いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
弊社がご提供している会員制サービス「ピアノ講師ラボ」。
次号6月号ではピアニストの、
斎藤雅広(さいとう まさひろ)先生をお迎えいたします。
学生時代には「芸大のホロヴィッツ」と呼ばれるなど、
華麗なヴィルトゥオーゾとしてご活躍です。
多彩なコンサートでのご活躍ははもちろん、
テレビなどのメディアのご出演なども多数。
全国での講演活動や、最近ではプロデュース的な
お仕事もされているようです。
ピアノの先生であれば、誰もが知るほどの
著名なピアニストでいらっしゃいますね。
最近では、杉並公会堂の10周年を記念した、
豪華メンバーが競演した新譜をリリース。
これは確かに豪華な顔ぶれですね。
■対談は楽しいなかにも深いお話
お話がとても楽しく、ユーモア満載の斎藤先生。
私も終始、笑っていたように思います(笑)
ただ、そのなかにも深いお話がたくさんありました。
今回のテーマは、
「ピアノのレッスンでこれだけは大切にすべきこと」。
指導者として、あるいは音楽を仕事とする者として、
どんなマインドで向き合えばいいのか。
「コンサートで一番大切なことは?」の部分では、
まさに「人」として大事にすべきと考えさせられました。
また、ピアノで重要なのは「基礎」であり、
演奏でいえば「フレージング」がポイント。
演奏でうまくいかないなと思ったときは、
たいていフレージングに誤りがあることが多い。
そのフレージングの基礎的な考え方については、
私もとても勉強になりました。
その他、歌曲の伴奏についてや、これだけは観ておきたい
レクチャーDVDなどのお話もいただきました。
これだけの幅広いお話をいただけたのは、
本当に幸運だったと感じています。
■「音楽」はどうすれば見つかるのか?
こんなお話が印象的でした。
「音楽は自分が探してはじめて見つかるものである」
これだけネットが浸透してきた現代、知りたいことは
検索すれば何でも情報は見つかります。
けれども「音楽」だけは見つからない、
と斎藤先生はおっしゃいます。
さまざまな経験も含めて、自分で弾いて探して、
はじめて見つかるものである。
音楽に果敢にぶつかって、
自分で感じたものが絶対的なものである。
もちろん、素晴らしい指導者に師事するのは
必要だけれども、前提として「自分」がある。
そんなお話が印象的でした。
■どんなことにも通用するお話
このことは、ピアノや音楽以外にも
通用するお話なのではと感じました。
何でもスピード重視の今の世の中。
人は答えを安易に求め過ぎるところが
あるように思います。
ネットでの情報を鵜呑みにしてしまう、
あたかも自分の経験のように語ってしまう。
けれども、本当に価値のあるものは、
「自分で見つけたもの」だけであり、
自分で足を運び、見て聴いて、感じて、触れて、
その一連のなかで頭で考えたこと、
つまり「経験」だけが本当に価値がある。
何でも「やってみた人」にはかなわない、
というのはそういうことでしょう。
「音楽は自分が探してはじめて見つかるものである」
という斎藤先生のお言葉に、人として大切に
すべきものは何なのか?をあらためて考えました。
■斎藤雅広先生からのメッセージ
本当に幅広いお話を伺うことができた今回の対談。
この対談を聴くことができる
ラボ会員様は幸せですね。
さて、そんな斎藤先生から「ピアノ講師ラボ」に、
嬉しいメッセージをいただきました。
・・ ・・ ・・ ・・
「音楽家として生きるのは難しいけれど、そのガイドになりえるラボだと思います」
・・ ・・ ・・ ・・
斎藤先生、素敵なメッセージをありがとうございます!
ピアノ講師ラボ2016年6月号
vol.51 ピアニストの斎藤雅広先生が語る!
ピアノレッスンでこれだけは大切にすべきポイント
●斎藤雅広先生のご紹介と歴史的名盤のご紹介
●現在のご活動とその原点である恩師のレッスンについて
●コンサートで「これが一番大事!」なものとは?
●どんな人へのレッスンでも重要なのは「基礎」である
●基礎で重要なのは「アーティキュレーション」の読み方
●なぜデジタルピアノで代用はできないのか?
●音楽は自分で弾くことでしか見つからないものである
●これだけは観ておきたいレクチャーDVDとは?
●ポピュラー音楽は「アレンジ力」がポイント
●歌曲の伴奏をするときにこれだけは重要なこと
●緊張している状態、それこそが「ベスト」なのだ
●コンクール審査でのここだけのお話
●斎藤先生のこれからのビジョンは「山」を作ること
●斎藤先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
【斎藤雅広先生プロフィール】
東京芸術大学出身。
18歳で第46回日本音楽コンクールに優勝、翌年NHK交響楽団との共演でデビュー、
「芸大のホロヴィッツ」と称される。
その後、巨匠チェルニー=ステファンスカに才能を認められ内弟子としてポーランドで学ぶ。
高度な技巧に支えられた自由闊達で雄弁なスタイルは絶賛を受け、
ウィーンフィルやベルリンフィルのメンバーらと共演を重ねる他、
アライサ、クラウゼ、ラ・スコーラ等の世界の名歌手からも信望が厚く、
歌曲伴奏でも我国最高の名手という評価を不動のものとしている。
NHK名曲アルバム、ベストオブクラシック、ニューイヤーオペラコンサートなど、
数多くの放送に出演。またNHK教育テレビ「趣味悠々」講師、NHK教育テレビ
「トゥトゥアンサンブル」の「キーボーズ」、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」、
日テレBS「ブラボー!クラシック」、NHK「きよしとこの夜」「親と子のTVスクール」など、
エンターテイメントなTV出演も多数。NHKニューイヤーコンサート名古屋ほかコンサートの司会も好評。
また作曲・編曲も手がけ、多数の楽譜が出版されている。
CDは「ヴィルトゥオーゾ・展覧会の絵」などのソロから室内楽・共演盤など34枚に及び、
リリースの度に大きな話題となっている。
2007年にはデビュー30周年を迎え、記念コンサートを大成功させ、
2012年はデビュー35年記念盤『79年のリサイタル』が音楽各紙に絶賛され、
その存在感をさらに大きくした。
今、日本で最も広いファン層と知名度を持つベテラン・アーティストとして、
文字通りマルチな活動を展開中。
■5/31までにご入会の方は斎藤先生の対談(6月号)からスタート!
この斎藤雅広先生との対談が聴けるチャンスは、
「2016年5月31日(火)」までにご入会いただいた先生だけ。
会員様以外は一切聴くことができない、
貴重な対談となっています。
なお、続く7月号では池川礼子先生、
8月号では、北村智恵先生にご登場いただく予定です。
どちらも、全国での講座で人気の先生。
ここでしか聴けないお話が満載ですので、
ご興味があれば、ご検討いただけましたら幸いです。
ご興味のある先生は、ピアノ講師ラボについて
まとめたページがありますのでご覧ください↓
↑ピアノ教育業界の重鎮、藤原亜津子先生との
対談のサンプル音源もお聴きいただけます
それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
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