★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.756(2023年4月8日配信分)より
人間、生きていると大変なこともあります。
なぜ私だけ…と思うようなこともあります。
また、ピアノ教室をやっていると、
思わぬ出来事にあうこともありますよね。
私も若い頃、大人の生徒さんに、
月謝を滞納されたまま消えられたり…
何気なく言ってしまった一言で、
お母さんとの関係がくずれたこともあります。
■あれは起業したての…
それは、私が起業をした頃のことです。
原因不明の、足のむくみが起こりました。
両足がパンパンに腫れて、
靴を履くこともままならず、歩くのも辛い。
当時、音楽教室に勤めていましたが、
痛くて電車に乗るのもやっと。
大学病院に行っても、原因不明。
何の検査をしても、わかりません。
とにかく痛くて痛くて…
なぜ私が、こんな目に…
泣きそうな日々が続きました。
■辛いことは学びである
結果的には、素晴らしい治療をされる先生と出会い、
足のむくみは、劇的に治ったのですが、
あの出来事は、いろいろなことを
自分に教えてくれたように思います。
今考えると、私は驕っていました。
起業して、それなりに成果も出して、
書籍も出して、セミナーにも登壇して…
いわば調子に乗っていたのでしょう。
加えて、子どもが誕生して責任も増え、
家族を養わなければならないプレッシャーに、
笑顔も減っていたのかもしれません。
何より、感謝の気持ちが減っていたのだと思います。
足のむくみと向き合う中で、
いろんなことに気づき始めました。
■著名な先生の教え
私は幸運なことに、たくさんの著名な先生と
お話をさせていただく機会があります。
その中で印象的だったのは、
「人生に困ったことは起こらない。
もし困ったことがあったら、それは学ぶチャンスだ」
そんな教えです。
大変なことがあれば、それは学びである。
まさに、私の足のむくみがそれでした。
もっと謙虚になれ、笑顔になれ、感謝を忘れるな。
今考えてみると、まさにあれが、
大切なことを教えてくれた出来事でした。
■次のステージにいける
物事は、私に必要だから起こっている。
成功している人は、そう考えています。
すると、すべてを受け入れられて、
すべてを学びに変えられる。
もちろん、大変なことほど、
受け入れるのは時間もかかります。難しいです。
私もまだまだ修行の段階です。
でも、立派な先生ほど、そんな考え方をしている。
運のいい人ほど、そういう受け止め方をしている。
だからこそ、問題、大変さ、苦労、困難…
そういうことを「恐れて」いないんですね。
なぜなら、それを解決することで、
「次のステージ」に行けると知っているからです。
自分に超えられない壁は現れない。
もし現れたら、それは次の階段を上がるチャンス。
そして、喜びのほうにベクトルを向ける。
まさに上昇思考、そんなスタンスだから、
どこまででも上に行けるのだろう。
そんな先生に少しでも近づけるように、
私も精進していきます。
★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.756(2023年4月8日配信分)より
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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