本日は「手帳で夢をかなえるヒント」の第3回目です。
まずは「心のブレーキ」を外す
夢をかなえたい、目指す自分になりたいと思ったときには、
まず自分のなかにある「ブレーキ」を探し出す必要があります。
この「ブレーキ」というのは、
自分の行動を押しとどめている「思考」です。
たとえば「本を出したい」と思っていても、
その裏の思考で、
「本なんて出せるわけがない、コネもなければ才能もない」
と自分にブレーキをかけていては、
実現はもっと困難になります。
これはいうなれば、ブレーキを踏みながら
アクセルを踏もうとしているようなものです。
そこで、望まないことを明確にしてみる
そこでやっておきたいワークが、
「望まないことワーク」
これもやり方は簡単で、
「自分が望まないことをどんどん書き出していく」
だけです。たとえば、
「やる気のない生徒には教えたくない」
「教室運営で不安を抱えたくない」
「嫌な人と付き合いたくない」
といった感じです。
この時の感情は、きっと良いものではないでしょう。
さて、その次にやることが大切です。
先ほどの望まないことを「逆」にしてみるのです。
たとえば、
「私は理想の生徒だけにレッスンをする」
「私は楽しく充実した教室運営をする」
「私は分かり合える仲間だけと付き合う」
こんな感じです。
大切なのは「無理だと思う自分」に気づくこと
この「望まないことワーク」をするメリットは、
「私にはそれは無理だ」と思っている「自分」に気づくことです。
これは、自分を押しとどめているものは何か、
を明らかにする作業と同じ。
つまり、冒頭でお伝えした
「ブレーキ」は何かを探し出すことです。
「自分はこんなことを望んでいないのだな」と気づく。
そんな自分を認めることも大切だと考えます。
「どうありたいか」で考える習慣をつける
「望まないこと」をリストアップしたら、
反対(望むこと)に転換する、とお伝えしました。
これはいわば、
「どうありたいかで考える習慣をつける」
ためのものです。
この習慣がつくと、在(あ)りたい自分の姿を
いつも考えている状態が持続します。
これはとてもポジティブで
行動に移しやすい状態といえます。
小川に枝や葉っぱが集まり過ぎると流れが滞ります。
流れをスムーズにするためには、それらを取り除く必要がある。
思考もこれと同じで、スムーズな思考をするためにも、
望まないこと(枝や葉っぱ)を知って、取り除いてあげる。
これが大切なのです。
【手帳で夢をかなえるヒント3】
「レッスン手帳2015」の巻末にはメモのページを用意しています。
このメモページを利用して、先ほどの
「望まないことワーク」をやってみてもいいかもしれません。
「自分にブレーキをかけているものは何か?」
これを明らかにするだけでも、
心が少し軽くなるはずです。その上で、
「では本当に自分が望んでいることは何か?」
を考える。
迷っていた自分、逡巡していた自分が、
少し前向きになれていることを実感できるのではないでしょうか。
【手帳に書いておきたい言葉3】
「なりたかった自分になるのに、遅すぎることはない」
(ジョージ・エリオット)
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【ヒント1】「言葉を変えると「行動」が変わる!目標をポジティブな感情でしかも「過去完了形」で書くと…?」
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