いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今日は弊社のメールマガジンで反響があったものを、
こちらのブログでもシェアしてみます。
・・・ ・・・ ・・・
早いもので、今年も3月。
来週には、卒園や卒業式などのイベントを
控えている先生もきっと多いことでしょう。
それが過ぎると今度は、入園、入学、入社など、
新しい一歩を踏み出す季節。
春がやってきます。
春は新しいことを初めてみたくなる季節。
お子さまのいるご家庭では、
書き出した習い事リストを見ながら、
ぴったりのものを選び、探している、
そんな姿がイメージできますね。
(まさに我が家がそうでした)
習い事の先生も、きっとこの季節が
いちばん忙しくなるのではと思います。
いわゆる生徒募集、ですね。
生徒募集に関しては、これまでも
拙著やブログ等でいろいろ書いてきました。
たしかに、募集媒体のクオリティを上げたり、
情報発信の仕方を工夫したり、
紹介を促すような仕組みを作ったり、
イベントで心をつかむなど…
私たちができることは、
本当に数限りなくあります。
■最大の生徒募集とは…
このメルマガでも、10年以上にわたって、
それらをご紹介してきたわけですが、
最近、ほんとうに思うことがあります。
生徒募集は、もちろん大切です。
でも、最大の生徒募集は、
「今いる生徒を良くすること」。
結果の出せる指導者であること、
レッスンの質を上げ続けることだと。
たとえば、初めて行ったお医者さん。
きちんとこちらを向いて、
親身になって話を聞いてくれて、
経験はもちろん、最新の医療の知識があり、
そこからベストな提案をしてくれる。
最後は笑顔でお別れをする。
スタッフの方もどの人も親切で、
病院の雰囲気もいい。
先生の言うとおりに薬を飲み、
通院していたらすっかり治った。
さて、次に同じようなことが起こったら、
どこの病院に行くでしょう?
もちろん同じところですよね。
違う病院に行く、という選択肢は
おそらく最初からないでしょう。
そして、もし誰かから病院を紹介してくれ、
と言われたら、ほぼ即答でしょう。
■相手が感じるもの
ポイントは、やはり先生の人柄、
こちらとの向き合い方、そして何より結果。
ピアノ教室を含め、習い事も、
同じことだと思うのです。
今、目の前にいる人(生徒・保護者)と、
どれだけ真剣に、親身に、愛情を持って、
向き合うことができるか。
そして、限られた短い時間で、
どれだけの成果を与えられるか。
感じさせられるか。持ち帰らせるか。
もっとこの人(先生)といたいな、
と思わせる包容力があるかどうか。
子どもの可能性を信じ、
ピアノ教育への情熱に溢れている、
そんな先生には、自然と人が集まってくる。
■いつも「目の前」。
生徒募集のご相談を受けたときに、
私は必ずこうお伝えします。
「たった一人でも、今、目の前にいる生徒さんを、
限りなく大切に、着実に育ててはいかがでしょう」
何十人も、何百人も生徒がいる先生でも、
最初は「たった一人」からのスタートです。
その「たった一人」を限りなく大切に
育ててきた延長線が、今なわけです。
「たった一人」が積み重なって、
大きな輪が生まれている。
波紋は、水面に落ちた一滴の滴から生まれます。
少しずつ波紋が重なっていって、
水面にハーモニーを生み出す。
ピアノ教室も、やっぱりいつも「目の前」。
目の前の人を限りなく大切にするから、
目の前の人を着実に成長させられるから、
その人を取り囲む、見えない人たちにも、
気持ちが、成果が伝わっていく。
すると、募集しなくても集まる、
という現象が起こり始める。
常に、目の前。
今日、この一レッスン。
そこにかける情熱と愛情と、
残した結果と、与えた成果。
それは、波紋のように、
着実に広がっていくはずです。
(メルマガ「成功するピアノ教室」vol.550より)
・・・ ・・・ ・・・
お忙しいなか、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
いつも本当にありがとうございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★好評発売中!業界には類書のない小説仕立ての実用書
「夢をかなえたピアノ講師~ゼロからの180日」
★今年も監修しました!「レッスン手帳2019」今回は楽譜付きです
レッスン手帳2019【マンスリー&ウィークリー】
★全国5,423名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら
↑毎週土曜日の朝に配信中。配信解除もいつでもすぐにできます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━