プロとは「期待以上のもの」をお返しする人「作曲家の鈴木豊乃先生が語る！演奏力と表現力をアップさせる作曲体験の秘密」【ピアノ講師ラボ】2024年9月号

2024年9月号の「ピアノ講師ラボ」は、

作曲家の鈴木豊乃先生がご登場！

★鈴木豊乃先生のオフィシャルサイト

鈴木先生というと、60冊以上のご著書があり、

「レッスン指導法～作曲体験のすすめ～」

という最新刊がヤマハから出ていますね。

ラボの対談では、ピアノ指導者やピアニストの

お話はもちろんご好評なのですが、

作曲家の方のお話は、音楽や指導の

「少し向こう側」からの視点があり、

会員様からもリクエストが多いんですね。

今回の対談では、まさに「作曲家目線」での

目からウロコのお話ばかりをいただきました。

さて今回のブログでは、その鈴木先生のお話から、

心に残ったことを皆さまにシェアしてみます。

■定番の質問とは…？

私は、たくさんの先生に出会ってきていますが、

どうしても聞いてみたくなる質問があります。

それは、

「先生にとってのプロフェッショナルとは？」

その先生が、何を大切に仕事をしているのか、

人生の指針ともいえる「生き方」に通じる質問。

この質問がとても気に入っていて、

「ピアノ講師ラボ」の対談でも必ず聞いています。

■鈴木豊乃先生のお話

このお話は、ラボの会員様だけが読める

「限定メルマガ」でもお伝えしたのですが、

反響がありましたので、シェアしてみます。

作曲家、アレンジャー、指導者、演奏家、講演…

幅広くご活躍の鈴木豊乃先生。

その鈴木先生にお聞きしてみました。

「プロとして大切にされていることは？」

鈴木先生のお答えは、こうでした。

「期待以上のものをお返しすること」

■期待値をこえる

ここからは、私がいつも感じていることです。

仕事を依頼する人は、必ずある程度の

「期待値」を持って依頼してきます。

このくらいの成果物、クオリティがあれば、

満足という指標みたいなものです。

ただ、仕事を「次」につなげる人は、

そのレベルは目指しません。

むしろ「その上」を狙う。

なぜなら、依頼者の喜び、感動は、

「期待値を超えたところにある」

と知っているからです。

たとえば、ピアノのレッスンであれば、

保護者の方は「このくらいかな」という

期待値を持って体験にくるでしょう。

でもピアノの先生が、その期待値を、

大きく超えてきたらどうでしょう。

「こんなに楽しそうなのは初めて！」

「体験一回で、ここまでできるようになるのね！」

保護者の方の感動は、

そういうところにあるはずです。

■超えた先にあるもの

もちろん、常に期待値を超えるのは、

難しいですしプレッシャーもあります。

超えすぎたら、逆効果なこともある。

でも、そこに果敢にチャレンジするからこそ、

いつも自分を高めていられる。

むしろ、そこにしか生徒の「感動」はない。

鈴木豊乃先生のお話をお聞きして、

指導者の在り方を、あらためて考えました。

■鈴木豊乃先生との対談内容

ちなみに、2024年9月号の鈴木豊乃先生の対談内容をご紹介すると…

「作曲家の鈴木豊乃先生が語る！演奏力と表現力をアップさせる作曲体験の秘密」

【CD1】
●幅広くご活躍の作曲家の鈴木豊乃先生のご紹介
●作曲のレッスンは意思疎通なしでは進められない
●初めて音楽に触れる幼児に何を教えるべきなのか？
●こう指導すれば初めての子どもでも作曲体験できる！
●作曲家目線での「ソルフェージュ」指導はこんな感じ！
●身近な音楽を使っての聴音や和音付けの工夫
●簡単なメロディーにオシャレな伴奏を付ける秘訣は？

【CD2】
●いまや生徒が小さい頃からコードネームを教えるべき時代
●ピアノ指導者こそポップスや即興に親しむべき理由
●連弾を楽しくする工夫とおススメの連弾曲集は？
●自宅教室で盛り上がる「グループレッスン」の方法
●生徒が必ず練習してくる宿題の与え方とは？
●本番で成功させるための「成功マインド」の作り方
●電子ピアノの時代だからこその活用法について
●これからのピアノ指導者が求められるものとは？
●鈴木先生のこれからのビジョンは？
●鈴木豊乃先生にとっての「プロフェッショナル」とは？

…こんな感じで、どのお話も、
今日からのレッスンで活かせるものばかり。

毎日のレッスンを充実させるお話を、
たくさんお伝えいただきました。