おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日ご紹介するのは、
というムック本です。
ピアノ指導において最も大切な、
導入期でのレッスン。
ここがうまくいくかどうかは、
その後の生徒さんのピアノ人生に、
大きな影響を与えます。
ただ、一番難しいのが導入期の指導法。
だからこそ指導者は、たくさんの知識や
アイデアを持っておく必要があるわけです。
今回は、プレピアノレッスンに関する
ムック本のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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本書の「表紙」から引用すると、
「小さなこどものレッスンに使いやすい、
音に親しむアイディアが満載!」
とあります。
最近では、音楽やピアノを習い始める子の
低年齢化が進んでいます。
2~3歳はもちろん、赤ちゃんの頃から、
音に親しむレッスンをされている先生も
いらっしゃいますね。
そこで重要なのは、
最初期に何をどのように教えるか?
初めて音楽や楽器に触れる子どもたちに、
何を体験させ、何を感じてもらうかは、
以後、続いていくレッスンや音楽人生の
礎ともなる重要な点でしょう。
だからこそ、ピアノの先生方は、
子どもの発達、適期教育について学び、
子どもたちの興味関心を引くため、
効果のあるレッスンを構築するための
アイデアを模索しているわけです。
本書は「プレ・ピアノレッスン」について、
乳幼児の発達の特徴や、それぞれの
発達段階で大切にしたいこと、
ソルフェージュやリトミック、音遊びなど、
小さな子のレッスンに活かせる内容を紹介しています。
なお、巻頭にもあるように本書は、
月刊誌「ムジカノーヴァ」の
●2017年11月号~2018年10月号
●2019年2月号~2021年5月号
●2021年7月号~2022年6月号
の記事を再構成したもの、とのことです。
収められている内容を
「CONTENTS」からご紹介してみましょう。
「CONTENTS」
●始めよう!幼児の心をつかむ プレ・ピアノレッスン
・乳幼児の発達的特徴から考える 赤ちゃんからの音楽体験(今川恭子)
・子どもの発達に合わせた レッスンカリキュラム(鈴木和子)
・子どもが心から音楽を楽しむための リトミック・レッスンのアイディア(石丸由理、荒木淑子)
●佐土原知子先生直伝!折りたたみ式電子ピアノ「ORIPIA88」でレッスンの可能性が広がる!
●はじめてのがくふ絵本
・アミちゃんとおんぷのおさんぽ (大道友萌子、山本美芽)
●ピアノひよっこちゃんの たのしい歌あそび (後藤ミカ)
●3世代で楽しく日本を歌い継ごう わらべうたdeソルフェージュ (井上史枝)
●音遊びから始めよう ピアノレッスンにつながる表現の種(鈴木和子)
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◆(2)豊富な執筆陣が幼児のレッスンで活かせるアイデアを紹介
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ピアノのレッスンというと、
「ピアノを弾かせなければいけない」
という固定観念があるかもしれません。
ただ、ピアノに触れる最適なタイミングは、
子どもによってさまざまで、
その前に教えたいこと、体験させたいことなど、
指導しておくとスムーズに鍵盤につなげられる、
そんな部分もたくさんあります。
だからこそ、ピアノに触れる前の
「プレ・ピアノレッスン」
を重視している先生も多いわけですね。
そこで本書。
プレ・ピアノレッスンを実践されている、
数々の先生方のアイデアを、
分かりやすくまとめたムック本です。
私が特に面白いなと思ったのが、鈴木和子先生の、
「音遊びから始めよう~ピアノレッスンにつながる表現の種~」
24回にわたって、リズム指導や、
表現につながるアイデアを紹介。
子どもたちに感覚で伝わる「オノマトペ」は、
ピアノレッスンでも有効ですね。
そのほかにも豊富な執筆陣が、現場で実践できる
さまざまなアイデアが掲載されています。
ムック本だけに、多少宣伝が入ってはいますが、
プレ・ピアノレッスンに関する情報が
詰め込まれた一冊であることは間違いありません。
ご興味がおありでしたら、
一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。
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『 プレ・ピアノレッスンのアイディア集 』ONTOMO MOOK ムジカノーヴァ・編
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◆(3)編集後記
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おかげさまで「ピアノ講師ラボ」のYouTubeチャンネル。
開始して1か月ほどで、
チャンネル登録者数が1,000名を超えてきました。
これだけ反響があるとは想像していませんでしたが、
やはりご覧いただけているのは嬉しいですね。
これまで、
をお届けしております。
さて対談動画第3弾は、
ピアニストの関本昌平先生がご登場。
関本先生には、来月3月号の「ピアノ講師ラボ」に
ご登場いただく予定で、
そのプレ動画、という意味合いを込めての配信。
先ほど、2本目の動画を公開しました↓
【「ピアノ講師ラボ」YouTubeチャンネル】
●これがピアノ演奏の秘訣!
小さな生徒にも伝えたい 感情やイメージを鍵盤に伝える方法!
【関本昌平先生のレッスンの秘訣】画像をタップ↓
よろしければチャンネル登録もお願いいたします。
なお、2023年3月号の関本昌平先生の
「前編」の対談音声から学びたい先生は、
「2月28日(火)」までにご入会ください。
音声CD教材とYouTube動画の相乗効果で、
レッスン法が身体に沁みわたっていくと思います。
この春からの新しい学びに、ぜひご期待ください。
★今なら特典も満載!
「ピアノ講師ラボ」ご入会はこちらから!
それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
★次回2023年3月号は世界的ピアニストの関本昌平先生がご登場!聴けるチャンスは2/28まで!画像をタップ
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