おはようございます。

株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。

今日ご紹介するのは、

「ピエルネ〈即興的ワルツ〉作品27 4手連弾のための」

という曲集です。

前号では、マスネの連弾曲をご紹介しました。

ピアノの先生の中には、連弾曲に

ご興味がある先生も多いでしょう。

今回は、ピエルネの連弾曲のご紹介です。

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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の解説から引用すると、

「ミュージカルのような雰囲気のこの曲は、
踊り出したくなるようなリズムとコケティッシュな
表情が魅力的です。気分の向くままに歌って踊る、
即興的に表現する楽しさを味わえる作品です」

とあります。

アンリ・コンスタン・ガブリエル・ピエルネは、

1863年にフランスで生まれた作曲家。

解説によると、1872年にパリ音楽院に入学し、

同級生に1歳年上のドビュッシーがいたそうです。

作曲活動はもちろん、指揮者として、

たくさんの作品を初演し、

現代音楽の守護者として大きく貢献。

作曲家としても、管弦楽曲やバレエ音楽など、

あらゆるジャンルを精力的に創作したそうです。

巻頭には、ピアニストで教育者の

堀江真理子先生による解説と、

演奏のポイントが掲載されています。

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◆(2)演奏会や発表会の講師演奏でも弾き映えしそうな隠れた名作品

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今回の作曲家ピエルネ(1863-1937)については、

以前のブログにて「愛しい子どもたちへのアルバム」を

ご紹介の際にお伝えいたしました。

★参考「ピエルネ 愛しい子どもたちへのアルバム」

ピエルネは、フランス国内で、

作曲家や指揮者として幅広く活躍した音楽家。

巻頭の堀江真理子先生による解説に、

「ピエルネの音楽はたとえピア二スティックな
作品でも技巧的に聞こえることは一切なく、
軽やかな流れに溶け込んで、耳に心地よく
響いてきます」

とあります。

今回ご紹介の「即興的ワルツ」も、

軽やかな中に洒落っ気もあり、

さまざまな表情を持ちながら、

美しさも醸し出しているところなど、

まさに、4手連弾の隠れた名作品、

と言ってもいいのではないでしょうか。

レベルとしては、中級程度となっていて、

堀江真理子先生による演奏しやすい配慮の

運指が付いていることも特長。

ピアノの発表会はもちろん、

講師演奏や演奏会などでも、

弾き映えのする作品だと感じました。

おそらく多くの先生が知らない、

ピエルネの4手のピアノ連弾曲。

ご興味がおありでしたら、

一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『 ピエルネ〈即興的ワルツ〉作品27 4手連弾のための 』 堀江真理子・解説

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◆(3)編集後記

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今日から12月ですね。

あっという間に2023年も最後の月となりました。

今年は特に月日の流れが早かったように感じます。

2023年もわずかとなってきましたが、

やり残したことがないように、

一日一日を大切に過ごしていきたいですね。

それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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