音楽之友社様から、5月下旬に発売された新刊、
おかげさまでたくさんの先生にお読み頂き、
とても嬉しく思っております。
本書は、世の中の「法則」をピアノ教室運営や生徒募集、
レッスンに応用して、よりよい教室を目指すための実用書。
ぜひパラパラめくって、ピンときたものから
実践してみていただきたいです。
この新刊では、7つの章で合計「49の法則」を
ご紹介しています。
今回は第3章「レッスンの法則」のご紹介です。
第3章でご紹介している法則は以下の7つです。
【第3章】レッスンの法則
1・それと なく相手を真似る!「ミラーリング」
2・生徒を信用すると伸びる!「ピグマリオン効果」
3・直接ほめられるより嬉しい「風のうわさの法則」
4・上手にほめればついてくる「ほめ伝播の法則」
5・続きは今度!でやる気倍増「ツァイガルニック効果」
6・禁止されるとやりたくなる「カリギュラ効果」
7・レッスンの終わり方が重要「ピークエンドの法則」
人は「禁止」されると魅力が増す?
本書にも書きましたが、私は以前、
盲腸の手術をしました。
ある日、突然激しい腹痛に襲われ、
どうしようもなく外科に。
「これは盲腸ですね。これから手術しましょう」
と恐ろしくスピーディな対応(笑)
その頃は、合唱伴奏の仕事をしており、
本番が近かったこともありました。
「今入院すると譜読みができなくなるので…」
といった理屈は一瞬でかき消され(笑)
病院到着から数時間で手術台に。
大変だったのは術後です。
「水は一日飲んではいけません」
と言い渡されたのです。
飲んではいけない、と禁止されると、
なぜか無性に飲みたくなり…
それをこらえるのに大変で、これほど
一日を長く感じたことはありませんでした。
レッスンでも活用できる「カリギュラ効果」
ここで本書に戻ります。
人は禁止されるとかえって
魅力を感じてしまうことを、
「カリギュラ効果」
といいます。先ほどの「水を飲んではいけない」
も同じことですね。
この「カリギュラ効果」をレッスンで
応用されている先生も多いです。
たとえば、
「5回以上練習してはいけませんよ」
というと、たいてい子どもたちは
それ以上練習してきます。
「右手は絶対に弾いてはいけません!」
というと、次の週には見事に右手が上手になっている。
ちょっと余談。突き指してもピアノは弾ける?
そういえば、私は中学から大学まで
バスケットをやっていました。
この競技ではほぼ避けられない、
「突き指」をよくしていました。
突き指を経験した方は
お分かりでしょう。
痛みと共に関節が紫に腫れ上がって、
曲げることができなくなります。
学校の保健室で湿布と包帯を
してもらいながら先生に、
「絶対こっちの手でピアノを弾いてはダメよ」
といわれるも、やはり言われると
やってみたくなる年頃(笑)
やってみると、意外と痛みもなく
弾けてしまうことが判明しました。
(もちろん指が曲がらないので弾きにくいです)
これ以後、突き指してもピアノは弾ける、
という自論を展開しました(笑)
(ちなみに左手の親指以外は、
すべての指の関節が突き指経験アリです)
いずれにしても、禁止されると
何だかやってみたくなる。
こういう心理が働くのは間違いなさそうです。
上手にレッスンで取り入れて、生徒さんの
モチベーションアップを図りたいものです。
■嬉しいブログでのご紹介
ありがたいことに、本書をお読みの先生の
貴重なブログにてご紹介いただいております↓
これまでの既刊書もお読み頂いて
いるようで本当に嬉しいですね。
私もどこかに出かけるときには、
必ず本をカバンに入れます。
拙著もそんな一冊にして頂けているのは
とても嬉しいです。
拙著のご紹介、本当にありがとうございます!
■新刊ご購入者様限定での特典を進呈中!
さて、弊社では新刊をご購入いただいた先生限定で、
特典をプレゼントしております。
全国でのセミナーやご著書でも著名な、
二本柳奈津子先生との対談音声を進呈。
この音声では、法則術に絡めて、
をお届けしています。
どのお話も教室運営やレッスンに活かせる内容ですので、
ご購入された先生はぜひお聴きくださいね!
※書籍に挟まっている小さなリーフレットに、
試聴できるページのURLを掲載しています
ぜひこちらもお楽しみください。
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「ピアノ教室の法則術~成功への7つの極意(音楽之友社)」
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