おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「指セット　プラス ハノン」

という教材です。

音楽を心に伝え、豊かに表現するために

必要となるのがテクニックの部分。

これをどのように身に付けるかは、
ピアノ演奏において重要ですね。

今回は、テクニック教材のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「指セットへの思い」から引用すると、

「目的をもってテクニックを身に付けるために、
必要最小限の『指セット』を独自に開発しました
（中略）指セットとハノンの組み合わせにより
コントロール自在の指を作り、難易度が高い曲を
弾かせても転んだり滑ったりする生徒はいなくなりました」

とあります。

著者は、角野隼斗さんや牛田智大さんをはじめ、
数々のピアニストを輩出されている、

業界では知らない人はいない、金子勝子先生。

金子先生のご著書はこのメルマガでも
ご紹介したことがありますね。

★参考「指の支えをつくるメトード＜基礎＞レパートリー16」

本書は、金子先生が20年かけて作り上げた、

自由自在に動く、5本の指の独立を目指した、
ピアノテクニック強化メソッドです。

前半は、8項目にわたる「指セット」の
強化メソッドを紹介、

後半は、ハノンからの
厳選ナンバーが掲載されています。

本書の内容を「目次」からご紹介してみましょう。

目次

指セットへの思い
本書の効果的な使い方

指セット Original～支えを作りコントロールできる指に～

1.指の独立とレガート
2.連打
3.2と4の指のために
4.和音の跳躍
5.オクターブ
6.重音
7.声部の独立
8.語るレガート

HANON～《厳選》ナンバー～

9.ハノン39番（スケール＆カデンツ）
10.ハノン40番（半音階）
11.ハノン41番（アルペッジョ）
12.ハノン52番（3度）
13.ハノン60番（重音のトレモロ）

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◆（２）聴き手の心に届く演奏を目指すためのテクニック教本

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ピアノの先生にとって、
テクニック教材というと、

バーナムやハノン、ツェルニーなどの
教材がお馴染みかもしれません。

また、ブラームスの51の練習曲など
活用されている方もいらっしゃるでしょう。

ピアノ演奏で大切なのは、

どんな音色も出せる柔軟性、そして、
速いパッセージや重厚な和音も生み出せる、

「よい指」を作ること。

そのために、世の中にはたくさんの
テクニック教材が生み出されています。

そこで本書。

数々のピアニストを育てられている金子先生が、
実際のレッスンで取り組んでいらっしゃる、

効果が実証済みのテクニック強化メソッド。

特に注目は、前半の「指セット」での、

1.指の独立とレガート
2.連打
3.2と4の指のために
4.和音の跳躍
5.オクターブ
6.重音
7.声部の独立
8.語るレガート

の課題でしょう。

それぞれの課題の難易度は高いものの、

正しいやり方で時間をかけて実践すれば、
効果があらわれることは間違いないでしょう。

本書には、QRコードが掲載されており、

今井理子さん、角野隼斗さんによる
お手本動画が見られるようになっています。

これを求めて購入される方も
いらっしゃるかもしれませんね。

「本書の効果的な使い方」に、

「本書は、ただ指が回るようになるための
テクニックの本ではありません。

音楽的イメージにおける演奏者の資質を引き出し、
聴き手の心に届く『生きた音楽を創り出すこと』

を目指す教本です」

とあります。

これはまさに、テクニックの指導や練習において、

私たちが忘れてはならない、
重要な部分を端的に伝える一文と感じました。

金子先生が20年かけて創り上げた、
オリジナル強化メソッド。

ご興味がおありでしたら、
一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 指セット　プラス ハノン 』　金子勝子・監修

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◆（３）編集後記

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さて、今回ご紹介の教本の著者である、

金子勝子先生が、いよいよ「ピアノ講師ラボ」にご登場です！

来月8月号にて、

「生徒の資質を最大限に伸ばすテクニック指導とレッスンの秘訣」

といったタイトルでお届けいたします。

金子先生は、角野隼斗さんや牛田智大さんなど

素晴らしいピアニストを数多く輩出している先生。

今回の対談では、金子先生が考える、
ピアノ指導者としてのあり方のお話から、

ご著書「指セット プラス ハノン」の具体的な使い方など、

まさにここでしか聞けない話題の数々をいただきました。

ようやく実現した今回の対談。

金子勝子先生の貴重なお話が聴けるチャンスは、
「7月31日（日）」までとなっておりますので、

ぜひお早目にお申込みくださいね。

【ピアノ講師ラボ】2022年8月号
「金子勝子先生が語る！生徒の資質を
最大限に伸ばすテクニック指導とレッスンの秘訣」

★上記の画像をタップすると金子先生の対談音声が試聴できます↑

それでは最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

いつも本当にありがとうございます。

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