本番の前にやっておきたい「魔法のルーティン」とは？「ピアニストの福間洸太朗先生が語る！生徒の演奏が劇的に変わるピアノ指導の秘訣」【ピアノ講師ラボ】2022年11月号

いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤拓弘です。

弊社が全国、そして海外のピアノの先生に
ご提供している「ピアノ講師ラボ」。

レッスンが大好きで、生徒さんが大好きな先生に向けて、

著名な先生のお話を毎月お届けしています。

忙しくて講座に参加できない、動画を観る時間もない、

子育てや介護などのご事情で外に出られない、

そんな先生にも学んでいただけるように、
「音声」にこだわって10年間、続けています。

また、紙媒体としてのニュースレターでは、

全国のピアノの先生のレッスンアイデアや
ピアノ教材など、旬な情報をお届けしています。

生徒を惹きつけるレッスンのためには、
さまざまな角度から情報を得ることが重要。

「ピアノ講師ラボ」では、毎月、ご登場の先生が変わり、
多様なレッスン法について語っていただいています。

生徒に話したくなる話題をギュッと凝縮。

わざわざ時間を作らずに、家事や運転中など、
毎日のスキマ時間に聴くだけで、

レッスンのエッセンスが心にスーッと入ってきます。

この便利さは、聴いてみた先生しか分からないでしょう。

著名な先生のお話を聴いていると、
やる気がぐんぐん湧いてきます。

インプットの量がレッスンの自信に表れます。

目からウロコのお話を、さっそくレッスンで実践、
生徒の反応がまったく違ってくるでしょう。

■ピアニストの福間洸太朗先生がご登場！

さて、その「ピアノ講師ラボ」の対談に、
ピアニストの福間洸太朗（ふくまこうたろう）先生がご登場です！

来月2022年11月号にて、

「ピアニストの福間洸太朗先生が語る！生徒の演奏が劇的に変わるピアノ指導の秘訣」

というタイトルでのお届けです。

日本はもちろん、世界各地で演奏活動を展開、

数々のCD録音をリリースし、テレビなどの
メディアにも多数ご出演の福間先生。

ピアノの先生ならきっとお読みになった、
小説「蜜蜂と遠雷」の映画にて、

高島明石の演奏をご担当されたのも
福間先生ですね。

今回はそんな福間先生に、

これまであまり語ってこられなかった
ピアノレッスンの秘訣について、

生徒さんの演奏が劇的に変わったエピソード、
メンタル・フィジカルトレーニングについてなど、

ここでしか聞けない話題の数々をいただきました。

お声も素敵な福間先生の対談。
ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

★ちなみにこちらから福間洸太朗先生のお声が聴けます↑

さて今回のブログでは、福間先生との対談で、
とくに心に残ったことを、シェアしてみます。

■100回の練習よりも…

秋のイベントシーズンが到来しました。

ピアノ演奏会やコンクール、
発表会、教室のお楽しみ会など、

ピアノの先生も生徒さんも、
何かと人前で演奏する機会が多い季節。

舞台で演奏することは、
かけがえのない貴重な機会です。

100回の自宅練習より、
1回の本番に多くの学びがある。

そう感じていらっしゃる先生も多いでしょうね。

■本番につきものなのが…

人前での演奏、本番というと、
やり直しができない、一回きりの勝負…

そう思うだけで、手にじっとりと汗が出るのは、
私だけではないかもしれません。

私は、小さい頃から緊張をするほうで、
もし普段の力でも出せたら万々歳。

あまりの緊張で目の前がチカチカしてきたこともあります…
（これはかなりまずかったですね…）

発表会で、平然で弾いてしまう他の子を見て、
いいなぁ…と、うらめしく思ったものです。

■著名な先生の「魔法」

そんなこともあり、「ピアノ講師ラボ」の対談の中で、
著名なピアノの先生や世界的なピアニストの方に、

こんなご質問をしています。

「本番で緊張しない方法や、生徒さんに
実力を発揮させる魔法はあるのでしょうか？」

多くの先生は、

「そんな魔法があったら教えてください（笑）」

とおっしゃいます。

そういいながらも、本番に向けた準備のポイントや、
舞台に上がる前の効果的な思考法、

生徒さんへの声かけの秘訣…

などなど、いろいろと語ってくださいます。

このブログでもご紹介した、
奥村真先生のお話は、反響がありましたね。

★「大切な本番を迎える生徒に、
私たちピアノ指導者は何を語るのか？」

■ピアニストの福間洸太朗先生の…

次回11月号にご登場の、
世界的なピアニスト、福間洸太朗先生。

世界各地での演奏はもちろん、
メディアでのご出演も多数、

今をときめくピアニストでいらっしゃいます。

その福間先生にもお聞きしてみました。

本番で力を出す方法を。

すると、ある「ルーティン」を教えてくださいました。

それは…

「これまでお世話になった方々の、顔と名前を思い返す」

福間先生は、本番の朝などに、
今までお世話になった方の笑顔や、

優しく見つめてくれるような姿を思い返すそうです。

すると、自然と愛情や温かい気持ちになれる。

そういった気持ちや優しさは、

絶対ポジティブなエネルギーにつながる。

「お世話になった方、大切な方は、
年を重ねるごとに増えますよね。

そういう人たちのことをいつまでも忘れない、

そういう方たちが支えてくださったおかげで、
今の自分がある。

そう思うと、ポジティブな気持ちで、
ベストを尽くそうと思えるんですね」

■いつもの自分に戻してくれる

これは本当に素敵なお話だと思いました。

私も思います。

感謝の気持ちは、何よりもポジティブな感情であると。

試しにいま、眼を閉じて、やってみてください。

大切な人たちの笑顔、「大丈夫だよ」と
言ってくれている優しいまなざしを心に。

遠くにいる人かもしれません。

いまはなき人かもしれません。

どの人も応援してくれています。

温かい手で、そっと背中を押してくれます。

自然と笑顔になって、
感謝の気持ちが、体を包み込みます。

誰かへの「ありがとう」は、
まじりっけなしの、純粋な気持ち。

本番でうまくやってやろうとか、
できなかったらどうしよう、ではなく。

ただ、この瞬間に、この場所に、
いられることの「有り難さ」。

ありがたさと、ありがとう。

その気持ちは、大きな力となって、

目の前のピアノにも伝わっていきます。

福間先生に教えていただいたルーティン。

本番を迎える生徒さんにも、伝えていきたいです。

■福間洸太朗先生との対談内容

ちなみに、11月号の福間洸太朗先生の対談の内容をご紹介すると…

【CD1】
●世界的ピアニスト福間洸太朗先生のご紹介
●留学時代に「4か国語」を身に付けた理由
●お父さまから突き付けられた「留学するための条件」とは？
●福間先生にとっての「音楽」とは？
●ピアノ指導で最も大切にしていること
●どんな子にも「これだけ」は教えなければならないことは？
●フィギュアスケートから見出した効果的な練習方法
●海外でのレッスンでの仰天エピソードとは？

【CD2】
●演奏に役立つメンタル・フィジカルトレーニングとは？
●子どもの感性や表現力を伸ばす秘訣は「感動体験」
●作品の素敵なところを引き出して様式につなげていく
●さまざまな作曲家の作品を弾き分けるコツは？
●「芸術」は苦悩から生まれるべきものである
●本番前にやっておきたい秘密のルーティーンとは？
●これからのピアノ指導において気を付けるべきこと
●福間先生が実現させたいマスターコースとは？
●福間洸太朗先生にとっての「プロフェッショナル」とは？

…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかり。

毎日のレッスンを充実させるお話を、
たくさんお伝えいただきました。