昨日に引き続き、プロフィールについて取り上げてみましょう。
だいぶ前のメルマガの記事ですが、ご紹介してみます。
メルマガ「成功するピアノ教室」 vol.84 2010年2月6日の記事です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メインコンテンツ】~プロフィールに生徒を集める戦略を~
―――――――――――――――――――――――――――――――――
前回は、
について考えてみました。
ピアノ講師、あるいは教室運営者として大切なのは、
自分の思いに「共感してくれる人」を集めること。
そのためにプロフィールは、学歴や経歴だけでなく、
「自分は何を目指している人間なのか」
「どういうビジョンがあるのか」
「自分にしかないものは何か」
を伝えることが大切、ということでした。
これにより「この教室で習うことのメリット」を
理解してもらうことが重要である、と述べました。
また、プロフィールに盛り込むべきものとして、
【1】ピアノ講師としての強み
【2】目指しているもの
【3】記憶してもらいたいもの
【4】人にない経験や資格
を挙げました。
今回はさらに掘り下げてプロフィールを考えてみます。
■プロフィールは戦略が大切
戦略というと物々しい感じがしますが、要は
プロフィールで何を実現させたいか、という点です。
細かく挙げると、
●なぜ自分を知ってもらいたいのか?
●自分はどういうキーワードで記憶してもらいたいか?
●それによって自分をどう印象付けたいのか?
ということです。
こうしたことは、学歴や経歴だけではなかなか表せません。
上記に挙げたような「意図」を、オリジナリティを含めて、
プロフィールにすることで差別化につながります。
「プロフィールによって何を実現したいか」
を考えて作成することが重要です。
■まずはキーワードを探すこと
前号のメールマガジンで、大変恐縮ながら、
「藤のキーワード」を募集させていただきました。
これが、実は今回のメールマガジンに関係してきます。
まずはこの「キーワード」について考えてみます。
プロフィールで大切なのは、あなたにとっての
「キーワード」は何か?という点です。
最近私は「キーワード」という言葉の他に、
「タグ」
という言葉を好んで使いますが、例えば、
「先生(私)といえば○○」
というタグを持っておくことと、
それを「意識して使うこと」が重要です。
キーワードは、さまざまな募集媒体で、
いつも使い続けることで、印象に残すことができます。
例えば、私は毎朝4時起きの朝型生活ですが、
もしプロフィールに、
「毎朝4時起きのピアノ講師」
と入れて、事あるごとに使い続けていれば、きっと私の印象は、
「朝型」「早起き」
ということになるでしょう。
(これは私の戦略外なので使用しませんが・・・)
あまり毎朝4時に起きるピアノ講師もいないでしょうし(笑)
印象に残るキーワードは、記憶に留まりやすいです。
キーワードで大切なのは、
「記憶に残して」「どう思われたいか」
ということ。
ピアノ教室を探している人に、信頼感を与えたいのか、
安心感を与えたいのか、ワクワク感を与えたいのか。
厳しい指導を印象付けたいのか、あるいは、
夢がある先生と思われたいのか。
こうしたことをプロフィールに落とし込むことが大切です。
■分からなければ人に聞いてみる
ただ、往々にして自分自身のことはよくわからないもの。
私が良い例です。前回の募集によって、
初めて気づいた強みがいくつもありました。
これは人に尋ねてみなければ、決して
辿り着くことのできないキーワードです。
ですのでプロフィールにオリジナリティやキーワードを
含めるのでしたら、まずは身近な人に聞いてみてください。
「私ってどんなイメージ?」
「私といえば、何を思い浮かべる?」
「私を一言でいうと何?」
というような感じで、なるべくたくさんの人に
聞いてみてください。
すると、自分ではまったく気づかなかった
キーワードがきっと見つかります。
それをプロフィールに上手に組み込んで、
さらに「強み」として生かしていきます。
■プロフィールで差をつけられる
これまでたくさんの先生にお会いしてきましたが、
プロフィールを作り込んでいる方はあまり多くありません。
これは逆にいうと、
「プロフィールで差を付けられる」
ということです。
著名人はプロフィールをきちんと構築しています。
自分をブランド化させるためのツールとして、
重要視していることが一目で分かります。
また、ブランド化が成功している先生は、「タグ」や
「キーワード」を上手に使って、
「○○先生と言えば、□□」
というように、人々の記憶に留めることに成功しています。
■まとめ
プロフィールに関して述べてきました。
生徒を集めるためには、まずは自分が何者なのかを
伝える努力が必要です。
伝わってはじめて、興味が湧き、ここで習ってみようかな
というある種の「信頼感」に変わります。
生徒募集に大切なのは「自己開示」です。
それができて、やっと人々は振り向いてくれるのです。
★昨日の記事はこちら
「これは残念!多くのピアノの先生がおろそかにしてしまう「講師プロフィール」がなぜ大切なのか?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★全国2660名のピアノの先生が購読する無料メルマガ(毎週土曜日配信)↓
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら
↑配信停止もいつでもすぐにできます