わっぽんだいぼうけん
これは楽しくテクニックが学べますね。

★「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」vol.412(2016年6月29日配信)より

『わっぽんだいぼうけん テクニックを絵で解くピアノブック』春畑セロリ・著

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いつもお読みいただき、
本当にありがとうございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「わっぽんだいぼうけん テクニックを絵で解くピアノブック」

という教材です。

著者は、ピアノの先生の間でも人気の春畑セロリ先生

これまでもこの教本メルマガにて、
数々のご著書をご紹介してきました。

★参考「われら!ピアノ・ルーキーズ・バンド」

★参考「ちびっこ・あんさんぶる~リズムであそぼうよ!」

★参考「ピアノ曲集 ぶらぶ~らの地図」

今回は、春畑先生の最新刊のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「どーも、わっぽんです。」から引用すると、

「ぼくは、トロッポロ星にすんでいる、わっぽんだよ。

ぼくは、『ぼうけん』が、だいすき!
いつももりやかわで、ぼうけんしてる。

だから、きみたちも、ピアノのけんばんのうえで、
とんだり、はねたり、はしったりして、ぼうけんしてよ(中略)

あははっ!もっと、ピアノがじょうずになっちゃうぞ!」

とあります。

また、作曲者からの「せんせいへのナイショばなし」では、

「演奏テクニックを、機械的な訓練ではなく、
動きのイマジネーションとして理解する一冊です」

とあります。

ページいっぱいに描かれた絵をみて、
イメージを膨らませながら弾いていく。

まるで絵本を見ながら弾いているような、
そんな楽しい構成になっています。

楽しいなかにも、テクニックを身につけるために、
明確に意図された曲が掲載されています。

どれも8小節ほどの短い曲ですが、
個性的な作品に仕上がっています。

ちなみに本書は「ムジカノーヴァ」2012年4月号から
2014年1月号の連載に改訂を加えてまとめたもの、

ということです。

本書に掲載されている曲をご紹介してみましょう。

●かえるとび ゴリラとび~いろいろなスタッカート~

●あしのうら ねばねば~テヌート~

●おうどん つるつる おもち もちもち~レガート、レガーティシモ~

●かぶとむし くすぐっちゃう~くすりゆびとこゆびをうごかす~

●いっしょう ついていきます~3度のフレーズ~

●ぴょんぴょんサーカス団~「わおん」のジャンプ~

●かいきゃく ききいっぱつ~おやゆびとこゆびをひらく~

●ひきだしに おやゆび はさまる~おやゆびをたもつ~

●ゆびきり しすぎ~こゆびをたもつ~

●おとしあな に おちた!~手のいどう~

●どかんくぐり せんしゅけん~ゆびくぐり~

●ぼくらは しんゆう ~6度のフレーズ~

●ぬきあし さしあしで にげろ! ~となりあった ゆびをひらく~

●なっとういけ おうだん ~スラーとスタッカート~

●ねったいぎょと さんぽ ~まんなかのパート~

●ぎゃく すべりだい ~なが~いクレッシェンド~

●そんなにくっつくなよ ~そうしょく音~

●フィギュアスケート・デビュー ~トリル~

●マジシャンしゅぎょう ~アルペッジョ~

●きゃー そりすべり! ~テンポをかえる~

●ちびチャイム でかチャイム ~ペダル~

●ハムスター にゅうもん ~むきゅうどう~

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◆(2)子どもの感性を刺激する新感覚なテクニック教材

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本書は、春畑セロリ先生の、
「できるかな ひけるかなシリーズ」の最新刊

遊び心満載で、しかもピアノで遊んでいるうちに、
自然と音感が身についてしまう、という人気シリーズ。

今回ご紹介の教材のサブタイトルは、
「テクニックを絵で解くピアノブック」

各ページで学べるテクニックを、
独特のイラストとテキストで表現しており、

イラストから受けたインスピレーションと
テクニックがリンクしたときに生まれる、

「豊かな音楽的表現やさまざまなニュアンス」

を体験できる、他にはないタイプの教材です。

イラストがカラーではないのが残念ですが、

曲の響きが今風で、様々な音色も体験できるので、
子どもたちも楽しんで取り組めるでしょう。

ちなみに出版元の「オントモ・ヴィレッジ」では、
全曲が試聴できるようになっています。

★春畑セロリ「わっぽんだいぼうけん」

この教材のなかに広がる「世界」は、
ページをめくった人にしかわからないでしょう。

生徒と先生が楽しく会話しながら、
表現やテクニックを学べる一冊。

ご興味のある先生はお手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『わっぽんだいぼうけん テクニックを絵で解くピアノブック』春畑セロリ・著

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◆(3)編集後記

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弊社がご提供している会員制サービス「ピアノ講師ラボ」
来月7月号の発送の準備が着々と整っています。

次号は、池川礼子先生をお迎えして、
導入期のレッスンをテーマにお伝えいたします。

池川先生は、全国でのバスティンの講座で著名で、
「100のレッスンポイント」というご著書もあります。

対談では、レッスンの基礎の部分のお話や、
池川先生の多彩なレッスングッズの使い方など、

幅広くお話をお伺いすることができました。

「おはじき」で読譜指導ができるとは…
私も驚きの対談収録でしたね。

話題の「即読譜法」は、まさに目からウロコでした。

■「ピアノ講師ラボ」2016年7月号vol.52
池川礼子先生が語る!導入期レッスンを成功させる「即読譜法」の秘密

●「楽でなければよい音楽ではない」とはどういうことなのか?
●ピアノを弾くときの「3K」と「指導の3本柱」とは?
●いい手の形にするには「初日のレッスン」が決め手!
●打鍵とレガート奏法を教えるときに使えるグッズ
●いい音の「スタッカート」と「トリル」を教えるアイデア
●二音のスラーを習得すると曲の終わりが上手になる!
●生徒のリズム感を養うためのポイントはこれ!
●さまざまな音色を生みだす「イメージ」の妙技
●なぜ導入期に「グループレッスン」を取り入れているのか?
●メロディーの○%は2度と3度の音程でできている!
●導入期の読譜指導で画期的な「おはじき」の使い方
●「カード」と「1分ゲーム」を使って楽しく読譜の勉強!
●自宅での練習を習慣化させる秘策とは?
●これからの時代こそピアノ先生が必要なもの
●池川先生にとっての「プロフェッショナル」とは?

明日6月30日(木)23:59までにご入会いただいた先生は、
この池川礼子先生の対談からスタートいただけます。

一歩足を前に出した人にだけ見える世界がある。
ピンときた先生は、ぜひお申込みください。

★「ピアノ講師ラボ」の詳細はこちら←

それでは今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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