おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日ご紹介するのは、
という教材です。
ピアノを演奏するためには、
音符や楽譜を正確に読む必要があります。
そこで大切なのは「眼球」の動き。
今回は、眼球運動をトレーニングすることで、
譜読みが大きく変わる、そんな教材のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「はじめに」から引用すると、
「本書ではさまざまなワークを通して、
レッスンやご自宅で楽しく遊びながら
『眼のトレーニング』をすることを
目的としています。視る力が育まれる
ことで読譜力が向上すれば演奏が良くなり、
さらには学校での学習、運動面、生活の
中のあらゆる動作が自然ともっとスムーズ
につながっていきます」
とあります。
「ビジョントレーニング」とは、
運動や教育、療育現場など、
幅広い分野で取り入れられている、
「眼」「脳」「体」の働きに
アプローチする「視る力」のトレーニング。
本書は、その「ビジョントレーニング」を、
「ピアノレッスン」に取り入れる、
かつてない斬新な教材です。
「たっぷり楽しめるワーク96問」
とあるように、ピアノの生徒が楽しく
取り組めるワークが満載です。
なお、ワークの対象年齢は
「4~12歳前後」とあります。
小さな子から割と大きな小学生まで
幅広く使える一冊となっています。
本書におさめられている内容を、
「CONTENTS」からご紹介してみましょう。
【CONTENTS】
●はじめに
●この本に出てくる音楽のことば
●譜読みに必要な「視る力」とチェックリスト
・生徒さんにこんな様子はありませんか?
・3ステップのトレーニングで読譜力が伸びる!
・チェックリストの使い方とワークの選び方(幼児期用/学童期用)
・【ワーク別】使い方とポイント
・ビジョントレーニングはいつ行うのがよい?
●トレーニング1
・追従性眼球運動
・跳躍性眼球運動
・視空間認知
・眼と体のチームワーク
●トレーニング2
・追従性眼球運動
・跳躍性眼球運動
・両眼のチームワーク
・視空間認知
・眼と体のチームワーク
●身近なもので作れる♪トレーニンググッズレシピ
●ビジョントレーニングをもっと知ろう
・子どもの成長に欠かせない視覚のトレーニング
・「視る力」と「視力」は違うもの?
・3つのトレーニング項目
・ビジョントレーニングは「生きる力」を育む
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◆(2)眼球のトレーニングで読譜が苦手な子も譜読み力がアップ
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ピアノの生徒さんの中には、
こんな子もいらっしゃるでしょう。
「なかなか音符が読めるようにならない」
「鍵盤の位置をいつも確かめている」
「音の強弱をつけられない…」
さまざまな要因があるとは思いますが、
一つの可能性として挙げられるのが、
「眼の動き」です。
うまく眼球を動かせないため、
さまざまな運動がスムーズにいかなくなる。
逆にいえば、眼のトレーニングによって、
音楽的な成長も見込めるかもしれない、
ということですね。
そこで本書。
業界初の「ビジョントレーニング」で、
正確な譜読みができるように編まれたワーク。
子どもたちの「眼」「脳」「体」の
働きへアプローチすることで、
読譜だけでなく生活面でもプラスに働く、
そんな教材になっています。
具体的なワークとしては、線を指でなぞったり、
図形の位置を覚えたり、イラスト通りに体を動かしたり…
子どもたちが楽しく学べるワークを通して、
眼のトレーニングができる画期的な教材です。
楽譜と同じ、大型本サイズを採用しているのは、
読譜のトレーニングのためはもちろん、
子どもたちが見やすく、取り組みやすいように、
という配慮でしょう。
イラストも可愛いものばかりで、
思わず手に取ってしまいそうです。
ゲーム感覚で「視る」力を養える一冊、
ゲームが大好きなお子さまにはピッタリでしょう。
これまでピアノ教育業界にはなかった教材。
ご興味がおありでしたら、
お手に取ってみてはいかがでしょうか。
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『演奏する子どものための ビジョントレーニング』鈴木あみ・著、北出勝也・監修
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◆(3)編集後記
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今回ご紹介の、鈴木あみ先生。
昨年末、私のYouTubeチャンネルにて、
「ビジョントレーニング」
についてお話いただいています。
音符を読むということとは
どういうことなのか?
視力はいいのに、なぜ音符が
読めるようにならないのか…?
学校の教科書の音読が苦手なのはなぜか…?
怪我をしやすいのはなぜか…?
そんな、子どもたちの「視る力」
についてお話をいただいています。
今回ご紹介の教材と併せて、
ぜひご覧いただけましたら幸いです。
★「これは取り入れたい!
ピアノレッスンにビジョントレーニング」
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それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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