連弾はレッスンや発表会などのイベントなど、
楽しみながら学べるもの。
ピアノの先生も日々、使える連弾楽譜を
探していらっしゃることでしょう。
本日配信の教本メルマガから連弾楽譜のご紹介です。
★「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」vol.338(2015年1月14日配信)より
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今日ご紹介する教材は、
です。
著者は、皆さんご存知の伊藤康英先生。
この教本メルマガでも過去に何度も
伊藤先生のご著書を取り上げてきました。
★vol.165「ぐるぐるバイエル ピアノであそぶ連弾曲集」
★vol.288「こどものぐるぐるぴあの1 音符のかくれんぼ」
今回は「ぐるぐるピアノ」の最新刊のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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この教材の「まえがき」から引用すると、
「3人、4人と集まって ピアノが1台あったなら
さあパーティーの始まりだ ぐるぐるピアノ パーティーだ
みんなでなかよく楽しめる 『ぐるぐるピアノ』は魔法のことば
イスなんかはいらないよ ミスなんかは気にするな
コツはみんなと楽しむこと そしてみんなパーティーの主役
それが ぐるぐるピアノ パーティーブック」
とあります。
「ぐるぐるピアノ」をご存じない先生のために
簡単にご説明すると…
たくさんの人数で1台のピアノでぐるぐる入れ替わり
ながら連弾をする、これが「ぐるぐるピアノ」です。
ピアノが1台あれば、大人数いても楽しめてしまう、
というのが特徴と言えるでしょう。
今回の新刊「ぐるぐるピアノ パーティーブック」は、
既刊「ぐるぐるピアノシリーズ(全8冊)」から
「4人以上で楽しめる曲をセレクト」
して新曲も加えた一冊。
いくつか掲載曲をご紹介すると、
●季節の曲…「春が来た」「たなばたさま」等
●クリスマスの曲…「ジングルベル」「おめでとうクリスマス」等
●クラシック曲…「メヌエット」「トルコ行進曲1」等
●恋人たちのために…「ドリーミング・ドールdeぐるぐる」等
●3人で弾ける!…「せかいはまわる」「きょうは第九」
など、様々な季節やシーンで楽しめる曲の
数々(全40曲)が収められています。
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◆(2)大人数で楽しめて発表会で活躍しそうな連弾曲集
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実際の楽譜をご覧になるとわかりますが、
1人ずつのパートは1段譜で「片手」で弾けます。
見開きページに「1」~「3」までの3つの楽譜があり、
それを順番に弾いていきます。
※前の人が「2」の楽譜に入るときに、次の人が
「1」の楽譜から弾き始めて、次々に演奏に加わる
教材にもありますが、
「ピアノで楽しむ輪唱」
とイメージしていただければ良いでしょう。
もちろん「1」~「3」の楽譜はどれも全く
別のものなので、それぞれのパートを楽しめます。
動きとしては、ピアノの低音部から高音部まで
移動して、また低音部に戻ってくる。
まさに「ぐるぐる」まわっている状態です。
(ですのでイスは必要ありません)
弾いている人は、どんどんパートが変わって楽しい、
お客さんも弾き手の入れ替わりをビジュアルで楽しめる。
まさに発表会などのイベントで活躍する一冊、
といえるのではないでしょうか。
私が思うに、連弾はアンサンブル力を養うのに最適。
少なくとも、相手の音を聴いていなければ
音楽が成り立たちません。
息づかいや気配を感じることも必要になるでしょう。
「聴くこと」「合わせること」の体感が、
かけがえのない「音楽的経験」として体に残ります。
ひいてはそれが「ソロの演奏」にも活かされ、自然な息づかいや
立体的な演奏、音楽作りにもつながっていくでしょう。
そんな魅力のある連弾を、大人数でワイワイ楽しく、
「ぐるぐる」まわりながらできてしまう一冊。
ご興味のある先生や、発表会で連弾を取り入れたい先生は、
実際の楽譜を見てみてはいかがでしょうか。
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