私はこれまで2000人を超えるピアノの先生との
出会いをいただいてきました。
どの先生も素晴らしい方ばかりですが、
特に感銘を受けた出会いが数多くあります。
そして、そこから学んだことは数知れません。
自分への戒めと、少なからずの憧れを込めて、
このシリーズでは「気づき」を記していきます。
・・・
■美しい人→美しい言葉
一流のピアノ指導者が大切にすること。
それは「言葉」です。
素敵な先生とお話させていただき、
気付くことは、
「つかう言葉が美しいこと」
それは生きるうえで、相手にも自分にも
大切なことだと知っているのです。
■相手→鏡の向こうの自分
人間関係は「鏡」に例えられます。
笑顔で接すれば、
相手も笑顔になる。
感謝の気持ちで接すれば、
相手も同じ気持ちになる。
言葉も同じです。
つかう言葉によって、
相手の反応は変わります。
ていねいな言葉をつかえば、
同じような反応が返ってくる。
これは小さい子でも同じ。
むしろ小さい子にこそ、
良い言葉を浴びせ続ける。
一流のピアノ指導者は、
「言葉そのものが贈り物」
と考えて、一言一言を大切にします。
■脳は○○を認識しない?
言葉が大切な理由は、
「自分への影響」もあります。
こんなことを聞きました。
「脳は勝手に主語を『自分』に置きかえる」
たとえば、
「あの人最悪ね」
といえば「あの人」が「私」に置きかわり、
「私って最悪ね」
となって認識してしまう。
こだまと同じ、あっという間に
自分に返ってきてしまうのです。
■相手を褒めることの「もう一つの効果」
この原理は、ほめることでも同じです。
「あなたって本当に素晴らしいね!」
といえば「あなた」が「私」に置きかわり、
「私って本当に素晴らしいね!」
となるらしいのです。
誰かを褒めれば、
自分を褒めることになる。
誰かに感謝すれば、
自分への感謝になる。
■言葉を最初に聴くのは「自分」
言葉の影響を一番受けるのは、
まぎれもない「自分」です。
悪い言葉をつかえば、
その影響をMaxに受けるのが自分。
ポジティブな言葉をつかえば、
その影響をMaxに受けるのも自分。
「言葉」と「自分のあり方」には
大きな関係があるということです。
言葉を大切にすることは、
目の前の人を大切にすることであり、
自分を大切にすることでもある。
言葉は相手への贈り物でもあり、
自分への贈り物でもある。
一流のピアノ指導者が美しい言葉を
つかう理由はそこにあるのかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★全国3373名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら
↑配信解除もいつでもすぐにできます
★シリーズ第5弾の「新刊」が5/23に発売!
「ピアノ教室の法則術~成功への7つの極意(音楽之友社)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★特典満載のキャンペーいよいよあと「7日」↓