そら

6年間、毎週配信しているメルマガ「成功するピアノ教室」

先日300号を超えましたが、このブログでも「反響のあった記事」を
ときどきアップしていきたいと思っています。

メルマガ「成功するピアノ教室」vol.245(2013年3月16日配信)より

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メインコンテンツ】大切なのは「ひとり」を「もうひとり」にすること
―――――――――――――――――――――――――――――――――

前号では、「先生の前向きな気持ちは周りに伝わる」
といった内容でお伝えしてみました。

今回もいろいろと反響をいただき、こうした話も、
皆さんご興味がおありなのだなと実感しています。

■先生の姿を人は必ず見ている

前号では、先生の前向きな姿は人は必ず見ている、
また、周りの人に少なからず影響を与えている。

だからこそ、レッスンを含め教室運営では、
ポジティブな姿勢は大切、とお伝えしました。

これと関連して、個人的には、

○感情にムラがないこと
○心の平穏を保っていること

こうしたことは、何かを教える者としては
必要なことではと思ったりします。

感情にムラがあっては、指導内容にもムラが出る。

いつも心が一定であることは、指導者としての
仕事のクオリティを保つために必要ではと感じます。

■見返りは求めないほど純粋になる

「あれだけやってあげたのに、あっさり教室をやめた」
「こっちの気持ちを少しも分かってくれなかった」

教室を運営していたり、レッスンをしていると、
こうした残念なできごとにも直面しますよね。

時間をかけてやってあげた、親身になって考えてあげた。

にも関わらず、こちらの気持ちを少しも考えないような
言動をされてどうにも腑に落ちずに終わった…

そんなこともあるかと思います。
私も経験がありますし、その気持ちもよくわかります。

ただ個人的に思うのは、

「見返りは求めても仕方ない」

という点です。

たとえば、私のもとにはたくさんのお悩みや
ご相談のメールが届きます。

時間の許す限り、なるべく丁寧に回答を返信しますが、
たいていは私の回答に対する返信はありません。

でも、それはそれでいいと思っています。

きっと何かは腑に落ちた部分はあったかもしれませんし、
返信がないのは、それほど重要でなかったからかもしれません。

「便りのないのはよい便り」

という言葉もありますし(笑)、個人的には、

「返信がくることこそ奇跡的なこと」

とさえ思ったりして、逆に感謝してしまいます。

「善意でしたことは、自分だけでもポジティブに受け止める」

そんな感じで考えることができれば、
少なくとも心の平穏は保てます。

■「ひとり」を大切にすると「もうひとり」になる

これはピアノ教室運営でも同じことだと思います。

「自分はできるだけのことはした。よくやった」

はい終わり。次のことを一生懸命やるだけです。

時間は有限ですし、よくない感情を引きずっていては、
あまりいいこともありません。

一つひとつのことを丁寧に、心をこめてやっていれば、
必ずそれを認めてくれる人が「ひとり」は出てくる。

その「ひとり」を今度はもっと大切にしていく。

するとその「ひとり」が「もうひとり」になっていく。

そうした積み重ねが「仕事をしていくこと」だと思いますし、
教室運営で大切なことなのかな、と思ったりします。

★全国2600名のピアノの先生が購読するメルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら


こちらの記事もぜひお読みください