西尾洋先生プロフィール写真

毎月、レッスンに活かせる音声CD教材とニュースレターを
ご自宅にお送りする会員制の「ピアノ講師ラボ」

おかげさまで、スタートから2年半が経ち、
お送りしている教材も34号まできています。

毎月教材が届くのを心待ちにされている会員様も多く、
主宰者としてとても嬉しく思っています。

さてちょっと早いですが、新年1月号の対談のご紹介をいたします。

ご登場いただくのは、音楽之友社から出版されたご著書、

「応用楽典 楽譜の向こう側」

で著名な、西尾洋(にしお よう)先生です。

西尾先生のこのご著書、教本メルマガやブログにてご紹介したところ、
予想以上の反響をいただきました。

★西尾先生のご著書をご紹介した記事はこちら

演奏表現に結びつけることをテーマにした楽典の本、
難解なテーマを分かりやすく解説、譜例も豊富です。

私も思いますが、難しいことを分かりやすく伝えることほど
難しいことはありません。

なぜなら、そのためには細部に渡る知識が必要で、
さらに物事の「本質」まで熟知している必要があるからです。

今回、念願かなって「ピアノ講師ラボ」の対談に
ご登場いただいた西尾先生。

真っ先に感じたのがお話の「巧みさ」です。

ご著書を拝読して感じた通り、難しいことを噛み砕いて、
ときにユーモアも交えて、分かりやすく語って下さいました。

1月号対談のテーマは「楽典」

さて、今回の対談のテーマは、ずばり「楽典」。

「西尾洋先生が語る!どんな子でも振り向かせる楽典指導とレッスンの極意」(仮)

と題して、子どもたちに音楽の楽しさ、素晴らしさを
「楽典」や「レッスン」を通して伝える方法を語って頂きました。

ここで注目していただきたいのは、ここでの対象が、
いわゆる「普通の子」だという点。

ピアノ教室に通う生徒のなかで、ピアノを専門的に学びたい、
あるいは音大を目指す生徒は、いわば少数です。

多くは習い事のひとつとしてピアノを選び、
通ってきている「普通の子」と言えるでしょう。

ここで大切なのは、私たちピアノ指導者は、そうした「普通の子」に
いかに音楽の楽しさを伝え、表現することの喜びを伝えるか。

ピアノを弾くこと、楽譜を読むこと、先生との会話を楽しむこと。

すべてにおいて「普通の子」を、

「音楽に振り向かせてあげること」

はとても大切なことではないでしょうか。

それがひいては、大人になってもピアノに親しみ、
音楽が一生の友になることにつながる。

さらにポイントとなるのは、ピアノを弾く技術はもちろん、
「楽譜を読むことの楽しさ」を伝えること。

楽譜の向こう側にある「意味」を感じることができて、
はじめて本当の意味で演奏が充実し、楽しくなる。

今回の西尾先生との対談は、レッスンすることの
「本質」をあらためて感じた対談でした。

対談ではピアノを使ったアナリーゼも!

対談では、オシャレな伴奏をつける方法や、
ブルグミュラーやバッハのアナリーゼの実例、

グループレッスンでできる楽しい作曲の方法、
「倍音」を意識して演奏の幅を広げる方法など、
今日から役立つお話が満載です。

西尾先生は現在、さいたま市の「音の葉研究会」の、
定期講座にてアナリーゼ講座をされています。

ただ、なかなかお話を聴くチャンスがないのが西尾先生。

この対談CDを聴くことができるラボ会員様は、
本当に幸運ではないかと思います。

「ピアノ講師ラボ」2015年1月号 vol.34(特別CD2枚組)

・西尾洋先生のご紹介とご著書「楽譜の向こう側」について
・西尾先生が考える「音楽」と「ピアノ」について
・町の子どもたちを音楽に振り向かせる方法は?
・小さい子に「絶対音感」はつけさせるべき?
・導入の頃からきちんと教えれば「読譜」はカンタン!
・西尾先生が幼児の導入指導を「歌」から入る理由
・大切なのは「わかる言葉」で伝えること
・生徒のメロディにオシャレな伴奏をつける方法
・「きらきら星」をテンションコードでオシャレに変身!
・ブルグミュラーを使った「音楽の変化」を見つける方法
・生徒の目が輝く!グループレッスンでできる作曲指導法
・バッハのインヴェンションを使ったアナリーゼの実例
・子どもの素朴な疑問「どうして楽譜は五線なの?」
・「倍音」を意識すると演奏の幅がこんなに変わる!
・「ナポリの6度」が出てきたら表現に注意!
・なぜ「ミとファ」「シとド」の間に鍵盤がないの?
・子どもに「強弱」を指導するときのポイント
・ショパンが左手の伴奏を微妙に変えている理由は?
・ベートーヴェンの作品には○と○がない!?
・音大を目指す生徒に伝えたい楽典指導法
・作曲家が作品を作るときに感じていること
・これからのピアノの先生に必要なものとは?
・西尾先生のこれからの目標やビジョン
・西尾先生にとってのプロフェッショナルとは?

●西尾洋先生プロフィール
作曲家。1977年生まれ。
東京藝術大学音楽学部附属高等学校を経て同大学作曲科中退。
ドイツ・リューベック音楽大学卒業後、同大学院作曲専攻を
審査員満場一致の最高点で修了。
上野学園大学専任講師、ヤマハマスタークラス特別コース講師。

★西尾先生の対談が聴けるチャンスは「12月31日」まで!
12月31日までに「ピアノ講師ラボ」にご入会された先生は、
こちらの西尾先生の対談の教材からスタートできます。

※1月号の発送開始は「1月5日頃」を予定しています

2月号にて、丸子あかね先生がいよいよご登場!

さらにフライングでスペシャルな告知です。
2015年2月号にて、大人気の丸子あかね先生がご登場!

こちらも魅力満点な対談になっています。

これからも魅力的な対談が続きますので、
ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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