株式会社リーラムジカ代表取締役の藤 拓弘です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
さて、毎年実施して5回目となった、
「ピアノ教室運営と生徒募集に関するアンケート2014」
お伝えしておりますように、過去最高の「714名」の
回答数をいただき終了いたしました。
皆様の教室運営にお役立て頂きたく、弊社メルマガ「成功するピアノ教室」
にてアンケートの結果をシェアしております。
最近では「発表会の11の工夫」についてお伝えしました。
今回は「講師演奏」についてです。
■発表会での「講師演奏」の状況は?
アンケートでは、
問10「あなたは発表会で『講師演奏』をしていますか?」
という問いを用意してみました。
発表会が近づくと先生仲間の話題で必ず出るのが、
「講師演奏するの?何を弾くの?」
「準備のほかに練習って大変よね…」
といった会話ではないでしょうか。
発表会での講師演奏に関しては、それぞれの先生で
考え方もスタンスも違うでしょう。
私の考えは後ほどにするとして、
まずは結果を発表いたしましょう。
「あなたは発表会で『講師演奏』をしていますか?」
●ピアノソロを弾いている…270名(37.8%)
●他楽器とアンサンブルをしている…100名(14.0%)
●連弾を弾いている…212名(29.7%)
●講師演奏はしていない…132名(18.5%)
■8割を超える先生が「講師演奏」をしている
ソロやアンサンブル、連弾も含めると、
「81.5%」の先生が発表会で
講師演奏をしている、と回答されています。
単純に8割を超える先生が、ご自身も発表会で、
何らかの形で演奏をしているということです。
逆に、およそ2割の先生はご自身の演奏の場面は
作っていらっしゃらないということ。
講師演奏の有無については、
それぞれのお考えもあるでしょうし、
また、どちらがいいとか悪い、
ということもないでしょう。
それでも、講師演奏の有無について
何かと話題に出ることは事実。
ここで考えたいのは、物事を決めるときに
「何を大切にすべきか」という点です。
■大切なのは物事をトータルで見る目と「軸」
たまたま今回のテーマが「講師演奏」ですが、
物事を決めるときに大切なことは、
「すべての視点で考えトータルで判断し、
ベストな答えと自分の軸を重ね合わせる」
ということではないかと思っています。
たとえば、発表会の講師演奏でいえば、
発表会のコンセプトや目的、会の内容、お客様、
生徒や保護者の気持ち、指導者としてのあり方…
すべての視点でまず物事を客観的に見て、
トータルで答えを導きだすこと。
例えば、子どもが数名しか出ない小さな発表会で、
先生がベートーヴェンの「熱情」を全楽章弾いたら…
おそらく生徒は飽きるでしょう。
保護者は困惑するかもしれません。
ただ、もちろんシチュエーションによっては、
熱情全楽章もありの場合もあるでしょう。
大事なのは、あらゆる角度で物事を考え、
全体として「ベスト」な答えを導くこと。
指導者としての「軸」はぶれずに持ちながら、
自分以外の人の「気持ち」も見失わない。
そうしたバランス感覚も重要でしょう。
ちなみに、私の考えはこちらのブログにアップしています。
★「発表会での「講師演奏」それは、
ピアノ指導者としての○○を見せること」
■講師演奏で圧倒的に人気なのは…?
アンケートでは「講師演奏でおススメの曲は?」
という設問も用意してみました。
それはそれは膨大な数の曲目が挙げられ(笑)
集計も楽しい作業ではあります。
ピアノの先生が講師演奏でおススメする
一番人気の作曲家は……
やはり「ショパン」でした。
生徒や保護者、お客様が良く知る曲を、
と考えたときにショパンは外せないのでしょう。
これは圧倒的な数でしたね。
では具体的に、皆さんはどんな曲を弾いて、
なぜその曲をおススメするのか…?
この点は来週詳しくお伝えしますね。
ソロは定番曲からあんな曲、連弾曲はやはり
あのアーティストの作品が…
次号もどうぞお楽しみに!
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