毎年実施して5回目となった、
「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2014」
お伝えしておりますように、過去最高の「714名」の
回答数をいただき終了いたしました。
皆様の教室運営にお役立て頂きたく、弊社メルマガ「成功するピアノ教室」
にてアンケートの結果をシェアしております。
最近では「発表会の11の工夫」についてお伝えしています。
今回もその続きをお伝えいたしましょう。
今回は「【3】プログラムこだわり型」です。
■たかがプログラム、されどプログラム
発表会ではプログラムを作ってお客様に配布。
多くの先生はご自身で作っていらっしゃるでしょう。
このプログラム、演奏者名と曲目、作曲者名などを
書いて終わり、といったものが多いでしょう。
ただ、より情報を伝える媒体とした考えた場合、
もっと付加価値を与えることも可能なようです。
●発表会までの道のり
先生方のご意見で多いのが、発表会までの歩みを
プログラムに掲載すること。
お客様は、演奏者がどういう人でどんなプロセスを
経て舞台に立っているかは知りません。
そこで、例えば発表会までどんな苦労があったか、
レッスンではどんなドラマがあったのか…
そうした「舞台裏」を見せてあげることによって、
お客様の共感度も、聴く姿勢も変わってくるでしょう。
そこで、自宅での練習やレッスンの様子などを
詳しく掲載している先生もいらっしゃいます。
●演奏者プロフィール
こちらも多かったのは、プログラムとは別冊で、
生徒さんのプロフィールの冊子を作ること。
生徒さんの顔写真をはじめ、好きな事、得意な事、
将来の夢、発表会の曲のコメント、イラスト…
そうした「本日の主役」をより引き立てるために、
多くの情報を載せる先生も多いです。
ポイントはやはり「顔写真」でしょう。
バレエの発表会プログラムでは、生徒さんの顔写真を
載せているものが多いです。
どの生徒も「大切な出演者(主役)」であることを、
伝えたい思いを感じます。
また、お友だちがプログラムを見たときに、
知っている子の写真があるとなぜか嬉しいもの。
単純に人の顔が見えると「にぎやか感」も出るので、
プログラムでそうした演出もできるということでしょう。
●素材にこだわる
ブランドある企業では、どんな販促物でも
デザインや素材にこだわります。
それは「ブランドイメージ」に関わることであり、
一つも手を抜けない、と考えているからでしょう。
ピアノ教室でもこの考えは当てはまり、
プログラム一つにもこだわる先生は多いです。
・取って置きたくなるもの
・記念や思い出となるもの
・教室以外の人へのアピール
といった部分を大切にしていらっしゃいます。
そのため先生方のなかでは、素材からこだわり、
デザインも素敵でワクワクするものを作成。
プログラムを豪華にすると、
教室のイメージが高まり紹介が増える、
といったお話も聞いたことがありますね。
●お客様から演奏者へのメッセージ
これはなるほど、と思ったことをご紹介します。
ある先生はプログラムに、メッセージカードを
添えてお客様に渡すのだそうです。
「今後の励みとなりますようお願いします」
といったアナウンスと共に、お客様に「演奏者への」
メッセージを書いていただく。
演奏したお友だちへの言葉、
心に残った演奏者へのメッセージ……
おそらく発表会が終わった後に受付などで回収して、
該当する生徒さんに手渡しするのでしょう。
お客様からの温かい言葉、はげましの言葉の数々に、
喜びながら読んでいる生徒さんの姿が目に浮かびます。
自分の頑張りをたくさんの人に認めてもらうこと。
拍手だけではなく「見える形」にして、生徒さんに
感じてもらうことは、大切なことだと思いました。
■次号のメルマガは【4】社会勉強型について…
ちょっと長くなってきましたのでここまでに。
次号のメルマガでも続きを詳しくお伝えしますね。
こちらもどうぞお楽しみに!
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