先日、配信したメルマガに、

思わぬ反響がありましたので、

ちょっとブログでもお伝えしてみます。

★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.836（2024年11月9日配信分）より

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ピアノのレッスンとは、

言ってみれば、単純なことの繰り返しです。

ピアノを弾くために大切なことは、

単純なことの積み重ねでしか得られないからです。

和紙を一枚一枚重ねていくように、

少しずつ、少しずつ。

私たちの仕事に、派手なことはありません。

いわば、地味で地道なことの繰り返しです。

毎日のレッスンはもちろんのこと、

レッスン室の環境を整え、ピアノを磨き、

指導の下準備、時間調整、生徒のフォロー…

そんな、誰の目にも見えない仕事が、

一回のレッスンの価値を上げていきます。

誰から認められることもなく、

当たり前のことを淡々とこなしていく。

■ときに迷うことも…

ときに、もっと違うことをしてみたい、

もっと華やかなこと、刺激的なことをしてみたい。

もっと多くの人から賞賛を浴びるような、

私をもっと認めてくれるようなことを…

毎日の、地味で地道で淡々とした仕事を

繰り返していくうちに、

私の道はこれでいいのだろうか…

と迷うときもあるかもしれません。

でも、迷いながらも、

淡々とした、薄い紙を重ねるような、

地味で地道な仕事をするなかに、

冒険のようなワクワクを感じているはずです。

なぜなら私たちは、地味な仕事の先にしか、

子どもの笑顔や幸せはないと知っているからです。

■子どもだったころ

あなたが小さな頃を思い出してみてください。

どうやったらもっとうまく弾けるか、

どうしたらもっと気持ちを伝えられるか。

毎日の淡々とした練習のなかに、

探検や冒険のようなスリルをもって、

自分を高めた時間が、確かにそこにありました。

誰も見ていない、地味で地道で、

孤独すぎる時間であっても、

そこに心の高ぶり、最高の彩りがありました。

「つまらない」という言葉も、

「諦め」も、そこには決してなかったはずです。

■その先にしか…

ピアノ指導も同じですよね。

子どもにもっと伝わる言葉があるのではないか、

自分の音をもっと美しく聴かせられるのではないか。

地味で地道な淡々とした、私たちの仕事の先に、

当たり前のことを蔑ろにするのではなく、

小さいことを大切に積み上げていくその先にしか、

子どもたちの人生を豊かに、

幸せにする道はないわけです。

そして、さらにその道の先にしか、

指導者としての私たちの幸せはないわけです。

だからこそ、

誰からも賞賛されなくても、

誰からも拍手喝采を浴びなくても、

今日、来てくれた生徒の笑顔に、

無上の幸せを感じられるのが、

私たち、ピアノ指導者なんですね。

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★藤 拓弘が毎週土曜日配信の無料メルマガ「成功するピアノ教室」vol.836（2024年11月9日配信分）より

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

今日も素敵なレッスンを。

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