株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
毎週土曜日の朝に無料で配信している、
弊社のメルマガ「成功するピアノ教室」
おかげさまで、たくさんの先生に
お読みいただいております。
ときおり、このブログでも過去の
メルマガの記事をアップしています。
今日もその一つをお届けしてみます。
テーマは「ピアノ教室の退会を減らす工夫」です。
【メインコンテンツ】
生徒の負担を減らすと退会は減る?
先生方のご意見で多かったのは、
「なるべく生徒の負担を減らすこと」
最近のお子さんは、受験のためなど、
塾に通う子が少なくありません。
また、他の習い事や自宅での宿題など、
かなりのスケジュールです。
中学校に入ると、今度は部活が始まり、
下校の時間が遅くなったりもします。
そうした、忙しい生徒がピアノを続ける
ためにはなるべく負担が少ない方がいい。
そう考える先生が多いということでしょう。
■毎週のレッスンをワンレッスン制に
多かったのは「ワンレッスン制」です。
これまで毎週レッスンをしていたのを、
1回制のレッスンに変更する。
つまり、生徒がレッスンに来たい時に、
好きな時間に来れるようにする。
毎週というプレッシャーから離れ、
気が楽になることはあるようです。
「中学、高校に進級しても、
退会されることはあまりありません」
というご意見もありました。
ただ、ワンレッスン制だと次のレッスンまでの
間があいてしまうこともあるでしょう。
教室との距離が離れすぎないように、折りを見て
コンタクトを取ることはポイントのようです。
■チケット制にする
関連して「チケット制」にしている先生も
いらっしゃいます。
何枚つづりかのチケットとして販売、
使用期限を決めて、
「この期限日までならばいつ来てもいい」
というようにしていらっしゃるようです。
生徒側のメリットとしては、自分の都合のいい
ときにレッスンに来れること。
期限があるので、その日までにチケットを
使おうというモチベーションにつながる。
ただ、初回はまとめて支払う必要があるため、
それに躊躇する人はいるかもしれません。
ご意見のなかでは、中学生になった時点で、
チケット制にする先生もいらっしゃいましたね。
■時間・レッスン回数の変更
これもご意見に多かったものです。
毎週のレッスンが大変そうであれば、
「月2回」のレッスンに変更する。
ただ、これは多くの先生が実施されているでしょう。
このとき、1回分の時間を増やして、
月謝額もあまり変わらないようにする。
そんな先生もいらっしゃるようです。
回数は減らすけれど「トータル時間」は
これまでと大きく変えないようにする。
教室側としても収入の大幅な減を
避けることもできる、ということのようです。
■ペアレッスンの提案
これはどういった形態なのかは分かりませんが、
他の生徒とレッスン時間を合わせているのでしょう。
たとえば、忙しい中学生が二人いたら、
その子たちをペアレッスンにする。
二人の時間が合えば、一緒にレッスンできて、
ワイワイ楽しみながら学ぶことができる。
倍のレッスン時間で、料金はこれまでと同じ、
という感じにしている先生もいらっしゃいます。
二人で受けるレッスンならば、生徒が感じる
心理的な負担も減るのかもしれませんね。
■「忙しくてもレッスンに行きたい」と思わせる
その他、振替レッスンの実施や宿題を減らす、
生徒の好きな曲をさせる、などがありました。
いずれも生徒の負担を減らす、ということが
根底にある考え方でしょう。
ただ、いくら受験勉強の真っ最中でも、
いくら学校の行事が重なったとしても、
「何としてでもレッスンに来る」
という生徒はいます。
むしろ受験なんだから来なくていいと、
先生のほうが制する場面も(笑)
そこにあるのは、
「ピアノが好きで仕方ない」
「早くレッスンに行きたい」
「先生に会いたい」
そんな気持ちでしょう。
そういう生徒をどれだけ多く育てるか、
この辺りに「継続」のポイントがありそうです。
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