株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
毎週土曜日の朝に無料で配信している、
弊社のメルマガ「成功するピアノ教室」
おかげさまで、たくさんの先生に
お読みいただいております。
ときおり、このブログでも過去の
メルマガの記事をアップしています。
今日もその一つをお届けしてみます。
テーマは「目標設定はピアノの継続のカギ」です
■目標を立て、成長を実感させる
弊社でも毎年ピアノの先生を対象にアンケートを実施しています。
★今年も実施しています!ぜひご協力ください!(終了まであと5日)↓
■「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2015」
生徒の退会防止の方法や工夫の設問がありますが、
ご意見の多かったのが、
「目標を設定する」
「成長を実感できる工夫」
という部分でした。
確かに、人は未来の目標があれば、
それに向かって努力することができます。
その目標が、自分にとってメリットがある、
自分の成長が見込めるものであれば、
長期的にモチベーションも維持できるでしょう。
だからこそポイントとなるのは、
「それぞれの生徒に適切な目標を与えること」
「目標達成による喜びが実感できること」
を根底に据えておくということです。
■やはり「発表の場」は目標になる
多くの先生が挙げていたのが、
「生徒に発表の場を与える」
ということでした。
「頑張って練習する」
→「多くの人に聴いてもらう」
→「認めてもらえる」
→「嬉しい」
→「さらに意欲が湧く」
こうした循環を生み出すことができれば、
継続的にピアノ教室に通う原動力となる。
いわゆる「承認欲求」を満たしてあげることで、
モチベーションを維持させるということです。
■イベントを年間で織り交ぜる
多くの先生は、生徒の継続のポイントとして、
「発表の場は複数あるほうがいい」
といったことを挙げていらっしゃいます。
「発表の場」=目標・認められる場
と考えたときに、それが年に1回ある場合と、
複数回ある場合では、生徒の意識に違いが出る。
学校行事を考えると分かりやすいでしょう。
春は遠足、夏は林間学校、秋は運動会、冬はスキー教室…
さまざまなイベントを織り交ぜることで、
生徒の「楽しみ」な感情を年間で維持できる。
さらに「イベントへの取り組み」によって、
生徒の成長など教育的な側面が見込める。
ピアノ教室もこれと同じ考え方で、
「年間を通して発表の場を織り交ぜる」
ということは生徒の継続率アップに、
大きく貢献する、ということです。
■年に一回の発表会では足りない?
発表の場として考えられるのは、
もちろん「発表会」でしょう。
多くの先生は「年に1回」「2年に1回」などの
周期でされていると思います。
ただ、発表の場がそれだけでは不十分、
と考えている先生も少なくありません。
もちろん発表会だけが「発表の場」
ではなく、たとえば…
●教室内でのミニコンサート
●クリスマスなどのイベントでの演奏
●慰問やボランティアでの演奏
●コンクール
●検定やグレード試験
先生方のご意見では、こうしたことを
挙げていらっしゃいます。
また、レッスンの前後の生徒同士で
弾き合うのも、立派な発表の場でしょう。
大切なのは、
「その目標に向かって努力するとどうなれるのか?」
という「未来の自分像」をイメージさせること。
そして実際に「達成感」を味わってもらうこと。
それが、ピアノを通して努力することでの
「快」のイメージとなり続ける原動力になる。
また、「常に先を見させる」ことも大切でしょう。
ある先生は、発表会が終わった瞬間に、
次回の発表会の曲を決めるそうです。
生徒の目線を「常に未来」に向けさせる。
こうした努力は必須だということでしょうね。
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