おはようございます。
株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
今回ご紹介する教材は、
という曲集です。
ピアノの先生であれば、いつも、
何かいい曲集があれば…
とアンテナを張っているかと思います。
今回は、アメリカの作曲家による、
初級のピアノ曲集のご紹介です。
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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の「はじめに」から引用すると、
「本書は、オルソンと親交が深かった
ギロックがWillis Music社に推薦し、
自ら楽譜の編集を行った曲集を日本語版
にしたものです」
とあります。
本書のサブタイトルは、
「レッスン・発表会のためのピアノ小品集」
作曲は、アメリカの作曲家
リン・フリーマン・オルソンによるもの。
リン・フリーマン・オルソンは、
ミネソタ州ミネアポリス出身の作曲家。
49歳という若さで亡くなったと
巻末のプロフィールにあります。
その短い人生の中で、1200曲以上もの
ピアノ・ソロ作品、子ども向けの歌、
合唱曲、演劇やラジオの曲など、
たくさんの作品を残したそうです。
本書におさめられている作品を、
「目次」からご紹介してみましょう。
【目次】
●かぼちゃ好きのピーター
●ハードルを跳びこえろ!
●ハロウィーン・ダンス
●チューバとトランペット
●キャラバン
●そびえたつ塔
●おひさまの歌
●ジョニー、髪を切りなさい!
●駆けまわるポニー
●どこからでも出ておいで!
●静かな影
●冬のチョコレート屋さん
●木登りモンキー
●カリヨン
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◆(2)導入期に大切なテクニックも学べる楽しいピアノ曲集
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今回ご紹介の曲集の作曲家、
リン・フリーマン・オルソン。
私の勉強不足で、初めてその名を知りました。
ウィリアム・ギロックと親交があり、
そのギロックが出版を推薦し、
自ら楽譜の編集も行なったのがこの曲集。
ギロックが高くその才能を評価したことは
容易に想像できますね。
本書は、初級のピアノソロ作品を14曲収載。
おもしろいタイトルとともに、
情景が目に浮かぶような音楽、
予想できない音運びなど、
子どもたちが喜びそうな作品が並びます。
ポイントは、導入期のピアノ学習に
大切なテクニックが散りばめられているところ。
楽しく弾きながら、演奏に必要なことも
しっかり学べるところがいいですね。
普段のレッスンの教材としてはもちろん、
発表会の選曲にもよさそうです。
ご興味がおありでしたら、
お手に取ってみてはいかがでしょうか。
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◆(3)編集後記
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先週もYouTubeチャンネルにて、
小さなピアノ作品をアップしました。
今回はあまりに有名な、
キャサリン・ロリンの「愛のテーマ」。
たくさんの方がYouTubeで弾いていますね。
シンプルな作品ですが、
弾き込むほどに深い曲だなと感じます。
「表情豊かに」という点を大切に、
ぎりぎり歌えるテンポを模索してみました。
(ちなみに、動画のイントロは、
ふるさと盛岡の岩手山と北上川です)
これからも、
音に心を込めることだけは大切に、
遠くの誰かの心に届きますように。
★気づけば8曲目のアップ
キャサリン・ロリン「愛のテーマ」
それでは今日も最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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