昨日、また嬉しいお知らせを受け取りました。
ヤマハミュージックメディア様からの書籍で、
監修を担当いたしました、
「現場の先生直伝 生徒が夢中になる!ピアノレッスンアイデアBOOK」
の増刷が決まったそうです。
おかげさまで、これで「7刷」となりました。
この書籍の出版が、2015年の11月。
書籍が売れないこの時代に、2年半経った今でも、
増刷されるのは、本当に嬉しいですね。
■ある著名な先生の言葉に…
先日、ある著名な先生にお聴きしたお話です。
昔の子どもが普通にできたことでも、
今の子にとっては難しいことがあるよね、というお話。
たしかに、私たちの生活もずいぶん変わり、
なんでも「指一本」で解決してしまう、
そんな時代になってきています。
公園にある「うんてい」ができない子が
増えている、そんな話も聞きます。
そんな中、私たちピアノ指導者がレッスンで、
「このくらいはできるだろう」
と思ってやらせてみても結構てこずる。
だから今の子には、昔の子にやらせていたことの、
「さらにもう一段階前」
の課題を与える必要が出てきている、
アプローチの仕方を変えなければいけない、
そんなお話でした。
■なんでできないのかな…?
なるほど、たしかに、と思いました。
このくらいはできるかな、と思うことが、
パッとできないこともありますよね。ただ、
「昔の子はできたのに、なんでできないのかな…」
という疑問で終わってはいけないわけです。
ならば、どうすればいいか、
どういう課題をどう与えればいいか。
それをその子にわかるように、
できる方法を考えてあげること。
そういう、こちらから歩み寄る思考は、
今も、そしてこれからも重要でしょう。
ピアノに限らず、塾でも運動系の習い事でも、
「子どももっとよくさせるにはどうすればいいか?」
という純粋な疑問と試行錯誤を繰り返し、
常にアンテナを張るのが必須の時代と言えます。
■レッスンの「引き出し」を増やす
ピアノのレッスンでいえば、重要なのは、
「どれだけレッスンの引き出しを持っているか」
という点でしょう。
生徒はひとり一人、個性も違えば、
できることも興味の対象も違います。
つまり、全ての生徒に同じレッスンは通用しない。
だからこそ、どんな生徒がきても、
「この子にはこのアプローチ、あの子にはこのアイデア」
と柔軟に臨機応変に対応できる能力、そして、
その「方法」をなるべくたくさん知っていること。
「レッスンアイデアを豊富にストックしていること」
がとても重要になるわけです。
これは、指導者にとってもメリットがあるでしょう。
溢れるほどのレッスンのアイデアがあれば、
日々のレッスンに自信が生まれます。
どんな生徒が来ても、対応できる余裕、
興味を引き出す工夫なども生まれます。
■あらためて「アイデアBOOK」を開いてみて…
さて、冒頭で増刷のお知らせをした、
「ピアノレッスンアイデアBOOK」。
多くのピアノの先生に支持を頂いているのは、
きっとそこに「現場で使えるネタ」を見出すからでしょう。
この書籍では「46個」ものレッスンアイデアを
ご紹介していますが、特筆すべきは、
「すべて現場の先生がレッスンで実践され成果のあったもの」
だけを集めた点。
つまり、皆さまの教室、あるいはレッスンに
直結する情報が詰め込まれている、ということです。
それぞれのアイデアには、
○レッスングッズ名、アイデア名
○実物の写真
○アイデアの効果
○必要な材料や道具
○作り方・使い方の詳細
などが分かりやすくまとめられています。
さらにグッズについての
○目的
○対象年齢
○所要時間
○使用期間
○注意事項
なども個別に掲載して、より現場で
使いやすいよう配慮しています。
かなり反響があったのが、
飛び出すカード「ドレミの階段」。
音階を目で見て、触れて理解できるカードで、
実寸サイズの設計図も掲載、すぐに作れます。
こうしたレッスンアイデアのほかにも、
入会申込書や入会のしおり、レッスン記録、
などの資料も充実しています。
すでにお持ちの先生は、ぜひ何かの折にページを
めくっていただくとアイデアが湧くかもしれません。
お持ちでない先生は、ぜひお手に取ってみてください。
きっと一つは、ピンッとくるものがあるはずです。
★「ピアノレッスンアイデアBOOK(ヤマハミュージックメディア)」
■ピアノ講師ラボ会員様に感謝!
この書籍は「ピアノ講師ラボ」の会員様の
レッスンアイデアをまとめたものです。
毎月お届けしている「ニュースレター」の
人気コーナーを書籍化したもの。
私がいうのもなんですが、この会には、
「いい情報は惜しげもなくシェアする」
という素晴らしいマインドが会全体に行き渡っています。
今回の増刷のお知らせも、会員様の思いが、
業界に広がってきているようで、
私も感慨深く、とても嬉しいです。
あらためて貴重なアイデアを
惜しげもなくご紹介いただいたラボ会員様。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
それでは今号も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★全国5,081名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら
↑毎週土曜日の朝に配信中。配信解除もいつでもすぐにできます
★次回は丹内真弓先生の対談!サンプル音声もあります
「ピアノ講師ラボ」次回予告ページ
★いよいよシリーズ第2弾が発売!(11/24)
「現場の先生直伝 生徒が夢中になる!ピアノ教室アイデアBOOK」
★春が来ましたね!今年もやっぱり「レッスン手帳2018」
★レッスン手帳2018「マンスリー&ウィークリー」
★レッスン手帳2018「スリム マンスリー」
★10種類以上の表紙デザインを無料でダウンロード!着せ替えも楽しめます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━