いつもこのブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日ご紹介するのは、
という教材です。
ピアノ学習で最も大切な時期といえば、
多くの先生が「導入期」とお答えになるでしょう。
本日は、その導入期のピアノ教材のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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本書の巻頭から引用すると、
「初歩の子どものレッスンの中で、『弾きたい』と
リクエストしてくる曲の多くは、幼稚園や保育園、
小学校で歌った曲や、TV・映画で聴いたアニメソング
などです。そこで、『知っている曲をすぐに弾きたい』
という子どもたちの願いを叶え、『ひとりでひけたよ!』
という満足感を味わえる教本を作りたいと思いました」
とあります。
副題に「ひとりでひけたよ!」とあるように、
一人でも楽しく弾けるピアノ教材。
ひとつのメロディを両手で弾きます。
鍵盤図があり、書かれている通りに両手を置き、
運指通りに弾けば最後まで弾ける。
「ピアノを習い始めたばかりの子どもでも、
お気に入りの曲を歌いながら両手で弾けます」
というのは、そういう工夫によるものです。
導入期だからこそ最初から「両手」で
弾かせている点もポイントでしょう。
また「チャレンジ」では、同じ曲が大譜表になり、
「右手メロディー・左手伴奏」
のパターンのアレンジに挑戦していきます。
さらに、先生や親と連弾できるように、
伴奏譜も付いています。
「1巻」に収められている曲目をご紹介してみましょう。
1・ぶんぶんぶん
2・げんこつやまのたぬきさん
3・てるてるぼうず
4・いとまきのうた
5・かえるのがっしょう
6・ほたるこい
7・ジングル・ベル
8・とんとんとんとんひげじいさん
9・ハイ・ホー
10・ハッピー・バースデー・トゥ・ユー
11・どんぐりころころ
12・大きな栗の木の下で
13・おおかみなんかこわくない
14・春がきたんだ
15・ドキドキドン!一年生
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◆(2)小さい子でも知っている曲を両手で弾ける導入教材
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小さい子にとって、いつも歌っている曲が
ピアノで弾ける、それだけで大きな喜びです。
知っている曲だからこそ、意欲が湧いて、
弾く楽しみも倍増するのでしょうね。
今回ご紹介の教本は、小さな子でも、
弾ける楽しさを体験できる導入教材。
なにより、幼児が知っている曲で
弾けるのがポイントと言えるでしょう。
巻頭の「先生・お家の方へ」に、
「手元を見ないように指導してください」
とあります。これはピアノを弾く上で、
とても重要な点でしょう。
譜面を見ながら弾く習慣を、
導入の段階で身につけさせることは、
演奏においても、また読譜の面でも
大切なポイントではと感じました。
音符や音価については書かれていないため、
別途教える必要があるかと思いますが、
そうした点でも、他の教材と一緒に、
併用曲集としても使えそうです。
なお、ご紹介は「1巻」でしたが
「2巻」も同時発売されています。
導入期のレッスンで使える教材、ご興味が
ありましたらお手に取ってみてください。
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『 ひとりでひけたよ!だいすきなピアノ・1 』 中森智佳子・著
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◆(3)編集後記
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冬季オリンピックが始まりましたね。
やはり日本人選手の活躍には
目を奪われてしまいます。
この日のためにすべてをかけてきた選手には、
ぜひ頑張ってほしいですね!
やっぱりスポーツはいいなと、
あらためて感じます。
それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
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