に伝えるもの。
だからこそ、いつも心を動かし、
いつも、心を動かされているかどうか。
これは、音楽や芸術をする人間として、
あるべき姿、いつも自分に問いかけていくべきもの…
そんなことを奥村先生のお話に感じました。
■なぜ他の芸術に触れるのか?
奥村先生のお話は続きます。
「どうして、いろんな先生が、
『音楽をやるなら、他の芸術に触れろ』
というのか、真剣に考えたんですね。
大事なことは、その絵を見て『感動』したかどうか。
どうも音楽脳は、脳全体に行き渡るそうなんですね。
絵を見ようが、何をしようが、全部に関わってくる。
だから、他の芸術に触れて感動することも、
景色を見て感動することも、
すべての『感動』が脳に刻まれて、音楽に活かされる。
ぜひとも、皆さん、感動していただきたい」
私たちが、心動かされる瞬間、
すべての感動が「私の音楽」を広げる。
肌を通り過ぎる心地よい風も、
素晴らしい絵画も、赤ちゃんの笑顔も、
映画も、人のぬくもりも、喜びの涙も、
懐かしい景色も、あの人との再会も、
生きているすべての感動が、
私のピアノ、音楽につながっている。
音楽をする者としての、豊かさにつながっている。
見渡せば、日常は感動であふれていますよね。
大切なのは、それに気づく「心」があるかどうか。
私も、感動だらけの人生を歩んでいきたい。
奥村真先生のお話を聴いて、そう思いました。
■奥村真先生との対談内容
ちなみに、6月号の奥村真先生の「後編」の内容をご紹介すると…
【CD1】
●あらためてピアノ指導者の奥村真先生のご紹介
●鍵盤になじんだ手を作るための「3つのポイント」とは
●親指が動かないと「すべての指」に影響が出る!?
●ピアノ初期で指導しておくべき「テクニック」
●「バーナム」を使った様々なテクニック指導の秘訣
【CD2】
●バッハやポリフォニーの初期指導で最も大切なことは?
●バッハを指導するときのおススメの版や白楽譜の使い方
●作品が生まれた時代を想像しながら演奏することが大切
●一番身近な人が音楽にドキドキしているかどうか
●先生が感動しながらピアノを弾いてみせることが重要
●生徒には「味方だよ」と伝え、保護者には「労う」
●舞台で素敵なファンタジーを感じられたら演奏は成功
●奥村先生がピアノ初期指導で使っている教材は?
●感動が残るのは生演奏だけ。だから生演奏を聴け!
●「便利」の中に芸術は生まれない
●奥村先生が目指していらっしゃることとは?
●奥村真先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかり。
毎日のレッスンを充実させるお話を、
たくさんお伝えいただきました。
■奥村先生の対談からスタートできるチャンスは5/31まで!
さて、今回ご紹介の奥村真先生との対談。
2022年5月31日(火)までにご入会いただけますと、
初回2022年6月号として、奥村真先生との「後編」の対談からスタートいただけます。
※5月末までにご入会いただいた先生は、
こっそり「前編」もプレゼントさせていただきますね
新緑の季節、ご自身のレッスンを見つめ直し、
さらに生徒さんを伸ばしてください。
奥村真先生の具体的で実践的なお話で、
新しい学びをスタートしていただけたら幸いです。
ご入会後、お手元に届く教材に、期待ください。
収録が終わって、奥村真先生と。
奥村先生、貴重なお話の数々を、
本当にありがとうございました!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
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