弊社がご提供している会員制サービス「ピアノ講師ラボ」。
新春1月号にて杉谷昭子(すぎたに しょうこ)先生をお迎えいたします。
杉谷先生といえば、ベートーヴェンのソナタ全集や
女流で世界初の、ブラームスのピアノ独奏曲全集など、
数々の録音を残していらっしゃる、
国際的なピアニスト。
また、世界的なコンクールでの審査や、
ピアノ指導など、ご活動は多岐にわたります。
2010年には「ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan」
を創設され、審査員長も務めていらっしゃいます。
クラウディオ・アラウの最後の弟子、
としても知られています。
また、ショパン様からのご著書、
「コンパクトハノン 中・上級者のための40のデイリーエクササイズ(共著)」があります。
■対談のテーマは「タッチ」
今回の対談のテーマは、
「美しい音色を創り出すタッチの指導の極意」
杉谷先生の素晴らしい音色を生み出す
タッチの極意に迫ってみました。
合理奏法のお話はもちろん、
ハーフタッチのお話は印象的でした。
これを聴けば、生徒さんやご自身の演奏を
変えるきっかけになるかもしれません。
タッチといえば、対談の収録時のこと。
今回の対談は杉谷先生のレッスン室に
お邪魔させていただき、収録しました。
お部屋には、全国からその音色をめがけて
やってくるというスタンウェイのフルコンが。
私も恐縮ながら、少しだけ触らせて頂きました。
わずかな指の動きでさえ、そのまま音に
表れてしまうような、極めて繊細な鍵盤。
ため息の出るような音色に、
一瞬、時を忘れました。
このピアノでレッスンできる、
杉谷先生の生徒さんが羨ましいです。
■レッスンで大切なのは「感動」である
ピアノ教育で最も大切なのは、
「感動である」
と杉谷先生がおっしゃっていたのが印象的でした。
たとえば、綺麗な花を見て心動いたときに、
人はその花の絵を描きたくなる。
それは「感動」したからです。
これはピアノのレッスンでも同じ、
と杉谷先生はおっしゃいます。
人を動かすためには、
まずは「心」を動かす必要がある。
そのためにも、毎回感動を与えるような
レッスンを目指すことが重要。
実際、杉谷先生の奏でるピアノ、音色に感動し、
お子様たちは、たった一回のレッスンで変わるそうです。
やってみせて、心を動かすこと。
これはピアノ指導者として、
重要なことだとあらためて感じました。
■杉谷先生との対談、ぜひお楽しみに!
レッスンで生かせる話題が満載の、
杉谷昭子先生との対談。
会員様はぜひ楽しみにお待ちくださいね。
ちなみに、猫がお好きな杉谷先生。
タッチの指導のお話のところでは、
噂のどってこちゃんもご登場。
ピアノを弾いているお姿が、
とても愛らしかったですね。
明るいお人柄の杉谷先生のお話、
楽しく学んでいただけたら幸いです。
ピアノ講師ラボ2016年1月号
vol.46「世界的なピアニスト杉谷昭子先生が語る!
美しい音色を創り出すタッチの指導の極意」
●杉谷昭子先生のご紹介と恩師アラウ先生について
●ピアノ教育で最も大切なのは「感動」である
●ブルグミュラーを例に杉谷先生の「合理奏法」を解説!
●こうすれば「ハーフタッチ」を子どもに教えられる!
●初心者は「弱い音」から始めるべき理由とは?
●ご著書「コンパクトハノン」の効果的な使い方は?
●ベートーヴェンのソナタで「子どもに音を聴かせる」方法
●ピアノを始めたばかりの子だからこそいい音を意識させる
●大人でも「ハーフタッチ」は習得できる?
●本番で力を出すために必要なのは○○である
●保護者とのコミュニケーションの秘訣は?
●杉谷先生が目指されるこれからのビジョン
●杉谷先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
【杉谷昭子先生プロフィール】
矢田映子、井口秋子に師事。東京芸術大学卒業後、
ケルン音大大学院の演奏家国際試験を最優秀で合格、卒業。
数々の国際コンクールに入賞。ゲルバー、
ワイセンベルク、アラウに師事。
37年間にわたるドイツ滞在の間、世界の著名な
オーケストラとの共演や、ベルリン・フィルや
ウィーン・フィルのトップメンバーから成る
弦楽四重奏団等と歴史的な名ホールで定期演奏会等に登場。
ディスコグラフィーも多く女流で世界初の「ブラームス:ピアノ独奏曲全集」や
「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」をベルリン交響楽団とベルリンにて録音。
オランダのレーベルでリリース。
近年では「ベートーヴェン:ピアノソナタ全集」を完成させると共に
演奏活動40周年を迎え、これを記念に「ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲」
と「シューベルト:ピアノ五重奏曲《鱒》」をリリース。
多くが『レコード芸術』誌で「特選」となる。
1994年よりドイツでの「クララ・シューマン国際ピアノコンクール」の
審査を通じてマルタ・アルゲリッチとの親交が深まり多大の影響を受けている。
2010年「ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan」を創設。
20世紀の巨匠の一人、クラウディオ・アラウ最後の弟子として
国内はもとより国際的にも高く評価されている。
2012年11月27日東京文化会館小ホールに於いての、
永年ウィーン・フィルのコンサートマスターを務めた
ウェルナー・ヒンクとのデュオの夕べは、多くの聴衆に感銘を与えた。
71年フォルクヴァングコンクール優勝。72年マリア・カナルス国際コンクール2位。
73年ヴィオッティ国際コンクール2位。76年ケルン音大マスタークラス修了。
西独演奏家国家試験で一等賞を獲得し、デュッセルドルフでヨーロッパデビュー。
アルゲリッチ、アシユケナージと並んでクララ・シューマン国際ピアノコンクール等の審査。
ベルリン交響楽団と女流では初のベートーヴエンピアノ協奏曲全集など多数のCDもリリース。
2007年に演奏活動40周年を迎えた。
日本を代表する最も活躍中のピアニストの一人であると共に、
国際的に高く評価されている。
著書に「コンパクトハノン(共著)」がある。
杉谷先生の対談が聴けるチャンスは「12/31」まで
12月31日(木)の23:59までにご入会の先生は、
この杉谷先生の対談(1月号)からスタート頂けます。
特に、「ピアノ講師ラボ ダイジェスト版CD」に
お申込みの先生は、この機会をお見逃しなく。
新春から始まる、今まで知らなかった「学びの世界」を
ぜひ体験いただけたら幸いです。
いつも本当にありがとうございます。
それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを!
いつも本当にありがとうございます。
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