書く

ビジネスの世界では、「書けなければどうにもならない時代である」
といわれています。

ここまで個人で情報発信が簡単にできてしまう現代。

人を集めたり、共感していただくためには、
「思い」を含め、様々なことを伝える努力が必要です。

そのためにも「書くこと」はほぼ避けられません。

だいぶ昔のメルマガですが、関連記事がありましたので、
ここでご紹介してみましょう。

メルマガ「成功するピアノ教室」 vol.97 2010年5月1日の記事です。

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【メインコンテンツ】~ピアノ講師も必須のライティング力~
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今回は、これからのピアノ講師に必須のスキルである、

「ライティング技術」

について考えてみたいと思います。

■そもそもなぜライティング能力が必要か?

「ライティング」は簡単に言うと、
「文章を書くこと」です。

「教えること」がメインのピアノ指導者。

ただ、「ピアノ教室運営者」としては、
「教える」仕事以外にも、様々な業務が発生します。

それらの業務に必要になってくるのが、
「書く」というスキル。

ここが上手くできる人は、仕事がスムーズですし、
教室運営もうまくまわっています。

今回はその理由を探ってみましょう。

■文章が書けるとメリットがいっぱい

「私は、文章を書くのが苦手なんです・・・」
「なかなかうまく自分を表現できなくて・・・」

というお声も聞こえてきます。

ただし、これからの時代は、

「文章が書ける人のメリット」

は少なくありません。この点について、
次の2つを挙げて考えてみましょう。

●文章が書けると生徒募集に有利

教室に生徒を集めるために必要な活動が、
「情報発信」です。

教室を開校して、生徒を集めたいと考えたときに、
まず何をしなければいけないのか。当然ながら、

「たくさんの方に、教室の存在を知っていただく」

という宣伝の活動です。

そのために、チラシの配布や広告掲載、HPなどで、
多くの方に教室の存在を知ってもらうわけです。

「今まで募集の経験がなく、何から手をつけて良いのか・・」

これまで生徒募集をしてこなかった先生からは、
こうしたお悩みが寄せられます。

生徒募集活動の第一歩は、

「多くの人に教室の魅力的を伝え、興味を持ってもらうこと」

ポイントはこの「魅力的に伝える」という点。

ここがうまくできている先生は、
生徒を集めることに成功しています。

逆に、教室や講師の魅力を伝えることが
不十分な教室は、厳しい状況に陥る。

以前もお伝えしましたが、大切なのは、

「この教室、なんだか良さそうだな」

と思っていただくことです。

例えば「Aピアノ教室」と「Bピアノ教室」どちらも、
教室のホームページを持っています。

「Aピアノ教室」は、通り一遍の教室案内と、月謝の価格、
経歴のみのプロフィールなど、最低限の情報を伝えるのみ。

「Bピアノ教室」は、しっかりとした教室理念、レッスンが
目に浮かぶような説明文、人柄が伝わってくるプロフィールなど、
情報をしっかりと考えて掲載している。

この2つの教室のホームページを比較した場合、
どちらのピアノ教室に興味がわくでしょうか。

あるいは、どちらかの体験レッスンを受けるとすれば、
どちらが受けてみたい、と思うでしょうか。

大切なのは、

「相手が知りたいことは何か?」

という相手思考で考え、情報を発信することです。

●文章が書けるとブランディングに役立つ

私が言う「ピアノ教室のブランディング」とは、

この教室でしか習えないもの、この教室の特徴など、
上手に伝えることで、他の教室との差別化を図ることです。

そのためにも、情報発信は必須です。

教室のブランド化には、どうしても教室の
「価値」を伝える必要があります。

「この教室はこういうところが特徴です」
「ここで習うとこんなメリットがあります」
「他の教室と違う点はここですよ」

といった情報は、伝えようとしない限り、
誰の元にも届きません。

逆に、教室の価値を上手に伝えることができれば、
「ここで習う理由」が相手に伝わる。

「ここで習ってみたい」
「やっぱりこの教室でないと」

こうしたことを多くの人に感じてくださる状態。
これが「教室のブランディング」と言えます。

そのためにも、情報を伝えることは
無くてはならない活動なのです。

■ピアノ教室運営には「書く」場面がいっぱい

ピアノ教室を運営していると「書く」仕事が、
意外にも多いことに気付きます。例えば、

●生徒募集のチラシや広告
●発表会のプログラム
●ホームページのコンテンツ
●教室ブログ
●教室のニュースレター
●生徒や保護者へのメール

ちょっと考えただけでも、このくらいあります。

また、レッスン関係や資料、教材研究やレポート、
論文など、ピアノ講師が書く場面はかなりあります。

こうした場面で、クオリティの高い文章を、
なるべく短い時間で仕上げること。

そのために、どうしても必要なスキルが、
「ライティング力」というわけですね。

■続きは明日のブログで……

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