本日は、「目標達成」について私がいつも思っていることを
書いてみたいと思います。
キーワードはいつも「今」ですね。
・・・
拙著「ピアノ講師の仕事術~音大では教えない7つのこと」の
第7章では「目標達成術」について取り上げてみました。
●目標達成には「その理由」をまずは明確に
書籍にも書きましたが、人が目標を持っても達成できないのは、
そこに「理由」を見出してない場合が多いからです。
「自分は何のためにこれをやるのか?」
「そもそもこの目標は自分にとって重要か?」
そうした部分を見失っていては、目標達成は
明らかにおぼつかないものになります。
それではどこまで行っても目的地にたどり着けない、
あてのない旅に出掛けるようなもの。
そこで、短気・長期目標に関わらず、
「自分は何のためにこの目標を設定するのか?」
という部分は、一番最初に明確にしておくべきです。
●目標を設定するのは、自分を変えるため
人がさまざまな目標を立てる理由は、
「現在の自分を変えるため」
ではないかと私は思います。
目標とは、未来の理想の自分に他なりません。
自分はこうありたい、というイメージが目標、
と言い換えることもできるでしょう。
その未来の自分と、今の自分との「ギャップ」を
埋めることが目標達成のポイントだということです。
書籍にも書きましたが、目標を持った瞬間に、
「今やるべきこと」が見えてきます。
■簡単にできる「自分を変える方法」
目標を持つことの大切さは分かった。
大事なのは、それが見えたときに「どうするか」。
「明日からやればいいか」
「面倒だから、他のことからやってしまおう」
このように避けてしまった瞬間に、今の自分を変える
「チャンス」を逃してしまいます。
せっかく、やるべきことも見えて、未来の自分を
変えるチャンスが目の前にあるのに、みすみす逃す。
これはとてももったいないことです。
ではどうするか、これはとてもシンプルです。
とにかく「立ち上がること」です。
椅子に座っている自分から、立ち上がった自分に変わる。
これくらいなら、誰でもできるはずです。
この立ち上がるという行為はかなり重要で、
新しい行動の「キッカケ」にしやすいのです。
「立ち上がる」は、1つの例ですが、結局のところ、
何らかの行動を起こすことが重要だ、ということです。
今の自分を変えるのは「行動」しかありません。
そして、未来の自分を変えるためには、「今」動くしかありません。
5分前の自分でもなく、5分後の自分でもなく、
「たった今」の自分。
その「たった今の自分」の行動が、未来の理想の自分に
近づけるためのたった一つの方法。
だからこそ、動ける人が一番強い、のでしょうね。
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