教室の蔵書や生徒さんへのプレゼントにも。バッハの65年間をリアルにつづった子ども向けの伝記「CD付き音楽家ものがたりバッハ」新井鴎子・著（音楽之友社）

おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「CD付き音楽家ものがたりバッハ」

という書籍です。

バッハといえば、西洋音楽史における

とても重要な人物であり、

ピアノ学習者にとっても、

必ず通るべき作曲家の一人ですね。

今回は、子どものための、

バッハの伝記のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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本書の巻頭から引用すると、

「人生のすべてを音楽の仕事に捧げ、
神を讃美し、家族を愛し、生活を守り、
社会と闘いぬいたバッハ。

つらいとき、願うとき、愛するとき、
人は祈らずにはいられません。

バッハの音楽はあなたの祈りです」

とあります。

本書は、「音楽家ものがたり」という

音楽之友社の伝記シリーズの第4弾。

このブログでも、既刊をご紹介してきましたね。

★参考「CD付き音楽家ものがたり　モーツァルト」

★参考「CD付き音楽家ものがたり　ベートーヴェン」

★参考「CD付き音楽家ものがたりショパン」

著者は「題名のない音楽会」など、

数々の名番組や演奏会を手がけてきた、

音楽構成作家の新井鴎子先生。

対象は子どもということもあり、

漢字にはルビがつき、文字も大きく、

読みやすいのがいいですね。

裏表紙のほうから読む、

「バッハを知ろう！」のコーナーでは、

「バッハまわり」の人物の紹介や、

子どもが好きそうな「バッハ音楽チャート」など、

楽しいコーナーが用意されています。

また、付属のCDは一流の演奏を収録。

「最高の演奏で楽しむ！」

とあるように、子ども向けだからこそ、

手を抜かない姿勢を感じます。

主な内容を「もくじ」からご紹介してみましょう。

【もくじ】

CDで聴けるバッハの名曲

●子ども時代
バッハ家の仕事
バッハとキリスト教

●自立への道
兄をたずねて
兄からの旅立ち
はじめての就職

●仕事から仕事へ
転職、そして結婚
宮廷に仕える
名声のひろがり

●喜びと悲しみ
宮廷楽長バッハ
愛する妻の死

●バッハの進撃
トーマス教会のカントル
カントルの仕事
週一曲のカンタータ

●苦難つづきの毎日
マタイ受難曲
カフェでの音楽会
ライプツィヒの日々

●人生の終わりに
音楽の捧げもの
目の手術、そして死

●バッハを知ろう！

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◆（２）バッハの65年間をリアルにつづった子ども向けの伝記

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子ども向けの「伝記」は、

さまざまな出版社から出されています。

ピアノの先生のなかにも、

音楽家の伝記を、教室に揃える方も多いですね。

偉大な作曲家がどのような人生を歩んだか、

何を考え、どんな失敗や躓きがあり、

華々しい成功までにどんな努力をしたのか…

偉大な人物が、より身近に感じられ、