「からだで変わるピアノ(春秋社)」で著名な、宇治田かおる先生との対談をお届けいたします。宇治田先生はピアニストであり、数多くの生徒を抱えるピアノ指導者でもあります。ご著書「からだで変わるピアノ」は、ピアノ愛好者だけ でなく、ピアノの先生まで幅広く読まれ、多くの共感を集めています。また、東日本大震災のチャリティーコンサート「祈り」など素晴らしいご活動も展開していらっしゃいます。
ご著書で一貫して伝えていらっしゃるのが、「ピアノをラクに弾く」こと。このラクに弾くためのポイントが「身体の使い方」です。身体の使い方を少し変えるだけで、見違えるようにラクに弾けるようになります。また、身体と密接に関わっているのが「心」の部分。ピアノ指導においては、精神的なケアをしてあげることも指導者にとって大切なことでしょう。今回の対談は、もともと大人の方へのピアノ指導法がテーマでしたが、お話は多岐に渡り、子どものレッスンのお話もいただくことができました。身体の使い方や 演奏法、伝わるコミュニケーション法など幅広くご活用いただける内容です。ご多忙な先生のため、なかなか講演で学べる機会も少ない宇治田先生。今回の対談を聴ける「ピアノ講師ラボ」会員様は本当に幸運ではないでしょうか。少しでもレッスンをよくしたい先生、ご自身の演奏力をさらに高めたい先生は必聴の対談です。
- 「からだで変わるピアノ」著者の宇治田かおる先生のご紹介
- 子どもの頃から留学時代までのレッスンについて
- 宇治田先生が大人のレッスンで大切にしていること
- 「ラクに弾く」ための考え方とテクニックについて
- 大人のレッスンは「心のケア」が最初のポイント !
- 「弾き心地」に意識を向ける効果とは?
- 「ピアノ用の動き」は日常の動作にヒントがある!
- リラックスして弾くポイントは「伸ばし動かす」こと
- 力の抜けた状態をチェックできる場所は「肘」だった!
- 「次の音」が弾きやすければ「すべて」弾きやすい
- 子どもは「握手」と「ハイタッチ」で力が抜ける
- 子どもに「注意しないで」出来るようにする秘策
- 「呼吸」は弾き方とセットで考えるとうまくいく!
- いい姿勢とは「肩甲骨」が自由に動く状態
- 伸ばし動かしていると姿勢は自然とよくなる!
- オクターブがラクに弾けるようになる魔法の指導
- 本番では緊張しても○○しないようにすればいい!
- 自発的な子どもを育てる方法、続けさせる方法
- 「されてイヤなことはピアノにしな い」とは?
- チャリティコンサート「祈り」に込めた思い
- 宇治田先生にとっての「プロフェッショナル」とは?
宇治田かおる先生プロフィール
ロンドンの英国王立音楽大学(RCM)卒業、同大学大学院ディプロマコース修了。その後フィンランド中央音学院特別クラスにて研鑽を積む。ピアノを尾高惇忠、Nikita Juzhanin各氏に師事。第10回P.Lantier国際コンクール優勝(パリ・室内楽)。サンクトペテルブルグ・アカデミック・シンフォニーオーケストラとの共演のほか、国内外のコンサートにソロや室内楽、伴奏で多数出演。現在、鎌倉にてピアノ教室を主宰。こどもから大人までレベルを問わず、一人ひとりに合わせた自然な身体の使い方によるピアノ奏法を指導している。著書「からだで変わるピアノ」(春秋社)。
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