「夢を持ちましょう」
「目標を持ってがんばりましょう」
子どもの頃から、私たちはこのように言われて育ってきました。
確かに夢を持つことはワクワクしますし、
目標があればそれに向かって努力できます。
ただ大人になるにつれて、忙しい毎日に追われ、
ある程度現実が見えてくると、なかなかそうもいきません。
そんなとき、私は深く考えたことがありました。
「夢や目標を持つべき本当の理由は何だろうか?」
その中で、たどり着いた答えが「2つ」ありました。
「夢や目標は、どんな人間になりたいかを知るためにある」
「夢や目標は、今の自分を変えるためにある」
夢や目標とは、言い換えれば「未来の理想の自分」。
自分はこうありたい、こんな場所にいたい、
あんな人と一緒にいる自分になりたい…
社会にこんな貢献ができる人間になりたい……
そんな未来への自己イメージが、夢や目標とも言えます。
ここまでお読みいただいて、すでにお分かりでしょう。
夢や目標を考えてみることは、つまり
「自分の在り方」
を見つめるための、手っ取り早い方法なのです。
■未来の自分にあって今の自分にないもの
さらに、自己イメージと現在の今の自分とを比較したとき、
そこにある「ギャップ」に気づくことができます。
ギャップとは、未来の自分にあって今の自分にないもの。
ギャップに気づくことができると、それを埋めるために、
「今できることは何か?」
という思考が生まれます。
そして実際にできることから手をつける。
本当にちょっとしたことでもいいのです。
思ったようにできなくてもいいのです。
なぜなら、何もしなかった5分前とは
確実に違う自分がそこにいるから。
それができたら明日は何ができるか?
それができたらその次の日は?
さらにその次の日は……?
「今できること」に手を付けることが、
「明日できること」を見出す方法なのです。
夢や目標をかかげた瞬間は、
「今の自分を変える準備ができた瞬間」
とも言えます。
夢をどんどんかなえる人というのは、
そんな自分を純粋に喜べる人。
きれいな蝶を見つけて喜んだ小さい頃のように、
小川のせせらぎに手をつけて喜んだあの頃のように。
今できること、明日できることを見つけた、
そのことに、ただ純粋に喜べること。
それが未来の自分に一歩近づいた「サイン」なのです。
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