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★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.769(2023年7月8日配信分)より
私はこれまで、2,000名を超える
ピアノの先生との出会いをいただいてきました。
素晴らしいことに、皆さんこの仕事を愛し、
いつも学びへの意識を高く持ち、
子どもたちの未来を常に見つめ、
ご自分のレッスンを良くするために
何が必要かを、考えて続けている。
何より「レッスン」という一瞬一瞬を楽しんでいる。
そんな素敵な先生ばかりです。
■人は成長していくと…
成長していくのは、子どもだけではありません。
大人こそ、自分を高め続けることで、
どこまでも成長していける存在です。
自分を成長させていくと、ある現象が起きます。
それは、自分を取りまく「人」が変わってくる。
類は友を呼ぶの言葉の通りです。
成長のステージによって、その段階の自分に
必要な人、求め合う人が変わってくるのです。
学び続ける人には、そういう人が集まり、
意欲的な人には、同じ価値観の人が集まる。
不思議なことに、この現象は、
教室に集まる生徒や保護者にも当てはまります。
指導者や教室としての成長は、
そこに集う人も変えていくわけです。
■今後を考えてみると…
冷静に考えてみると、
これだけ世の中の変化が激しい時代、
「ピアノ指導者」という職業が、
未来永劫、存在するとは誰も保証できないでしょう。
もちろん、ピアノレッスンは、
あり続けていくべきものと思っていますし、
子供たちに大きな価値を与える、
素晴らしい仕事だと思います。
ただ世の中は、需要と供給でできています。
必要とされなければ、存在価値は薄くなる。
これはどの仕事、商品、サービスでも同じですね。
だからこそ、多くの企業は日々努力して、
新しい価値を生み出し、需要を生み出し、
人々の役に立つことで、企業を存続させている。
■現状維持はすでに…
厳しい言葉かもしれませんが、
今の時代「現状維持」はすでにリスクです。
たしかに、いつもと同じ場所にいれば、
安心かもしれません。
言ってみればラクですよね。
でも、気づいた時には、
すでに周りが一変している。
ある著名な先生がおっしゃっていました。
「今の時代、2~3年前のレッスンではもう古い」
指導法はもちろん、教室の在り方、
コミュニケーション、指導者の考え方…
パソコンやスマホと同じで、
アップデートしないと、
どんどん古くなっていってしまう。
ピアノ指導者として、いつも自分を
バージョンアップする必要があるわけです。
■自分の市場価値を上げる
自分を成長させるためには、
現状維持という安心を抜け出し、
いわば違和感を感じるような場所に
身を置くことも必要でしょう。
新しいことを始めることも必要でしょう。
その違和感や、ストレスは、
実は、成長の証でもあります。
たとえば、コロナ禍でオンラインを強いられた、
でも一つの武器を手にできた。
そんな先生もいらっしゃるはず。
自分がよくなることは、
すべて生徒の成長につながります。
自分がよくなることは、
ピアノ指導者としての
「市場価値」を高めることです。
これだけたくさんのピアノ教室がある中で、
世の中の人が選ぶ基準は、
やはり「指導者」に行きつきます。
指導者としての価値を上げることが、
結果的に、近隣の教室との差を広げる。
だからこそ、自己投資を怠らず、
つねに成長していくために学び続けることが、
教室を存続させる唯一の道なわけです。
最後に、ビジネスの世界でよく引用される、
この言葉を。
「強いものが生き残るのではない。
変化に適応できたものだけが生き残る」
★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.769(2023年7月8日配信分)より
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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