発表会でカッコよくジャズを弾く生徒がいると、
それだけで盛り上がりますよね。
今回の教本メルマガは、レッスンや発表会でも使える、
ジャズの曲集のご紹介です。
★「1冊3分で分かる!ピアノ教本マガジン」vol.347(2015年3月18日配信)より
※配信スタンド「まぐまぐ!」のシステムメンテナンスのため、
本日の配信はお昼過ぎになります
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『 野うさぎのラグタイム 』バウムガートナー・作曲・安田裕子・訳・解説
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今日ご紹介するのは、
という曲集です。
副題は「小さなピアニストのためのレッスン・発表会曲集」。
エリック・バウムガートナーというアメリカの
作曲家によるジャズの作品が収められた作品集です。
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◆今日のチェックポイント◆
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巻頭の作曲者の言葉から引用すると、
「この曲集には私のお気に入りのジャズ作品がたくさん
収められています。私が楽しみながら作曲したように、
皆さんも楽しみながら演奏してくださいね」
とあります。
また、訳と解説をされた安田裕子先生の
「はじめに」から引用すると、
「ジャズ・マン、エリック・バウムガートナーならではのジャズ作品も
ギロックの作品と同じようにジャズスタイルを楽しませてくれます(中略)
ムードある曲、踊り出したくなるような楽しいリズム、歌いたくなる
メロディー、どれをとっても発表会やパーティーで多くの人に楽しんで
もらえる作品ばかりです」
とあります。
巻末の「プロフィール」から要約すると、作曲者の
バウムガートナーは、アトランタを拠点に作曲家、
アレンジャー、教師、演奏家として活動している方。
アメリカで、ジャズやニューミュージックの公開講座
を定期的に開催されている、とのことです。
この曲集に収められている作品は、
以下の通りです。
○ジャージー・ジャンプ
○ビッグ・アールのホンキートンク
○野うさぎのラグタイム
○サウスサイド・ストンプ
○アレッタのルンバ
○バイユー・ブルース
○ボッサ・リオ
○ビールストリート・ブギ
○ニューオリンズ・ノクターン
○アメリカン・シンコペーション(ラグタイム組曲)
1.ミズーリーでラインダンス
2.バイユーのそよ風
3.ミシシッピーのカササギ
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◆(2)様々なスタイルが楽しめる初中級者向けのジャズ作品集
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クラシックを専門に勉強してきた私としては、
やはりジャズは、カッコよくて憧れの存在。
華麗な即興でオシャレなジャズが弾けたら、と
いつも思ったりしています。
また、生徒のなかにはクラシックよりも
ジャズに反応する子もいます。
ジャズ独特のサウンドやビートが心地よい、
そんな大人の方もいらっしゃることでしょう。
今回の曲集は、そうした生徒さんのレッスンや
発表会での選曲に役立ちそうな一冊。
レベルは「初中級」と曲集の表紙にありますが、
個人的には中級以上かなという印象です。
私も実際に全曲を弾いてみましたが、
どれもビートが効いていて楽しい作品ばかり。
特にいいなと思った作品を挙げると、
●ビールストリート・ブギ
(速いスウィングと力強いベースライン)
●ニューオリンズ・ノクターン
(スローなテンポでブルースの雰囲気)
●バイユーのそよ風
(ゆったりとした3拍子のラグタイムの曲)
●ミシシッピーのカササギ
(組曲の最後を華々しく飾るラグタイム)
たとえば、発表会でジャズのコーナーを作って、
生徒さんに弾かせるのも面白そうです。
しっとりとした曲やビートの効いた曲など、
さまざまなジャズスタイルが楽しめる一冊。
発表会の選曲の際に一冊あると便利でしょうね。
ご興味のある先生は、一度手に取って
みてはいかがでしょうか。
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『 野うさぎのラグタイム 』バウムガートナー・作曲・安田裕子・訳・解説
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◆(3)編集後記
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先日「お知らせ号」にてご紹介しましたが、現在、
を好評実施中です。
初日から予想を超える数の先生にお申込みいただき、
とても嬉しく思っております。
今回、新規ご入会の先生に「初回4月号」として届く
音声CD教材に、今野万実先生がご登場されます。
ギロックを使用したレッスンで著名な今野先生、
全国でのセミナーは毎回好評を博しています。
4月号の対談でも、ギロックを使用した導入期の
レッスンを実例も含めて詳しく語って頂きました。
音作りや指作りにこだわったレッスン法は、
すぐに役立つものばかりで、これは必聴です。
さて今回ご紹介の「野うさぎのラグタイム」。
実は、4月号でご登場の今野先生が、
おススメする曲集の一冊です。
先生の男の子の生徒さんも、この曲集が
大好きで弾いていらっしゃるそうですね。
背表紙もかわいいデザインでいい感じです。
そんな今野先生がご登場される「ピアノ講師ラボ」。
特典が満載のキャンペーンを実施していますので、
もしよろしければ、チェックしてみてください↓
それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も素敵なレッスンを。
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