いつもこのブログをお読みいただき、
本当にありがとうございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
毎週土曜日の朝にメールマガジンを配信しています。
昨日のメルマガに、思わぬ反響をいただき、
私自身驚きながらも、
せっかくですので、ブログにも残しておこう、
とこちらにご紹介してみます。
メルマガ「成功するピアノ教室」vol.578
なぜあの先生は「余裕」があるのか?豊かに生きるヒント
最近よく思うことがあります。
人にはそれぞれ「たたずまい」があること。
ひとことで言えば雰囲気、
もっと言うと、こころの表れとか、
その人が歩んできた道…
みたいなものです。
これまで、たくさんのピアノの先生と
ご縁をいただいてきました。
すてきな先生に共通するのが、
「余裕があり、意識的に生きている」
このことだと思います。
■モノにあふれる時代に…
現代は、ものに溢れています。
情報は洪水のように押し寄せます。
SNSのタイムラインが滝に見えます。
たくさんあると、選択肢が増える。
すると、今度は何を選べばいいのか
わからなくなります。
自分ではわからないので、
人の情報を頼りにします。
あの人が言っていたあの商品、
SNSで誰かが紹介していたあれ…
どんどん情報にまみれます。
結局、自分は何が欲しかったのか、
よくわからなくなってしまう。
あっという間に時間は過ぎ去り、
残ったものはなにもない…
そんなことになってしまいます。
■ゆとりとか余裕とか…
そんな時代だからこそ、
大切にしたいなと思うのが、
「余地」とか「余白」とか「余力」とか「余裕」
心に余裕がないと、自分も外側も
コントロールが効かなくなります。
何かあったときに対処できない。
たとえば、生徒が一気に増えてしまい、
一気にパフォーマンスが落ちる…
一人ひとりに目がいかなくなった…
そんなご経験もあるかもしれません。
「バッファ」とは、コンピュータで
一時的に情報を保存する領域のこと。
転じて、最近はビジネス用語で、
「ゆとりがある」「余力がある」
みたいな使い方をするみたいです。
タイムマネジメントでは、
とても大切な概念です。
■さきほどの「意識的に…」
先ほどの「たたずまい」や
「意識的に生きる」に話を戻します。
落ち着いたたたずまいの人、
意識的に生きている人は、
やはり「余裕」があるからこそ、
そんなふうに見えるのだと思います。
「余裕」とか「余力」があると、
人生をコントロールしやすくなります。
何かあったときに、対処できる。
そして、これが一番のポイントですが、
「いろんなことに気づきやすくなる」
余裕がないときは、あたふたして、
大切なものが見えなくなります。
目の前に、大切な「気づき」があっても、
それをキャッチするセンサーが鈍る。
たとえば、ピアノの生徒が発する、
無言のメッセージにも気づきにくい。
家族や子どもが発する、
無言のメッセージにも気づきにくい。
本人は一生懸命なのに、
周りとのズレが起こってくる。
大切なことが
見えにくくなるんですね。
■本当の豊かさとは…
でも「余裕」や「余力」があれば、
初動も早くなり、チャンスも掴みやすい。
スケジュール帳に余白があれば、
突然の幸運な仕事も入れられます。
人を相手にするお仕事で大切なのは、
「受け入れ力」だと思っています。
余裕のある人は、
「相手を受け入れるオーラ」
を醸し出しています。
ミツバチが蜜を吸いにくる花のように、
両手を広げて受け入れる。
そんな雰囲気がある人、いますよね。
本当に豊かな生き方というのは、
「形のないものに、いかに豊かさを感じられるか」。
スケジュール帳を真っ黒に埋めることではなく、
タイムラインをびっしり埋めることでもなく、
目の前にいる子の笑顔に、沈みゆく夕陽に、
風の香りに、素敵な音色に、相手の心に、
そんな形のないものに、
いかに喜びや豊かさ、心の充実感、
幸せな気持ちを感じられるか。
私たちが「音楽」をやっているのと同じように、
一つひとつの音に心を込めて置いていくように、
大切に日々を過ごしていきたいものですね。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
★すべては「その先」の生徒のために。いよいよ明日(9/30)最終日↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★全国5,591名のピアノの先生が購読する無料メルマガ
「成功するピアノ教室」ご登録はこちら
↑毎週土曜日の朝に配信中。配信解除もいつでもすぐにできます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ご入会後に届く教材は…?次回10月号は角野美智子先生との対談!