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株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

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メルマガ「成功するピアノ教室」vol.599(2020年2月29日配信分より)

昨日「ピアノ講師ラボ」の
会員様向けのメルマガをお送りしました。

内容は、リーダーシップについて。

個人のピアノ教室でいえば、
もちろん先生がトップ、責任者。リーダーです。

そして、世の中がたいへんなときこそ、
リーダーの力量が問われる。

教室の長として、どう対応していくか。

教室の責任者として、
子どもの命を預かる者として、

個と全体とをしっかりと見て決断する。

ちょうど発表会を控えていた先生も多いでしょう。

イベントを予定していた方も少なくないと思います。

心苦しい決断をしなければならない。

本当に辛すぎますよね。

イベントの開催の大変さは、
私も痛いほど分かります。

どこかに感情をぶつけたくなる、
その気持ちもすごくわかります。

ただ、辛いのは私たちだけではありません。

子どもたちは、もっと辛いはずです。

学校が急にお休みになる。

これからどうなるのか…

目に見えない不安でいっぱいでしょう。

そこで思うわけです。

こういうときに大切なのは、
「子どもたちのケア」ではないかと。

もちろん、感染拡大防止のために、
教室として最大限のことをした上です。

その上で、私たちが彼らに何ができるのかを考える。

子どもたちに近い、ピアノの先生こそ、
彼らにどんな言葉をかけてあげるか、

どんな気持ちのケアをしてあげられるか。

どんな笑顔を見せてあげられるか。

こういう大変な状況では、

いろんなところに、批判したくなります。
愚痴を言いたくもなります。

でも、もし私が生徒ならば、
批判や愚痴を聞かされるよりも、

ピアノの先生には、希望を与えてほしい。

子どもたちにとって、ピアノの先生は、

両親の他に信じられる唯一の大人かもしれない。

憧れの存在かもしれない。
世界一大好きな人かもしれない。

そんな先生に、心を強くするような言葉、
心が落ち着くような言葉、

そして、いつもの笑顔をくれたら。

いっしょに乗り切ろうねって言われたら、

それだけで、安心すると思うのです。
がんばれると思うと思うのです。

マスクが手に入らないからと、

教室の生徒さん全員に、
一枚一枚、マスクを手作りする先生がいます。

ぜったいに、子どもたちは感じているはずです。

保護者の方も、何かを感じているはずです。

こういう困難な状況だからこそ、
教室の長としての真価が問われます。

もちろん、ただポジティブなだけでなく、
見極めや意思決定が最重要です。

私たちは、子どもたちの命を守る責任があるからです。

でもだからこそ、思うわけです。

ピアノを教える人間として、
音楽の力を信じている者として、

やっぱり、生徒には光を見せたい。

偉人の言葉が思い浮かびます。

「リーダーとは『希望を配る人』のことだ」

たいへんな状況ですが、乗り切れることを信じて。

私たちができることを、していくだけ、と
本当に思います。

・・・ ・・・ ・・・

メルマガ「成功するピアノ教室」vol.599(2020年2月29日配信分より)

最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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