前号で配信したメールマガジンも反響をいただきましたので、
こちらのブログでもご紹介してみましょう。
メルマガ「成功するピアノ教室」 vol.313 2014年7月5日の記事です。
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【メインコンテンツ】ピアノの先生がビジネス書を読む2つのメリット
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ご存じの先生もいらっしゃるかもしれませんが、
私は、年間300冊を超える書籍を読んでいます。
主にビジネス書や音楽関連の書籍です。
およそ毎日一冊のペース、読めないときには、
週末などを利用して数冊を一気に読んだりします。
「よくそれだけの本が読めますね!」
とよく言われますが、これはビジネス書などの
実用書だからこそ可能なことだと思っています。
要点だけを拾って読めるので、速く読めるのです。
小説などは、話のプロットを把握する必要があり、
時間がかかるため、最近はほとんど読みません。
(時間があれば大好きな夏目漱石をゆっくり読みたいです)
さて、私は個人的に、ピアノの先生もビジネス書を
読むといいのでは、と思っています。
それには2つの理由があります。
本日はそのことをお伝えしてみましょう。
■教室運営、レッスン、仕事全般に役立つ
ピアノのレッスンと言えども、お金をいただいている以上、
そこには「仕事」としての責任が生じます。
また教室運営では、他の店舗経営と同じように、
運営者としてのビジョンや理念などの方向性が必要です。
さらに、レッスンにおいても対人の良好な関係がベースと
なるために、コミュニケーション能力は必須です。
プロとしての自覚や責任感、管理能力や先を読む力、
人を惹きつける人格や包容力、そして対人関係力。
ピアノの先生は、さまざまな能力が必要だ
ということは、皆さんもご存じの通りです。
そして知っておきたいのが、そうしたことが、
目に見えない形で「レッスン」につながっていること。
プロとしての責任感は、レッスンの準備から教材研究、
生徒にかける言葉や心構えの部分まで変えるでしょう。
生徒を思う気持ちは、気配りやフォローなど、
ひとり一人への態度として表れるでしょう。
ただ、以上のようなスキルや知識は残念ながら、
音大やその他の教育機関では教えてくれません。
社会で本当に必要なことを学んでいなかった、
と気づくのは、たいてい学生を終えた瞬間です。
教えてくれないならば、自分で取りにいくしかない。
ただ、その時に「どうやったら取れるのか?」と
行きかけた足を止めてしまうこともあるでしょう。
その時に、最も手軽で安価で、しかもリターンが見込める。
そんな媒体があるとしたら、真っ先に手に取るはず。
それが「ビジネス書」です。
多くの著者が試行錯誤を繰り返して、時間と労力をかけて
積み上げてきたものを、我々は短時間で学べます。
そしてすぐに、仕事や実務に活かすことができます。
■一歩踏み出す行動のモチベーションとなる
たくさんの本に触れることは、
たくさんの「人生」に触れることです。
これまでの自分にはない経験や生き方に触れ、
そこに心が感じる瞬間もあります。
それが行動へのモチベーションとなって、
自分を突き動かす。
この世の中は行動がすべてです。
行動する人だけが、結果を手にすることができます。
それが思い描いていたものとは違うこともあります。
けれども、それすら行動したからこそ得られたもの。
そこに意味を見出すとしたら、自分の行動が現実を変え、
そこに貴重な「学び」を自分に与えてくれた。
行動できる人、楽しめる人の思考は、
おそらくこんな感じでしょう。
ビジネス書には、そうした「自分を啓発する」という
要素が少なからず含まれています。
後ろから背中を押されたら、思わず一歩足を前に出します。
けれども、友人でさえなかなか背中は押してくれません。
一歩踏み出せば、知らなかった世界が見えてきます。
その一歩を踏み出させてくれるのが、
一冊の書籍であることはあり得る話です。
私もたくさんのビジネス書に触れるなかで、
行動する大切さを知り、実際に動いたことで、
手にしたものは少なくありません。
迷っていた自分の背中をポンッと押してくれる。
それがビジネス書、とも言えるのではと思います。
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【藤おススメのビジネス書を選んでいます】
「興味はあるのですがどれを読んだらいいか分からない」
セミナーでお会いした先生によく言われる言葉です。
確かに書店に行くと棚一面に並んだ膨大な数の書籍に、
どれから手を付けていいか途方に暮れますよね。
私は今、
「ピアノの先生もこれだけは読んでおきたいビジネス書50選」(仮)
というリストを作成中です。
以前もご紹介しましたが、今回はさらに内容を充実しています。
このリストは、来週(7月第3週)にお知らせすることに関係があります。
詳細はメルマガでお知らせいたしますので、
楽しみにしていてください。
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