いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日ご紹介するのは、
という書籍です。
著者は、黒河好子先生。
黒河先生のご著書やピアノ教本は、これまでも
この教本メルマガにてご紹介してきました。
今回は、その黒河先生の新刊のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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本書の「あとがき」から引用すると、
「子どもたちが将来ピアノを弾きたくなった時に、
改めて弾ける喜びを与えるためにも、たとえ一度
やめることになったとしてもピアノを習わせるべ
きだと思います。この本ではいかに幼児教育が大
切か書きましたが、目先ではなく将来につながる
音楽教育こそが必要です」
とあります。
北海道から沖縄まで、年間170回を超える
講演を行っているという黒河先生。
本書の帯には、
「ピアノを学ぶことで、子どもの心身は大きな成長を
遂げます。本書は、ピアノを習う意義からその効用、
習う時期の重要性、右脳と左脳を生かした練習法など
まで紹介します」
とあります。
本書の内容を目次からご紹介しましょう。
【第1章】ピアノを習う理由
【第2章】ピアノ学習に効果的な時期
【第3章】ピアノ学習の注意点
【第4章】子どもを伸ばすピアノの先生とは?
【第5章】ピアノ楽譜の選び方
【第6章】楽器の選び方
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◆(2)ピアノ指導者もあらためて考えさせられる一冊
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年間170回を超える講演をされている黒河先生。
これまでのご経験から、確信を得たものだけを
厳選して執筆された、という印象を受けます。
タイトル的には、これからピアノを習わせたい、あるいは
習わせている親などが対象の書籍と思われますが、
ピアノ指導者が読んでも、気づきは多いように思います。
とくに「子どもを伸ばすピアノの先生とは?」の章は、
指導者としての自分を見直すきっかけにもなりそうです。
本書を読んで、個人的にメモをした部分を、
ご参考までにいくつかご紹介してみます。
「視覚から入った情報を記憶すると、大変楽にピアノが上達します」
「できれば15分から20分以内に反復させると効果的」
「11歳までには、ロマン派くらいまでの曲のあらゆる
リズムパターンを習得しておくことが望ましい」
「(12~14歳前後は)『弾けること』に時間を割くの
ではなく、『音楽のため』に時間を割くのが良い練習」
「初見トレーニングは、最初から両手で弾かなくてはいけません」
「『弾けない』先生と『弾かない』先生は違うのです」
「速い弾き方でゆっくりと弾き、指に覚え込ませてこそ速く弾ける」
「楽譜は『ピアノを学んだ記憶の証』」
「良いピアノになればなるほど、耳が進化していく」
ピアノ教室の待合室に置いておけば、かなりの確率で
保護者が手に取りそうな本書のタイトル。
ピアノの先生にとっては既知の内容も多いかもしれませんが、
あらためて考えさせられる部分も少なくないでしょう。
ご興味がおありの先生はお手に取ってみてはいかがでしょうか。
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◆(3)編集後記
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すでにこのブログではお伝えしておりますが、
今年も「レッスン手帳2017」の監修をさせて頂きました!
今回も、現場の先生のお声を取り入れて、
より進化させようと努力する日々が続きましたね。
発売は、今月10月中旬となっています。
Amazonでも予約が可能になりました↓
今年も時間をかけて、ていねいに監修させていただきました。
たくさんの工夫を散りばめておりますので、
ぜひお手に取ってみて頂けたら幸いです。
皆様のレッスンライフのサポートに
お役立ていただけたらこの上ない喜びです。
それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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